2008年04月30日付 四月物语
翻译:天声人语翻译讨论小组 整理:young忧雪
▼桜前線の下で、ピカピカの初舞台があれば、渋い再出発もあった。それぞれのスタートラインに響く4月の言葉から。
在樱前线下,既有闪亮的崭露头角,也有苦涩的再次出发。就从各种起跑线交相辉映的四月说起吧。
▼埼玉県長瀞(ながとろ)町立長瀞中の教壇に、中途失明の国語教師、新井淑則さん(46)が立った。念願の普通学級復帰に「見えないからこそできることもある。優しさや思いやりを伝えること。障害者と健常者がともに生きてこそ社会なんだと」。
中途失明的国语教师新井淑则(46岁),站在了埼玉县长瀞町立长瀞中学的讲坛上。重回到心仪的普通班级时说道:“也有正因为看不见才能够做的事情。比如传达温情及关怀等。残疾人和健全人共同生存方能谓之社会。”
▼「できないことはたくさんあるけれど、できることを見ていきたい。もっと輝いてくれると思うから」と、宮崎県延岡市の堀之内タミさん(34)。新入学のダウン症の長女、天音(あまね)さん(6)が図画コンクールで入選した。
宮崎县延冈市的堀之内タミ(34岁)说道:“虽然有很多做不了的事,但希望尽可能的做些力所能及的事活下去,因为那样她的人生会更灿烂。”他患先天性障碍症的新入学的长女天音(6岁),在图画竞赛中入选了。
▼JR宝塚線事故で妻を亡くした山田冨士雄さん(58)が、学生時代の落語仲間と出前寄席。病気などで家族を失った人たちを笑わせた。「今度は僕が癒やす番。心の中で生きている妻は、自分が好きなことをして光ることで光る」。
因JR宝塚线事故而失去妻子的山田冨士雄(58岁),和学生时代单口相声的朋友一起四处说书。(他们)让因病失去家人的人们重展笑颜。“下次就轮到我了。在我心中仍活着的妻子,做她喜欢的事情继续发挥余热。”
▼昨秋、咽頭がんで声を失った大阪芸術大教授の牧泉さん(59)。手術前の肉声をパソコンで再現する仕組みを使い講義に臨んだ。感想もキーをたたいて「授業中はイケてると思い、グッときました」と懐かしい声で。
去年秋天,因咽喉癌而失声的大阪艺术大学教授牧泉(59岁),通过计算机使用再现装置,重新用手术前的声音开始讲课。他敲击着键盘用令人怀念的声音说道:“我认为上课时的我很棒,为此深受感动”。
▼カンボジアで選挙監視員をしていた息子を凶弾に奪われた中田武仁さん(70)。15年間の国連ボランティア名誉大使を辞して「多くの息子を持てたのが大きな誇り。生きている限り活動を続けます」。
中田武仁(70)辞去了持续15年的联合志愿者名义大使的职务。他在柬埔寨担任选举监视员的儿子被流弹夺走了生命。 “拥有那么多儿子是我的骄傲,只要我还活着就一定会继续下去”。
▼「算数を勉強して千まで数えられるようになりたい」と、札幌市の三角山小に入学した檀上怜乃(れの)君(6)。この向上心、千まで数えたことのない身には、まぶしく、うらやましい。
“学了算术后我希望我能数到1000”。 札幌市三角山小刚入学的檀上怜乃(6)如是说。这种积极向上的精神,在这个未曾数到过一千的孩子身上,耀眼而令人羡慕。
解说:
JR宝塚線事故:2005年4月25日月曜日。午前9時18分。その事故は起こった。 死者107名、重軽傷者を多数出したJR宝塚線(福知山線)の列車脱線事故は、日本の鉄道史上空前の惨事となったばかりでなく、JR発足以来最悪の事故という汚点をつけることになってしまった。国内はおろか、海外でも大々的に報道され、日本の鉄道における『安全神話』が脆くも崩れ去ってしまった。 更多翻译讨论尽在天声人语翻译讨论小组
翻译好帮手:【小学馆】新解国语辞典
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