沪江

天声人语(071025)童叟无欺、诚信经营

xjnuflc 2007-10-29 10:15

双击或划选,即可查看单词的详细解释,并收录生词进生词本

秋田の「きりたんぽ鍋」には素朴な味わいがある。漫画家の東海林さだおさんはある日、鍋の材料をあれこれ購入した。だが必須とされる秋田特産の比内地鶏は、店になかった。やむなく「比外鶏」を使ったと、近刊の著書でユーモラスに書いている。

秋田有一种口味清淡的特色菜叫“炖锅”。漫画家东海林先生有一天打算做炖锅,便杂七杂八买了很多东西。可店里偏偏没有必备的材料秋田特产——比内地鸡。没办法用“比外鸡”下锅,在近期发表的文章里还提到了这件趣事。

今なら比内地鶏と銘打っていても、信じられない。秋田の業者が、卵を産まなくなった廃鶏に「比内」の衣装を着せて長年出荷していた。きりたんぽ鍋のセットにも偽の鶏肉を使っていたと聞けば、湯気の向こうの笑顔も曇る。

现在为止还打着比内地鸡的旗号,实在让人无法想象。秋田的养殖户一直把已经不生蛋的老鸡包装成“比内鸡”来销售。如果知道炖锅配菜中的鸡也是假的,那么开锅时的好心情也会被蒙上阴影吧。

老舗や特産の金看板が、相次いで墜ちている。食べ物不信が募るさなか、北海道の食肉業ミートホープの社長らが警察に逮捕された。こちらは、豚や鶏を混ぜたミンチ肉を「牛肉」と偽って出荷していた。

老字号、特产的金字招牌,相继都给砸了。食品安全问题越来越突出。日前,北海道的肉食加工商“希望肉食”的社长遭警方逮捕。这次是因为他们将猪、鸡等混合的碎肉冒充“牛肉”销售。

背信行為を小紙が特報したのは、内部告発によってである。これが呼び水になったかのように、井戸の底から醜聞がわき出した。「白い恋人」に「赤福」、「比内地鶏」。内部から漏れ届いた良心の声が嘘の仮面をはがしていった。

对这种背信弃义的行为进行了特别报道,报料则来自内部举报。这好比泵抽水,丑闻从井底浮出了水面。“白色恋人”到后来的“红福”、“比内地鸡”。内部传来的良心的呼唤,撕下了伪装的假面。

食べ物職人の意気を懐かしむ短文が、往年の名記者、長谷川如是閑(にょぜかん)にある。ある老人の売る煮豆は絶品だった。ところが家が焼けても失った。新しい設備で煮たが、味に納得がいかない。煮ては捨て、煮ては捨てて、決して売り物にはせず、ついには廃業してしまった。遠く明治の話である。

以前的一位出名记者长谷川如是闲先生写过一篇关于怀念做饭大师傅气节的短文。讲的是往昔明治时代的故事。有位老人卖的煮豆堪称绝品。可是一次家里失火,灶、锅什么的都没了。用新锅灶煮出来的豆子根本不是以前的味了。于是煮了扔、扔了再煮,决不卖次品。最后只能关张大吉了。这是很久以前明治时期的事情。

儲けにかまけてモラルを見失った現代の老舗など、顔が赤らむことだろう。あまたの醜聞に「食への信頼」を吹き飛ばされて、迎えた食欲の秋を何としよう。

利字当头、缺失道德的现代老字号,应该为之汗颜吧。众多的丑闻把“食品安全”吹的摇摇欲坠,秋意正浓正是贴秋膘的时候我们该何去何从呢。

    

展开剩余