沪江

2018笹川杯作文大赛优秀奖作品赏析:「わたしと日本」

上官雪妍 2019-01-07 06:20

优秀奖

「わたしと日本」

上官雪妍(长安大学)

私と日本の絆は、ある歌との出会いから始まった。

「今日も誰かが巡り会う

遥か 遥か 西の街

恋をするなら 御堂筋から

始まるのさ

雅なる 物語」

高校2年生の時、偶然にこの「大阪ロマネスク」という歌を聴き、私はその美しい旋律と歌詞に引かれた。ネットで調べてみると、この歌は、「関ジャニ∞」という日本のアイドルグループが歌っているということを知った。あの時から彼らの他の歌を聴き、いろいろなバラエティー番組を見、関ジャニ∞のことがもっと好きになり、日本という国にも憧れを抱き始めた。

関ジャニ∞のメンバーたちは、いつもわちゃわちゃしており、まるで家族みたいに仲がいい。悲しい時も、疲れた時も、彼らが私に勇気と希望をくれ、いろいろな困難を乗り越える力を与えてくれた。彼らの言語が分かるために、大学で日本語を専門として勉強することにした。この2年間、勉強するにつれ、私は日本語だけではなく、日本文化や歴史にも興味を持つようになった。そしてメンバーたちは全員関西出身であるため、私も関西弁に興味を持ち始めた。標準語とは異なる体系を持っており、発音もアクセントも非常に面白いと思う。関西弁についての本もたくさん買い、結構楽しんで読んだ。普段も彼らの冠番組をたくさん見、ラジオ放送を聴き、日本語をもっと上達できるように頑張っている。しかし、日本語をマスターすることは簡単ではない。単語や文法がどうしても覚えられない時、落ち込んでしまったこともある。だがどんなに辛くても、彼らの明るい笑顔を見ると疲れも吹き飛び、元気も取り戻せる。だからこそ、日本語を学び続けることができる。

この4年間、彼らに会いたい気持ちがいっぱいで抑えきれなく、今年のドームツアーの日程が発表された時、私は悩んだ末、関ジャニ∞のコンサートに行くことを決めた。

航空券とコンサートのチケットの料金を貯めるために、一生懸命アルバイトをした。そして今年の夏休み、やっと念願の大阪に行き、自分の目で日本を見た。彼らが生まれて育ったその土地に立ち、彼らが歩いた道を歩き、本当に感動した。御堂筋、心斎橋、梅田駅、难波、戎橋など、「大阪ロマネスク」という歌の歌詞に出る場所を全部観光した。そこでいろいろな地元の人も出会い、関西人の親切で豪快でさっぱりした性格を実感し、この町、この国がもっと好きになった。そして、人生初のコンサートに行った。私がずっと遠い存在だと思っていた人たちが自分の目の前で輝いており、それは本当に夢のようだった。現場で、おなじみの「大阪ロマネスク」を聴き、涙が止まらなかった。最初は、彼らと私は山を隔てて、海を隔てて、一時間の時差を隔てていると思ったが、京セラドームで隣に座っていた日本のファンと手を繋ぎ、55,000人と一緒に「最高で、最強の関ジャニ∞!」と叫んだ時、私たちには、実は何も隔てていないと初めて感じた。言葉と文化の壁があっても、愛さえあれば、全然問題ない。今はもう「アイドルと一般人の私が住む世界が違う」とは思わない。違う国に生まれ、違う環境の中で生きてきたといっても、みんなが同じ空の下で繋がっている。そして彼らが言ったことをすべて分かったことに気付いたとき、本当にうれしかった。なぜかというと、この長い間、一生懸命日本語を勉強して、努力した甲斐があったからだ。

私にとって、日本語はもっと広い世界への扉を開けられる鍵だと思っている。期待、感動、幸せ、これはすべて日本語が与えてくれた大切な絆だと思っている。この出逢いと絆に心から感謝している。関ジャニ∞のおかげで、日本と会え、本当によかった。

自分が選択した道だから、一度も後悔したことはない。これからも一生懸命日本語を勉強したいと思っている。そして来年は、日本に交換留学する機会があるので、この1年間の勉強を通じ、日本と日本人についての理解をより深め、自分の国際視野を広げ、知識を増やし、精神力を鍛え、日本語のレベルをアップを図りたいと考えている。将来も、日本語を習得するとともに、文化、社会、歴史などの様々な面について積極的に学び、その成果を生かして、異文化間の対話と相互理解を深める架け橋になりたいと考えている。

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