93いや、さすがですね
人物:客 主人(ともに40~50代、男性)
場面:友人宅を訪問して
客:いやあ、いいお部屋ですね。え。やっぱり畳の部屋はほっとしますね。
主人:そうですか。
客:床の間も実に立派だ。今時こういう純日本風の座敷は少ないですよね。
主人:ええ、ほんとに。私もこの部屋にいると落ち着くんです。
客:そうでしょうねえ。おっ?この掛け軸もすばらしい。みごとな楷書だ。
主人:書道に興味がおありですか?
客:ええ。書くのは下手なんですが、見るのは大好きで。これは王儀芝ですね。
主人:はい。いや、さすがですね。
客:んー、この筆遣いといい、実に気品がありますねえ。
主人:実は、これは私の祖父が書いたもので、かれこれ20年になります。
客:ほう。書道をやってらっしゃったんですか?
主人:はい。祖父は書道家で、山水画も時々描いてたんです。
客:へえ、それはすごい。
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