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中日对照:《欢迎来我家》小说(二十七)

草莓巧克力卷译 2015-08-19 06:00

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倉田の勤め先は電子部品の製造販売をしている中堅企業だった。そこでの倉田の役職は、総務部長である。

仓田在一家制造贩卖电子产品的中型企业工作。管理职务是总务部长。

部長といっても、年商百億円の会社では名前ほどの重みはなく、大手企業ならせいぜい課長、あるいは係長ぐらいのものに違いない。この会社に来たのは去年、倉田が五十一歳のときで、それまで倉田は銀行に勤めていた。要するに、銀行員の多くがそうであるように、定年退職前に取引先のひとつに出向させられたというわけだ。

说是部长,但在年营业额百亿日元的公司里,这个头衔根本没有一点分量,在大型企业的话,充其量也就是课长或者是系长级别。去年51的岁仓田来到了这家公司,在那之前他一直在银行上班。一般来说,大多数的银行员在规定年龄退休前都会像这样,被借调到一个往来客户的公司去。

出向という言葉には暗い響きがあるが、倉田自身はそれほど悲観するわけではなかった。出世競争に敗れたーというより、そもそも出世競争に参加していたという自覚すらない身としては、むしろ当然の成り行きとして受け入れたのである。

虽然说所谓的借调中另有阴暗的引申义,但仓田自身并没有太悲观。与其说是在升职竞争中失败了,倒不如说是以一个一开始连参与到了升职竞争中的自觉都没有的立场,非常理所当然的就接受了这样一个演变。

倉田の父は温厚で大人しい男だった。倉田もまたその父の血を引いて、がむしゃらに働くというより、どちらかというとのんびり自分のペースで仕事をするタイプで、銀行員時代の成績は常に中くらい。覇気がないとか、がむしゃらさがないとか、ときとして何を考えているかわからない、というのが倉田に対する人事部評だった。それは倉田の性格に起因するもので、なんとかしろといわれてもどうすることもできなかったというのが、本音である。

仓田的父亲是一个非常温厚老实的男人。仓田也继承了那样的父亲的血统,与其说是玩命工作,但不如说是悠哉地按照自己的节奏工作,银行员时期的成绩经常为中等,人事部对仓田的评价是:缺乏霸气,做事没有拼劲,偶尔不知道他在想什么。那都是源于仓田的性格。就算被别人说你倒是做点什么啊,他也无能为力,这就是他的真心话。

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