安倍晋三元首相が銃撃されて死亡した事件をきっかけに、自民党の現職閣僚や国会議員と「世界平和統一家庭連合」（旧統一会）との浅からぬ関係が次々と明るみに出てきた。
以日本前首相安倍晋三遭枪击致死事件为契机，自民党现任阁僚和国会议员与“世界和平统一家庭联合”（旧统一会）的深入关系陆续浮出水面。
自民党は「党として組織的な関係がないことは確認している」（茂木敏充幹事長）と、世論の批判が同党に向かうことを警戒。立憲民主党など野党は「実態解明が必要だ」として追及する方針だ。
自民党表示“已确认没有作为党组织性的关系”（干事长茂木敏充），警戒舆论的批判转向同党。立宪民主党等在野党则表示：“有必要查明真相。”需要深入调查。
旧統一会は1968年、反共産/主義を掲げる政治団体「国際勝共連合」を創設。当時から安倍氏の祖父、岸信介元首相ら自民党右派との結び付きが強かったとされる。憲法改正や同性婚反対など保守色の強い主張を掲げており、党幹部は「今もつながりのある人は安倍派に多い」と指摘する。
旧统一会于1968年由主张反共产/主义的政治团体“国际胜共联合”创立。从那时开始，同安倍的祖父、岸信介前首相等自民党右派的联系就很密切。提出了修改/宪法和反对同性婚姻等保守色彩强烈的主张，党干部指出“现在有联系的人也属安倍派居多”。
岸田内閣の閣僚では、安倍氏の実弟の岸信夫防衛相（安倍派）が過去の自身の選挙で旧統一会のメンバーに手伝ってもらったことがあると公表。同じく安倍派の末松信介文部科学相は、教会の関連団体にパーティー券を購入してもらったと明らかにした。
岸田内阁的阁僚，安倍的亲弟防卫大臣岸信夫（安倍派）曾公开表示旧统一会的成员以前协助过自己的选举。同样是安倍派的文部科学大臣末松信介表示，曾购买过教会相关团体的派对券。
自民党とのつながりは安倍派に限らない。二之湯智国家公安委員長（茂木派）は2018年に関連団体のイベントで「実行委員長」を務めたと明かし、磯崎仁彦官房副長官（岸田派）も21年に関連団体のイベントに参加していた。
与自民党的联系不仅限于安倍派。国家公安委员长二之汤智（茂木派）表示2018年在相关团体的活动中担任了“执行委员长”，官房副长官矶崎仁彦（岸田派）也于21年参加了相关团体的活动。
関連団体から選挙で支援を受けた自民党中堅（麻生派）は「真面目に電話かけをやってくれた。選挙の勝利に教会の力は少なからずあった」と振り返る。
受到相关团体选举支援的自民党中坚（麻生派）回顾道“很认真地给我打了电话。选举成功少不了教会的力量”。
野党も全く関係ないとは言えない。立民では中川正春元文科相や篠原孝幹事長代行らが過去に関連団体の会合に祝電を送っていた。日本維新の会は、藤田文武幹事長ら国会議員13人が教会側と接点があったと公表。国民民主党の玉木雄一郎代表も、教会と関係が深いとされる「世界日報」の元社長から16年に計3万円の寄付を受けたことを明かしている。
在野党也不能说完全没有关系。立民党中，前文科大臣中川正春和干事长代理筱原孝等人过去曾向相关团体的聚会发送贺电。日本维新会公布，干事长藤田文武等13名国会议员与教会方面有接触。国民民主党玉木雄一郎代表也表示，16年间从与教会关系密切的《世界日报》前社长那共收到了3万日元的捐赠。
その一方で、80年代以降、旧統一会による「霊感商法」や、信者からの多額の献金集めが社会問題化していった。
另一方面，80年代以后，旧统一会的“灵感商法”（不道德经商方法的一种。使人坚信买此商品可以开运辟邪，以便高价卖出商品获取不合理利益的经商方法。）从信徒中获取巨额捐款成为了社会问题。
立民の泉健太代表は7月29日の記者会見で「宗教というよりも霊感商法で数多く問題を起こしている団体で、多くの国民が『おかしいのでは』との声を上げている」と指摘。共/産党も「宗教活動の自由という問題ではない」（田村智子政策委員長）との立場だ。
立民的泉健太代表在7月29日的记者招待会上指出：“与其说是宗教，不如说是通过灵感商法引起众多问题的团体，很多国民都认为‘很奇怪’”。共/产党也表示“这不是宗教活动自由的问题”（政策委员长田村智子）。
両党は、文化庁が15年に旧統一会からの名称変更を認めた際、当時の下村博文文科相（安倍派）らの関与がなかったか、臨時国会で追及する構えだ。立民関係者は「今後、統一会と政治の関係は大きな問題になる」と語った。
两党准备通过临时国会追究15年文化厅承认旧统一会更名时，当时的文部科学大臣下村博文（安倍派）等人是否参与。立民相关人士表示：“今后，统一会和政治的关系将成为一个大问题”。
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