１９９３年７月１６日の朝、ジュネーブのレマン湖のほとりにある北朝鮮政府代表部に米政府交渉チームが入った。敵対関係にある北朝鮮の外交施設で米国が対話に臨むのは初めてのことだった
1993 年 7 月 16 日早晨，美国政府谈判小组进入了位于日内瓦莱曼湖畔的北朝鲜政府代表处。美国还是第一次在与之处于敌对关系的北朝鲜的外交机构跟北朝鲜进行对话。
その時、北朝鮮は意表をつく提案をした。軽水炉を提供してくれれば、核兵器開発がしやすい寧辺の既存の核施設を放棄する用意があるというものだった。米国は、常軌を逸した提案と初めは笑い飛ばしたが、結局、軽水炉提供に応じ、北朝鮮は寧辺の核施設を凍結した
那时，北朝鲜提出了一个出人意料的建议。如果美国向其提供轻水炉，朝鲜将准备放弃用于开发核武器的宁边现有的核设施。刚开始，美国对于这个一反常态的建议一笑置之，最后，美国提供了轻水炉，北朝鲜相应地冻结了宁边的核设施。
総額四十数億ドルもの軽水炉建設事業には日本も参加した。しかし、北朝鮮が核開発を再開したことにより、平和をもたらすはずの事業は未完に終わった
日本也参加了这项总额达四十多亿的轻水炉建设工程。但是，因为北朝鲜再次开始了核开发，原本应该带来和平的工程无疾而终。
インターネットの地図検索サービスで北朝鮮の東海岸をたどれば、工事が途中で中断した軽水炉の建設現場に行き当たる。人工衛星から撮った写真には、大型クレーンや港湾施設、宿舎敷地内にある朝鮮半島の形をした小池までもが鮮明に写っている
如果用因特网的地图搜索服务寻找北朝鲜的东海岸，可以找到中途停止施工的轻水炉建设现场。人工卫星拍摄的相片里，大型起重机和港口设施、甚至位于宿舍区的状如朝鲜半岛的小池塘也被清晰地拍了出来。
ブッシュ米政権の政策軟化を背景に６か国協議が動き出し、北朝鮮は核施設を再び凍結した。改めて軽水炉も要求している。米朝協議が十数年ぶりにジュネーブの北朝鮮代表部で行われたのは、米朝再接近を象徴している
在美国布什政权的对朝软化政策下， 6 方会谈开始活动，北朝鲜再次冻结核设施，并再次要求建设轻水炉。美朝双方在间隔十几年后再次在北朝鲜代表处签订协议，象征了美朝的再度接近。
それが、５日からモンゴルで始まる日朝協議で北朝鮮の出方にどう影響してくるかが気になる。
5 号开始在蒙古进行的日朝谈判中，这个协议将如何影响北朝鲜的态度，不由得让人担心。