沪江

天声人语(1月6日)--青叶女校

胡继勤 2007-01-06 10:43

仙台市の青葉女子学園は、全国に9カ所ある女子少年院の一つだ。毎年春になると、創作オペレッタの準備にかかる。手作りの音楽劇である。

位于仙台市的青叶女子学校,是全国9所少年女校之一。每年一到春天,该校都组织全校性的小歌剧创作活动。学生们将亲手编写的自己的音乐剧本。

教官が漢字1字のテーマを与える。昨年は「今」だった。それをもとに約20人の少女たちが手分けして脚本や歌をつくる。目標を持てない少女と、不満や不安、不幸を抱える四季の妖精たちが出会い、それぞれが生きる力を取り戻す物語に仕上がった。6月の学園祭で保護者らを招いて上演された。


辅导老师给出一个汉字作为题目。例如去年是过去的“今”。以“今”字为题,在此基础上,约20个学生分工分工创作对白和唱段。一个“满怀着不满与不安情绪的四季的妖精们邂逅前途迷茫的少女之后,在大家共同的努力下,各自都恢复了自身的活力”的故事瞬间就完成了。在6月的学园祭上会将监护人们请到学校来,欣赏学生们表演的节目。

そうした20年にわたる営みが、今年度の人事院総裁賞に選ばれた。公務員の地道な活動に贈られる賞だが、今回の主役はむしろ少女たちだ。ピアノの伴奏もする教官の北村信子さんは「私たちの仕事は彼女たちの力を引き出し、支えることです」と語る。


因为该学校锲而不舍地将这个有创意的活动坚持进行了20年,所以被授予了06年度的人事院总裁奖。一项原本地地道道属于公务员们应得的奖赏,这回却轮到少女们唱主角了。负责钢琴伴奏的北村信子老师说:“教师的工作是引发学生们的潜力并给予她们支持。”

覚せい剤や傷害、盗みなど非行の内容は様々だが、だれもが心に深い傷を負っている。それが歌やせりふから伝わってくる。「なんでこんなにつらいの。なんで私だけこんな思いをしなきゃいけないの」「素直でいたい。だけどうまくいかない」「私なんて、いない方がいいんだ。必要のない存在で終わってしまうんだから」


兴奋剂还有伤害、盗窃等诸多的社会丑恶问题,内容形式可谓五花八门,但都给人们的心灵带来了伤害。歌词和对白中传出了这样的思想。“为什么如此痛苦?为什么这么想的人总是我?”、“我渴望正直,但是正直的人在这个世上却寸步难行!”、“像我这样的人,死了反而更好。因为我将毫无存在价值地过完这一生”。

それでも最後は、「信じる心、胸に、今未来へ旅立とう」と歌う。出演者も合唱隊もみんな涙ぐんだという。

尽管全剧的基调如此伤感,可是结尾时还是唱出了“让我们把信念留在心里,现在,让我们向着未来出发……”。小演员们和合唱队的孩子们含着眼泪唱完了最后一首歌。

少女の一人はこんな話をしてくれた。「夢があるからがんばれる。私には大切にしたい人がいる。そうしたせりふで、自分の気持ちを客席の親に初めて伝えることができた」。そして、「みんなでつくり、励まし支え合ったのも、初めての体験でした」。

参加演出的一个女学生曾对笔者说过这样的话,“我能够如此努力全因为心中有梦想,世间还有值得我牵挂和珍视的人。通过台上的表演,我有生以来第一次向台下的亲人传达了自己真正的心情。”接着,她还说:“大家一起动手,互相鼓励、支持,这也是从未体验过的事情。”

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