沪江

广播剧听写课堂:彩云国物语(二)

kammy004 2011-10-03 06:00

沪江日语阅读提示:双击或划选日语单词,查看详细解释,并可收录进生词本以供记忆学习。

如果你是日语学习爱好者、日本动漫爱好者,想要提高听力水平的话,请来“日语广播剧听写大课堂”吧。每周提供一篇三分钟左右的日语广播剧,大家一起练习广播剧听写哦!

本期广播剧:彩雲国物語 秋の夜長に(二)

いいか、少しは自分の性癖に自覚を持って発言しろ。
余の性癖?
って両道だと公言してるだろうか。
ああ、それか。
主上、前々からお聞きしたかったんですが、その辺のきっかけは何だったんです?
きっかけか。
そう。
ここだけの話、実は静芸兄上が初めての相手だった。
やあ、ちょっと待ってください。だって、幾つです、その時。
萩瑛、突っ込みところは、そこじゃないぞ。
あの頃の兄上は、幼い余の記憶にも残るぐらいきれいな顔立ちをしていたのだが。
まあ、それは確かに。
何だ、楸瑛、お前、会ったことがあるのか。
昔ね、子供のごろ兄に連れられて、藍州から参内したことがある。あのごろの静芸皇嗣はちょっとすごい感じの美少年だったよ
そうなのだ、余の自慢の兄上なのだ。
それで。
うん、いつだったか、ちびっちゃ余は兄上に勉強を教えてもらっている最中に、うとうとしてしまったことがあってなぁ。目が覚めたら、すぐ傍で静芸兄上もほおづえを付いてお眠りになっていたのだ。本当にきれいな寝顔でなぁ。白い額とか、とおった鼻筋とか、伏せた睫が頬に影を落としたりしていて、子供心にどきどきした。
それはすごい、あらゆる意味で貴重な光景ですね。
ははは、余の自慢なのだ。
それで。
兄上のほおづえ付いているのとは反対側の腕が机の上に投げ出されていたんで、余はじっくり観察することにした。ところが、その手は無骨で、節くれだっていて、手のひらなんか肉刺だらけで。
剣を学ばれていたんですから、まあ、当然でしょう。
うん、でも、その手がいつも余を守ってくれていたんだと思うと、なんだか一番大好きなところに思えてきてな、それでつい。
つい?
つい、なんだ。
そっと両手でその手を持って指先にチュッとしてしまったわけだ。

试试实力?点击右上角“本文相关应用”中的‘贡献翻译稿’为本段文字提供翻译吧!

喜欢这个节目吗?欢迎

展开剩余