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天妇罗的前世今生:最初竟然不是源自日本……?

Paz译 2021-09-04 06:15

日本の代表的な料理として外国人観光客にも人気がある天ぷらですが、日本発祥の食べ物ではないということをご存知ですか?世界中で「天ぷら=日本食」として広まっていますが、もともとは外国から伝わってきた食べ物なんだそうですよ。今回は、天ぷらについていろいろ調べてみました。

天妇罗作为有名的日本料理备受外国游客喜爱,但大家了解天妇罗并非源于日本吗?世界上广泛认为“天妇罗=日本料理”,但它本来是源于国外的。此次我们详细调查了天妇罗的相关内容。

天ぷらの由来や歴史とは?

天妇罗的起源和历史?

天ぷらとは、魚介や野菜などの食材を、衣をつけてから油で揚げる料理です。関東風の天ぷらは、卵と小麦粉を水で溶いた衣をつけ、ゴマ油で揚げ、関西風の天ぷらは、卵を使わずに小麦粉だけをつけ、サラダ油で揚げます。

天妇罗是一种在海鲜、蔬菜等食材外裹上面衣再油炸的料理。关东天妇罗是将鸡蛋和面粉溶于水搅拌做成面衣,用芝麻油煎炸;而关西天妇罗不用鸡蛋仅用面粉裹上面衣,再用色拉油煎炸。

関東風は、主に魚を天ぷらにしていたため、魚の臭みをとるためにゴマ油を使い、ダシのきいたツユにつけて食べるようになり、関西風は、主に野菜を天ぷらにしていたため、野菜の味を生かすためサラダ油で揚げ、塩をつけて食べるようになったといわれています。

关东天妇罗主要使用鱼,为了去除鱼腥味采用芝麻油,配着高汤食用。关西天妇罗主要使用蔬菜,为了突出蔬菜的清香使用色拉油煎炸,撒上盐吃。

天ぷらは、室町時代(1336年~1573年)に、鉄砲の伝来(1543年)とともにポルトガルから伝わったといわれています。

据说天妇罗是在室町时期(1336年~1573年)与枪械(1543年)一同从葡萄牙传入。

このころの日本では、油は大変貴重なもので、調理の際に大量の油を使用する天ぷらは高級品でめったに食べることはできませんでした。江戸時代(1603年~1868年)になると油の生産量が増え、天ぷらは江戸の庶民の間でも広がっていきます。この頃は、屋台で揚げたての天ぷらを串に刺して立ち食いをするスタイルで提供されていたそうです。

当时日本油非常宝贵,用大量油烹调的天妇罗是一种奢侈品,吃的人很少。江户时期(1603年~1868年),油产量增加,天妇罗在江户市民间传播开来。这时流行将路边摊炸好的天妇罗穿成串站着吃。

江戸時代の終わりから明治(1868年~1912年)にかけて、屋台ではなく料亭や専門店などの店舗を構えるようになり、関東大震災(大正12年・1923年)で職を失った職人が日本各地へ移り住み、江戸前の天ぷらを広めたといわれています。

从江户时期末期到明治时期(1868年~1912年),餐厅和专卖店等店铺取代了路边摊,关东大地震(大正12年·1923年)失业的匠人移居日本各地,江户式天妇罗传播开来。

また、江戸から全国へ広まるのと同じころ、関西の職人が東京へ移り住んで関西風の天ぷらを広めたそうです。

江户式天妇罗从江户传到全日本,与此同时关西匠人移居东京,也将关西天妇罗推广开来。

その後、天ぷらは料亭や専門店だけではなく、総菜屋などでも提供されるようになり、子どものおやつや軽食として気軽に食べることができるようになりました。

从那时起,天妇罗不仅出现在餐厅和专卖店,熟食店等也会提供,作为孩子们的小吃和便餐能够轻松吃到。

てんぷらが文献に登場したのは江戸時代の寛文9年(1669年)に「料理食道記」の中に「てんふら」という名称で書き記されたのが最初ですが、「食材を油で揚げる」という調理方法は精進料理などですでに日本で確立されており、その揚げ物と天ぷらが混同されることが多いようです。

江户时期宽文9年(1669年)在《料理食道记》中首次出现了名为“天妇罗”的文献记载,但当时在日本“用油煎炸食材”的烹饪方式被认为是素食,所以经常将油炸食品误认为是天妇罗。

そのため、現在でも西日本ではさつまあげやじゃこ天のような、魚のすり身を油で揚げたものも「天ぷら」と呼んでいます。

因此,如今日本西部仍然将炸鱼肉饼、小鱼天妇罗等用鱼肉泥做成的油炸食品称为“天妇罗”。

天ぷらの語源とは?

天妇罗的词源是什么?

天ぷらの語源は、いくつかの説があります。ポルトガル語の「テンポラ(四季の斎日という意味)」という説、ポルトガル語の「テンペロ(料理、調味料という意味)」という説、あぶらを当て字で「天(あ)麩(ぶ)羅(ら)」と言っていたのを別の読み方にして「天麩羅(てんぷら)」とした説などがあります。

关于天妇罗的词源有几种不同说法。一种是来源于葡萄牙语中的“tenpora(意为四旬斋)”,一种来源于葡萄牙语中的“tenpero(意为料理、调味品)”,也有一种说法来源于油(abura)的音译字“天(a)麸(bu)罗(ra)”,改成其他读法“天妇罗”。

”四季の斎日”とはキリスト教の行事で、季節のはじめの数日間に祈りを捧げ、節食する習慣のことで、この期間は肉を食べることが禁じられているので、魚などに小麦粉の衣をつけた料理を食べていたそうです。

“四旬斋”是基督教的节日,在季节初始数日间祈祷、节食,此期间禁食肉类,食用裹上面衣的鱼类等料理。

かき揚げとの違いとは?

与什锦天妇罗的区别?

かき揚げは、天ぷらの一種ですので、「天ぷら」と呼ぶこともあります。かき揚げと天ぷらの違いは調理の過程です。

什锦天妇罗是天妇罗的一种,因此有时也被称为“天妇罗”。什锦天妇罗和天妇罗的区别在于烹饪过程。

天ぷらは、魚介類や野菜などを食べやすい大きさ、揚げやすい大きさに切りますが、かき揚げほど小さく切ることはなく、食材をひとつずつ衣につけて油で揚げます。

天妇罗将海鲜、蔬菜等切成易吃易炸的块状,大小也不像什锦天妇罗那么小,而是将食材一一裹上面衣油炸。

かき揚げは、魚介類や野菜などを小さく切り、混ぜ合わせて衣でまとめたものを油で揚げたものです。

什锦天妇罗是将海鲜、蔬菜等切成小块,混合放入面衣再油炸。

食材は一種類のみを切ってまとめる場合もありますし、複数の食材を切ってまとめる場合もあります。

有时使用单一食材切小块混合,有时也使用多种食材。

「かき揚げ」という名前は「かき混ぜて揚げる」ことからきているそうです。

“什锦天妇罗”的名字就来源于“混合油炸”。

鉄砲の伝来とともにポルトガルから伝わってきた天ぷらは、現在、日本を代表する料理になっています。

随枪械从葡萄牙传入的天妇罗如今成为了有名的日本料理。

食べ方もさまざまで、食材に合わせて塩やツユ、醤油などいろいろな楽しみ方がありますし、ご飯の上に乗せる天丼や、蕎麦に添える天蕎麦など、どれも美味しいですね!

吃法多种多样,根据不同食材可以蘸盐、酱油等,天妇罗盖饭、天妇罗荞麦面等都很好吃!

また、ビスケットや梅干し、紅ショウガ、リンゴ、アイスクリーム、干し柿、バナナ、ミニトマトなど、変わり種の天ぷらもありますので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

还有饼干、咸梅干、红姜、苹果、冰淇淋、柿饼、香蕉、圣女果等多种天妇罗,感兴趣的不妨试试。

本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。

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