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【JX童话赏】加油,加油

stranger译 2011-08-27 06:00

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ぼくは、。春には、あたたかい春風。夏には、強い台風。秋には、すずしい風。冬には、冷たい北風。きょうは、北風になって、ヒュルルンと言いながら、大好きな野原に、走っていったんだ。
ぼくは、野原をかけまわった。ちょうど、野原のまん中あたり。青ちゃんを見つけた。青ちゃんって、まだ、出たばっかりのお花のなんだけど……おっきくなったら、青い花がさくんだ。だから、早く大きくなれるように、いつも、おうえんしてあげるんだ。
我是一阵风。在春天,是暖暖的春风。在夏天,是激烈的台风。在秋天,是凉爽的秋风。在冬天,是寒冷的北风。今天。我变成北风,呼呼地吹着,在我最爱的草原上呼啸。
我奔驰在草原上。正好来到草原的最中间。我看见了小蓝。小蓝现在只是刚发芽的花的种子。等她长大之后,会结出蓝色的花朵。所以,我希望她能快点长大,一直在给她加油鼓劲。

「こんにちは、青ちゃん。」
「こんにちは、風さん。」
「青ちゃん、きょうは、なにを見ているの?」
「川!」と、お話をする。

“你好,小蓝。”
“你好,风。”
“小蓝,你今天在看什么”
小蓝回我说:“在看河”

青ちゃんって、いっつもなにかをながめてて、そのお話、してくれるんだ。おもしろいでしょ。ハッハッハッ。
青ちゃんは、まだ、小さいから、ここを通るときは、そっと行く。そうじゃないと、とばされちゃうもんね。春には、本葉が出た。ぼくは、ひっしになって、「がんばれ、がんばれ。」と、言う。

小蓝仿佛一直在眺望着什么东西似的跟我说这话。很有趣吧。哈哈哈。小蓝现在还很小,经过这里的时候,必须小心翼翼的。不然的话就要被吹翻掉。春天的时候,小蓝长出了叶子。我鼓足劲了喊“加油,加油。”

つゆには、雨水を、いっぱいあびて、夏には、暑さに負けず、上へのびて、秋にも、冬にも……「がんばれ!がんばれ!さむさや、暑さに負けるな!がんばれー。」
いつもおうえんして、いつも見守って。大きくなって、青色の、きれいな、きれいな花がさくのかと思うと、うれしくってたまらない。だから、ぼくは、どんなときでも、青ちゃんのことを思っている。

梅雨季节的时候,承接着雨水,夏天的时候,不败给酷暑,向上生长,不论秋天和冬天。
我一直在为小蓝加油,一直守护着她。只要一想到她长大后结成蓝色的美丽的花朵,我就十分高兴。所以我不论何时,一直牵挂着小蓝。

「がんばれ。もうちょっと。」だれかにふまれそうになると、「ビューン。ビュルルン。」と、ふいて、そのこを、おいはらう。たおれたりすると、かわいそうだけど、青ちゃんをふまないで、とらないで。つぎの春。つぼみが出た。「ヤッター。」ぼくは、かん声をあげて、走りまわった。つぎの日。つぼみが少しふくらんで、先のほうに青い花びらが、ちょこんと見えた。
「もうちょっと。」うれしくってたまらない。楽しくってたまらない。

“加油。就差一点了。”当小蓝会被人踩到的时候,我就发出砰砰的响声,赶走他。当小蓝快要摔倒的时候,虽然很可怜,但是我不会帮助她。次年春天。小蓝长出花蕾了。“太棒了。”我欢喜地叫着,四处奔走。过了一天。花蕾又稍微膨胀了些,在前端已经隐隐约约看到花苞露了出来。再长一点就能开花了。我非常开心,非常期待着。

「花がさいたら、みんなでパーティーをしよう。それで、みんなで、おめでとうって言ってあげるんだ。」と、ぼくは、はりきってみんなに知らせた。この様子だと、あと、二、三日で花がさく。
ぼくは、もう、まちどおしくて、たったの二、三日が、とおく感じられた。そして、とうとう花がさいた。「きれい。」「おめでとう。」「すてき。」と、みんなが、青ちゃんに言った。ぼくもとっさに、「すてきな花だね。」と、言った。そしたら、「ありがとう。」と、返事がかえってきた。

我一上心头,向大家提议说“等小蓝开花之后,我们一起开场排对吧。然后在那里我们一起向小蓝道喜吧。”看这样子,再过2,3天应该就可以开花了吧。我已经迫不及待了。短短的2,3天时间,我仿佛感觉还要好久。但是,终于花开了。“好漂亮啊。““恭喜你。““好精致的花啊。“大家纷纷向小蓝道喜。小蓝笑着向大家回道:“谢谢。”

みんなが、楽しく毎日を過ごした。しかし、ある日、家を建てるための、おはらいがされた。「家が建つんだ。」そう思うと、むねがドキドキする。「たいへん! 青ちゃんが。」ぼくは、まっ青になった。どうすれば……。

大家愉快地过着每一天。但是,有一天,人类为了建房子不得不驱逐这里的一切物体。这里要起房子了,我一想到这里就紧张不已。我担心地脸色发青。这样小蓝可要危险了!怎么办才好呢?

工事が始まる前日。とってもこわそうな工事の会社の人がきた。「おっと。」と、工事のおじさんの声がきこえて、ふと見ると、その足元に、青ちゃんがいた。「こんなきれいな花があるなんて、もう少しでふんでたよ。」ぼくは、「こわそうでも、心はやさしいな。」と、思った。そして、おじさんは、青ちゃんを根っこから引きぬき、ちょうど、のあたりにうめてくれた。「ここなら安全だろう。」ぼくは、ほっとした。いま、青ちゃんは、家の人と仲よくしている。

在工程开始的前一天,有一个长得很可怕的工程公司的人来到这里。我一听到那位大叔的声音,随眼看了一下发现小蓝就在他的脚边。突然听到说道:“原来旁边有这么美丽的花啊,差一点就踩到你咯。”我听了这句话,心想长得虽然很可怕,可内心还是蛮善良的嘛。然后大叔就把小蓝从地里拔起来,把她种在房子庭院里。我心想这里可就安全了吧。现在,小蓝和这房子的主人幸福地生活着呢。

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