東京の上野動物園のメスのジャイアントパンダ「シンシン」が、5日午後、赤ちゃんを出産しました。上野動物園のパンダの赤ちゃんの誕生は24年ぶりで上野動物園では自然交配による赤ちゃんは初めてです。
上野動物園の「シンシン」は、6月に入ってから妊娠の兆候が見られるようになり、動物園は早ければ今月にも出産の可能性があると見て出産に備えてきました。
「シンシン」は、4日から5日にかけて陣痛があり、飼育員らが立ち会うなか、5日午後0時27分、赤ちゃんを出産しました。性別はまだ分からないということです。
上野動物園によりますと「シンシン」は胸の付近で赤ちゃんを抱いていて「シンシン」、赤ちゃんともに元気だということです。
当分の間、24時間態勢で赤ちゃんの発育を見守ることにしています。上野動物園のパンダの赤ちゃんの誕生は、昭和63年の「ユウユウ」の誕生以来、24年ぶりで自然交配による2世の誕生は初めてです。
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