《伊索寓言》原书名为《埃索波斯故事集成》,是古希腊民间流传的讽喻故事,经后人加工,成为现在流传的《伊索寓言》。《伊索寓言》是一部世界上最早的寓言故事集。
标题无需听写
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おしえられたキツネは、休んでいるシカのところへいって、すました顔であいさつしました。
シカはかんかんにおこって、毛を逆立てていいました。
「けがわらしいキツネめ。もうだまされないぞ。そばに来たら命はないと思え。おまえがどんな悪者か、知らないやつをだましにいくがいい。王さまにしてやるといって、おだててやれ」
するとキツネは、
「おやおや。これはこまったな、そんなふうにわたしたちをうたぐるなんて。ライオンくんがあんたの耳をつかまえたのは、王さまになったときの心がまえをおしえようとしたんだよ。それなのにあんたは、病気のライオンくんがちょっとひっかいたのもがまんできないなんて。あんたのふがいなさにおこったライオンは、こんどはオオカミを王さまにするといっているよ。こまるなあ、らんぼうもののオオカミが王さまになっては。だからさ、わたしといっしょにきてくれよ。ライオンくんが、あんたに害を加えるはずがない。わたしが保証するから」
こんなふうに、キツネはシカをいいくるめて、もういちどライオンのところへ連れて行きました。
シカがほらあなにはいると、ライオンは、こんどはごちそうを逃さないぞ、とばかり、骨からはらわたまでガツガツと食べてしまいました。
キツネは、そばでながめていました。
その足もとに、シカの心臓がこぼれ落ちました。
キツネはそれをさっと拾って、さんざんはたらかされた埋め合わせにと、ぺろりと食べてしまいました。
ライオンは、はらわたをはしから食べましたが、心臓だけがみつかりません。
「心臓は、どうしたのだろう?」
と、しきりにさがしています。
それを見てキツネは、ライオンの手のとどかないところまで逃げてから、いいました。
「このシカには、もともと心臓がなかったから、さがしてもむだだよ。だって、ふつうの心臓を持っている動物なら、ライオンのすみかへ2度も、のこのこやってくるはずがないだろう」
この話は、えらくなりたいという気持ちがあんまりつよいと、ものごとを見きわめる事ができなくなり、危険がさしせまっているのにも気がつかないと、いうことをおしえています。