四字熟語:
悪人正機(あくにんしょうき)
意味:
人間は如来の本願にすがってこそ救われる。自分を悪人と思う人は、まさに本願他力の正しい機会を得ているという意味。
解説:
「悪人」とは自己の罪を自覚する者のこと。また、「正機」は悟りを得る資質を備えていること。親鸞の浄土真宗の中心となる教え。
出典:
『歎異抄』
用例:
悪人正機。如来の大悲はハガキをも書けぬ凡夫をこそ救いたもう。などと屁理屈をこねても駄目。(五木寛之「みみずくの夜メール、京都はお肉どすえ」)
四字熟語:
握髪吐哺(あくはつとほ)
意味:
人材を得ようとして努めること。また、すぐ人に会うこと。どんな時にも客人を待たせない努力。
解説:
【故事】中国の周公旦は、来客が会ったとき、入浴中であれば洗いかけの髪を握り、食事中であれば口の中の食べ物を吐き出し、すぐに客を出迎えた。「髪を握り哺を吐く」と訓読みする。「吐哺握髪(とほあくはつ)」ともいう。略して「吐哺」ともいう。
出典:
『韓詩外伝』『史記(魯周公世家)』
用例:
握髪吐哺して将来を担う人材を確保することが会社を発展させる。
類義語:
人材登用(じんざいとうよう)/草廬三顧(そうろさんこ)/吐哺捉髪(とほそくはつ)
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