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庆应大学韩国学长:日韩会社观念大不同

榨菜精译 | ソ ミンウク 2016-11-07 06:30

皆さん、こんにちは!私は現在、慶應義塾大学 経済学部4年生のソと申します。

大家好!我是现在就读于庆应义塾大学经济学部的大4学生宋同学。

国籍は韓国、日本は今年で4年目となります。今回は、韓国の就活について、日本の就活と比較しながら、紹介していきたいと思います!

国籍是韩国,今年是我在日本的第4年。这次,就韩国就职活动这一点,来和日本的就职活动进行比较,然后给大家介绍一下。

企業の採用活動の時期

企业的招聘时期

日本:日本経済団体連合会(以下、経団連)によって決められた時期に採用活動を行うのが一般的です。もちろん、経団連に所属していない企業の採用時期はまちまちですが、多くの大企業は経団連の指針に従っています。その点では、統一感があって分かりやすいと思います。

日本:一般根据日本经济团体联合会(下文中,简称经团联)决定的时间来进行招聘。当然,不属于经团联的企业有各自的招聘时期,但是大多数企业还是遵从经团联的方针。就这一点来看,有统一感易于理解。

韓国:企業によって違いますが、大企業の場合、毎年2回行うのが普通のようです。上半期は3,4月、下半期は9,10月に採用活動が行われます。

韩国:各个企业各有不同,大企业一般每年进行2次招聘。上半年是3、4月份,下半年一般是9、10月份。

新卒マーケットの有無・就活生の就活期間

应届生市场的有无丶就职生的就职活动期间

韓国では新卒が既卒より有利になることはそれほどありません。その人の今現在の能力とポテンシャルを見て採用していると考えられます。そのため、就活の時期と期間も人によって違います。

在韩国,应届生比起往届生并不占太大优势。而是根据那个人现在的能力和地位来判断是否采用。因此,找工作的时期根据个人也各有不同。

在学中に内定を獲得する人もいれば、卒業後に内定を獲得する人もいます。また、長い期間、計画的にスキルアップを図ってコツコツ取り組んでいく人もいれば、比較的に短い期間、集中して取り組む人もいると思われます。

有些人在毕业前就拿到了内定,有些人则在毕业后拿到内定。此外,(对于工作岗位)有些人制定了长时间的专业技能提升计划,并且孜孜不倦学习;也有一些人在短期内想要有所突破。

スキルアップのための取り組みは?

为了提升技能要做什么准备?

韓国では、大学卒業後も、自分のスキルを向上させ、就職活動をする人が多いです。

在韩国,大学毕业后,努力提升自我技能,然后找工作的人也很多。

例えば、企業ごとの適性検査を乗り切るために問題集を解いたり、志望する業務と関連する資格取得(電算会計1級、貿易管理士、経営指導士など、実務と関連する資格)、語学としては英語(TOEIC, TOEIC Speaking, OPICなど)だけでなく、中国語やその他の言語能力を身に着けたりします。

比如,为了适应企业的要求而做一些练习题,取得与想从事的工作相关的资格证书(会计电算化1级,贸易管理师、经营指导师等等,和实际业务相关的资格证书),外语不限于英语(TOEIC, TOEIC Speaking, OPIC 等),也去掌握中文或其他语言能力。

資格を重視する風土

重视资格证书的社会环境

日本企業の場合、それほど、新卒に資格を求めていないと感じることに対し、韓国企業は資格を重要視していると感じます。

日本企业似乎并不对应届生做过多资格证要求,但韩国企业很重视这一点。

日本企業の場合、学生が今持っている資格よりも、その学生が持っているポテンシャルに注目し、育てていくという意識が強いと考えられます。一方、韓国企業の場合、ポテンシャルというよりは、学生の今現在の能力・スキルといった側面に目を向ける傾向があると感じます。

在日本企业,比起学生现在有的资格证,更重视学生的潜能,并对其进行培养。另一方面,韩国企业有这种倾向:比起潜能更重视学生现有的能力和技术。

企業によっては、資格の所持者を優待すると公表するところも多数あります。

各个企业根据自身情况,公开表明将优待持有资格证书者的也不在少数。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

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ポジション別採用について

根据岗位分别采用

日本:総合職として採用し、入社が決まってから所属部署が決まります。

日本:采用的时候用综合职位的名义,进入公司之后再决定所属部门岗位。

韓国:部門別の採用を行うのが一般的です。したがって、就活生は自分の適性に合っている部門に志願する必要があります。

韩国:一般分部门进行招聘。因此,就职生有必要选择跟自己特性相适应的部分。

図1:韓国の募集要項例

图1:韩国的主要招聘条件

図2:日本の募集要項例

图2:日本的主要招聘条件

働く場所は決まっているか?(日本だと総合職で転勤ありですよね)

(一经招聘合格)工作岗位是固定的吗?(日本一般从综合岗位转职)

もちろん、韓国の場合も、会社の都合上、転勤はあると思いますが、募集要項には転勤について詳しく書かれていない場合が多いです。一方、日本の場合は、採用のコース別全国型か地域型かという分け方をしていることが多く、比較的に転勤の有無が強調されているように感じます。このような違いがあるとはいえ、転勤があることはどちらの場合も同じです。

当然,韩国也会根据公司条件,允许转职,但是大多数情况,在主要招聘条件上不会详述这些内容。另一方面,日本在招聘时,大多按照招聘程序不同分为全国型和地方型,相对来说会强调是否能转职。虽说这些表现不同,但是不管哪一方都会有转职机会的。

採用方法(ポテンシャル採用orポジション別採用)

采用方式(按潜力采用 OR 按岗位分别采用)

採用方法は大体、新入社員の採用と中途採用2通りあると考えられます。新入社員の採用では今まで働いた経験のない学生を対象に行うものです。一方、中途採用は職歴がある人材や、専門知識を持っている博士学位の人材を対象とします。

采用方法,大致可以分为新社员采用和中途采用2种模式。新社员采用的对象是无工作经验的学生。另一方面,中途采用则以有经验的人才、有专业学识的博士等为对象。

留学経験

留学经验

グローバル時代である分、留学経験があり、流暢な英語が話せれば、就職活動において有利になことは間違いないでしょう。しかし、その語学力をどれだけ重要視するかは両国で大きく違っています。私の経験からお伝えすると、日本の会社説明会で「例年内定者のTOEICの点数は平均してどれぐらいですか?」と質問したところ、平均600-700という答えが返ってきました。英語は入社してから身に付けても遅くないという認識があるように感じました。

受全球化时代影响,如果有留学经验、英语口语流利的话对就职活动绝对是有利的。但是,在对语言能力的重视程度上两国差异很大。根据我个人经验来开,如果在日本的公司宣讲会上,询问对方“往年内定者的平均 TOEIC 分数是多少呢?”,一般会回答600 ~ 700左右。给人一种进了公司再培养英语能力也不迟的感觉。

一方、韓国の場合は、600-700点で大企業に志願したら、ほぼ確実に落ちると断言できるような気がします。

另一方面,在韩国,凭借600 ~ 700的分数去大企业应聘的话,基本上可以断言说会落选了。

韓国では英語力を重視する風土があるように思います。私は、中学の頃から、「英語ができないとこれから食っていけるかどうか分からない」という話をよく耳にしました。そのことから、英語は身に着けないと大変だという危機感のようなものがありました。私が日本に来て驚いたのは、日本の場合、英語ができなくても問題ないという人が多いことです。このような英語に対する認識の違いが、企業の採用活動にも影響しているのではないかと考えます。

在韩国,有种重视英语的社会氛围。我从中学开始,就经常听到“如果不会说英语的话,真不知道以后该怎么生存了”之类的话。从这点来看,(大家)有种不会英语就惨了的危机意识。我来日本之后,有件事让我感到很惊讶,在日本(认为自己)不会英语也没关系的人很多。这种对英语的看法,也进而影响到了企业的招聘活动。

インターンの必要性、採用に直結するか?

实习和采用是否有直接联系?

韓国ではインターンシップが採用に直結します。インターンシップは、志願者の能力とポテンシャルを推し量るには最適な機会です。韓国は日本とは違って、経団連の指針のような制約がないため、韓国企業はインターンシップを採用活動として積極的に活用しています。

在韩国,实习活动(的评价)和(是否)采用是直接相关的。实习活动是用来考验对方能力与潜能的最佳时机。韩国与日本不同,并没有像经团联方针的制约,所以韩国企业在以实习活动作为招聘手段这件事上很积极。

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