4.仕事の進め方の五原則は「はたらきやすく」
仕事は能率的に行うのが大原則です。つまり能率の五原則といわれる「はやく(迅速性)・ただしく(正確性)・らくに(容易性)・きれいに(美観性)・やすく(経済性)」を念頭に仕事を進めると、経営効率のよい企業運営ができます。
五原則の頭文字を並べると「はたらきやすく」となり、これが合理的?能率的な仕事の基本です。
仕事を速やかに処理する(迅速性)
①仕事にもリズムがある
マラソン選手に対して、伴走車からメガホンで「イチ、ニ、イチ、ニ」と号令をかけていますが、あのようにリズムをもって仕事を進めると、仕事に速さができます。
②ムダな動作をしない
もしも仕事が他の人より(標準より)遅いとすれば、おしゃべりが多いとか、他の人び仕事や話に気をとられるといった原因があるはずです。自己点検してみましょう。
③時間をムダに使わない
一つの仕事に取り掛かりながら他の仕事を始めたり、前の仕事の不手際が後の仕事に影響したり、他人のミスが自分の仕事に影響したりするときがあります。時間配分には十分神経を使いましょう。
仕事は正確に行う(正確性)
まず仕事を正確に覚えてミスや抜け、聞き漏らし、取り違えをしないようにします。しかし人間である以上、ミスは付き物ですから、万一の場合に備えてチェック体制を確立し、部外者に迷惑がかからないようにしておきましょう。
仕事を楽に進める(容易性)
最近では、OA機器の普及によって仕事は合理化され、非常に便利になりました。これらを上手に使いこなせば、楽をして良い仕事が出来ます。進歩しつづけるOA機器を、使いこなせるようにしておきましょう。
美しさは現代人の要請(美観性)
生活が豊かになるにしたがって、仕事にも美しさが要求されるようになり、同じ仕事をするにも出来ばえが重要になってきました。今やパソコンでの文字入力などは電話なみに簡単になっています。それを使えば資料なども、きれいに、分かりやすく、まとめることができます。みづらく汚い資料では、上司も敬遠しがちです。
コスト意識をもつ(経済性)
かつての高度成長時代のように簡単には利益が上がらない時代になっており、どこの会社でもコスト低減は至上命題です。そこで、流通経費の切り詰め、管理部門の合理化、不必要な照明の消灯など、さらには仕事中のおしゃべり禁止に至るまで、それぞれの仕事の中で全社員がコストダウンに努力する……この意識が大切になっています。