DEARS星座物語外伝 二十四の物語-11
原文听写:hy908 校对:wendy潘多拉盒、akiragao
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乙女の祈り
朗読:高橋広樹
大地の中心に大きな大きな柱が立っていました。そしてその大きな柱にはそれはそれは美しい乙女が鎖で縛りつけられていました。晴れの日も雨の日も、暑い日も寒い日も、乙女はずっと柱に縛りつけられたままでした。
ある日のこと、白い馬に乗った勇者が乙女のそばを通りかかりました。勇者は乙女の姿を見て、一目で好きになりました。
「あなたのような人がなぜこのような目に、待っていてください、今すぐに鎖をはずします。」勇者は馬から降りて、乙女のもとへ駆け寄りました。
「おやめください。」しかし、乙女は悲しそうな顔で首を横に振るのです。
勇者はわけを問いただすと、乙女はぽつりぽつりと話し始めました。
乙女が縛りつけられている柱は世界を支える柱で、柱は空を、そして乙女は大地を支えるために、そこにいなければいけないのだと乙女は言いました。
「私がここから離れれば、空が落ちてきて、大地は潰れてしまいます。ですから、どうか私のことはほうっとおいてください。」そういう乙女の顔はとても悲しそうでした。
「いいえ、あなたのような方を犠牲にしなければ存在できない世界など、いっそ滅んでしまえばいいのです。」勇者は黄金の剣を引き抜いて、乙女を縛りつけていた鎖を断ち切りました。乙女は柱から解き放たれます。しかし、柱は壊れません。それに、空もまた落ちてくることはありませんでした。
「どうして?」乙女は不思議でなりませんでした。ずっと自分がここにいなければ、世界は潰れてしまうのだと信じていたのです。
「あなたのか細い肩で支えられるほど世界は小さくはないのですよ。それに、おれが断ち切ったものは世界を支える鎖じゃない。あなたの悲しみそのものだ。もうあなたを縛るものは何もない。おれとともにきてくれますか。」
「はい。」
勇者が乙女に手を差し伸べると、乙女は頬を桃色に染めてその手をとりました。
そうして乙女は勇者とともに新たな世界へと旅立ったのです。
お仕舞い。
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