沪江

【有声日语文学作品】43 銀河鉄道の夜(15)

2012-03-10 16:00
关键词:軽便鉄道 天蚕絨 真鍮
気がついてみると、さっきから、ごとごとごとごと、ジョバンニの乗っている小さな列車が走りつづけていたのでした。ほんとうにジョバンニは、夜の軽便鉄道の、小さな黄いろの電燈のならんだ車室に、窓から外を見ながら座っていたのです。車室の中は、青い天蚕絨を張った腰掛けが、まるでがら明きで、向うの鼠いろのワニスを塗った壁には、真鍮の大きなぼたんが二つ光っているのでした。 すぐ前の席に、ぬれたようにまっ黒な上着を着た、せいの高い子供が、窓から頭を出して外を見ているのに気が付きました。そしてそのこどもの肩のあたりが、どうも見たことのあるような気がして、そう思うと、もうどうしても誰だかわかりたくて、たまらなくなりました。いきなりこっちも窓から顔を出そうとしたとき、俄かにその子供が頭を引っ込めて、こっちを見ました。 それはカムパネルラだったのです。
当他清醒时,发现自己已坐在刚才那列咣当咣当作响的小火车上,车轮不断向前。没错,自己果真是坐在夜行轻便铁路线那亮着一排排黄色小灯泡的车厢里,正朝车窗外张望呢。车厢里蓝天鹅绒包着的座席,几乎空空如也。对面灰色的墙壁上,点着一盏雕成两朵牡丹花状的黄铜壁灯。   紧挨着焦班尼前面的座位上,坐着一位高个子男孩,他的上衣湿淋淋的,正把头探出窗外,观赏沿路景色。焦班尼怎么看都觉得这孩子的肩膀部分十分熟悉,好像在哪儿见过。他忍不住想问个究竟。当他想从这边探出头去时,那孩子却突然先缩回了头,朝他望着。   那不是别人,原来是柯贝内拉。
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