沪江

经典日本文学:3.浦島太郎09

2012-01-09 15:00
浜辺【はまべ】
塞ぎ込む【ふさぎこむ】
三年目の春になった時、浦島はときどき、久しく忘れていた故郷の夢を見るようになりました。 春の日のぽかぽか当たっている水の江の浜辺で、漁師たちが元気よく船歌を歌いながら、網を引いたり船を漕いだりしているところを、まざまざと夢に見るようになりました。 浦島はいまさらのように、「お父さんや、お母さんは、今頃どうしておいでになるだろう」と、こう思い出すと、もう、いても立ってもいられなくなるような気がしました。 なんでも早くうちへ帰りたいとばかり思うようになりました。 ですから、もうこの頃では、歌を聞いても、踊りを見ても、面白くない顔をして、塞ぎ込んでばかりいました。 その様子を見ると、乙姫様は心配して、「浦島さん、ご気分でもおわるいのですか」とお聞きになりました。 浦島はもじもじしながら、「いいえ、そうではありません。実は家へ帰りたくなったものですから」と言いますと、乙姫様は急に、たいそうがっかりした様子をなさいました。
到了第三年春天,浦岛太郎时常梦见忘记了很久的故乡。 梦里看到春天温暖了水江的湖滨,渔民们精神的唱着船歌,划着船撒着网等各种情景。 浦岛现在才想起父母现在都怎么样了呢,于是坐立不安了起来。 无论如何也想早点回家。 因此现在听歌也好看舞蹈也好,不再高兴了,只是郁闷。 看到他这样,二公主很担心,问道“浦岛,您的心情不好么”。 浦岛扭扭捏捏的说“不是的。实际上想回家了”。一听到这个二公主突然露出很失望的样子。
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