万葉恋歌 「-藤の章-」(遊佐浩二) 16 等待(下)
思い切って書道展への招待葉書を送ってみることにした。あえてメッセージはなにも書かずに。
「彼女のもとへ、ちゃんと届けてくれよ。君とまた笑顔で笑い合える日が来ることを…僕は待っている。」
その日が来るまで、僕は一文字一文字君への思いを込めて書き続けよう。出逢った時から今までのことを…ありったけの思いを込めて。
『雪こそは春日消ゆらめ心さへ消せ失せたれや言も通はぬ』
君は雪と一緒に僕を忘れてしまった?近頃連絡がないのが気になるよ。
「早く家に帰って、書道展の準備しょっと。あと少し…だから…」
于是下定决心给她寄了书法展的请柬。也没有附加别的什么话。
“一定能到达她身边的。为和你再一次相视而笑的那一天,我一直等待着。”
在那一天到来之前,我会一个字一个字,充满深情的为你继续写。倾注从相遇到现在所有的情意。
『雪,春日始融;难道心中已消失,音问也不通!』
你和雪都把我忘记了。最近都没有和我联络,很担心啊。
“赶快回家做书法展的准备吧。没剩多少时间啦……”