万葉恋歌 「-藤の章-」(遊佐浩二)2 想了解你(上)
「こんにちは。君一人?あは~そんなに警戒しないでよ。あまりに綺麗な子がいたから、思わず声をかけちゃった。うちの生徒だよね?何回か講義で見かけたことがある。こんな所で女の子が一人で佇んでいると誰かに無理やり連れて行かれちゃうよ。ほ~ら~こうやって…フフうそうそ~そんな目で睨まないでよ。抱きしめるフリをしただけなのに。君に嫌われたら、僕、悲しいな~」
「ところで、さっきからずっと壁にかかってる書を見つめてるけど…そんなに気になる?大きいよね~たしか縦横2メートル以上あるとか。フフ、口開いてるよ~え?とても綺麗な文字だから、つい見とれていたって?うれしいな~実は僕が今回のサークル展示に合わせて書いたんだ。その顔は信じられないって顔?心外だなぁ~この字、なんて読むか知ってる?億千万の「万」に時代の「代」と書いて、「よろずよ」と読むんだよ。意味は…え、ええと…なんだっけな?
“你好,你是一个人么?啊哈,不用这样紧张。因为你实在太漂亮了,所以我情不自禁的就想和你讲话了。
“你是我们学校的学生吧?总觉得在课堂上见过你。女孩子一个人在这种地方的话,可能会被人强行带走哦。看吧,就像这样……骗你、骗你的啦,别这样瞪着我啊,只是假装要抱你而已。如果被你讨厌的话,我会很伤心的。
“话说回来,你从刚才就一直目不转睛的看着墙上的书法,很在意么?很大呢,长宽似乎都有两米以上吧。呵呵,嘴都张开了呢。诶?你说因为这字非常漂亮所以不由的看得出了神?真高兴啊,其实呢,这是我为这次樱花展所写的。看起来你不相信我说的话?那可真是遗憾啊。
“知道这字该怎么读么?亿千万的‘万’和世代的‘代’写在一起,读作YO-RO-ZU-YO,意思是……呃,