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中国人黄金周出境游日本热度断层第一!“特种兵式旅行”成新趋势!

米亚 译 2025-09-30 17:24

中国の大型連休「国慶節休暇」が10月1日に始まる。

中国的大型节假日“国庆节”于10月1日开始。

景気低迷を背景に旅行需要は「安近短」の傾向が強いものの、今年は例年より1日長い8連休ということもあり、海外旅行も活発だ。旅行プラットフォームの調査では、海外旅行の人気ランキングで日本が首位に立ち、福岡や伊豆など地方都市の人気の上昇ぶりが鮮明になっている。

尽管由于经济低迷,大众的旅行需求呈现“平价、就近、短途”的倾向较强,但今年的国庆假期较往年多出一天,共有8天连休,因此出境游也热度活跃。据旅游平台调查,中国游客出境游人气榜单中,日本高居榜首,福冈、伊豆等地方城市的热度明显上升。

団体旅行は「1割」に激減

跟团游锐减至“一成”

民泊予約プラットフォームのエアビーアンドビー(Airbnb)が今月発表した中国人の国慶節休暇中の検索ランキングで、日本がトップに立った。2位以下はイタリア、フランス、スペイン、ニュージーランドが続いた。個人旅行者から日本が強い支持を得ていることが分かる。

民宿预订平台爱彼迎本月发布了中国人国庆假期搜索榜单,日本高居榜首。意大利、法国、西班牙、新西兰紧随其后。可见日本在自由行旅客中拥有的绝对人气。

中国人の訪日旅行というといまだに爆買いを思い浮かべる人が多いが、「爆買い」が流行語になった2015年と今では、旅行者の質は大きく変わっている。

或许很多人在提起中国游客赴日旅行时还会想到“爆买”,但自2015年“爆买”成为流行语至今,游客素质已经发生巨大改变。

観光庁の2025年4〜6月のインバウンド消費動向調査(速報値)によると、中国人旅行者のうち初めて日本を訪れたのは43.4%と半分を下回った。一方、4回以上来ている人が3割を超えた。そして日本旅行のリピーターの3割超が、前回の訪日旅行から1年も経たず日本を再訪している。

日本观光厅2025年4~6月入境消费动向调查(速报值)显示,中国游客中首次访日人数比例降至43.4%,不足半数。相反,访日4次以上的游客数量占比突破三成。其中超过30%的日本游回头客会在一年内重访日本。

2015年調査時は初めての来日だった旅行者が63%で、観光・レジャー目的に限ると72.5%に達した。

而2015年调查的数据,当时首次来日的中国游客占比高达63%,若仅统计观光休闲目的游客数量则高达72.5%。

旅行スタイルも激変した。2015年は団体ツアーの比率が42.9%だったが、2025年4〜6月は11%に下がり、9割近くが個人旅行だった。10年前は家族・親族と来ている人が全体の3分の1を占めていたが、2025年4〜6月は友達との旅行が最も多かった。2015年に16.9%だった一人旅は2025年に26.9%に拡大した。

旅行方式也发生了改变。2015年,中国跟团游数量占比42.9%,而2025年4~6月已降至11%,近九成游客选择自由行。10年前与家人亲戚一同旅行的游客占总数的三分之一,2025年4~6月则以朋友结伴出行居多。独自旅行的人数比例从2015年的16.9%增至2025年的26.9%。

日本への旅行は一昔前に比べてカジュアル化している。その背景には複数回訪日可能なマルチビザの普及がある。

赴日旅游与往年相比日益常态化的背景,是多次往返签证的普及。

オンライン旅行サービスの携程(シートリップ)によると、2024年1〜7月、中国人の訪日観光ビザの申請取得件数のうち、個人旅行を想定した3年・5年のマルチビザが48.41%を占め、2019年の19.75%から大幅に上昇した。

线上旅游服务平台携程数据显示,2024年1~7月中国游客赴日旅游签证申请中,针对自由行游客的三年/五年多次签证占比达48.41%,较2019年的19.75%大幅提升。

個人のリピーターが旅行者の主力になったことで地方への関心も高まっている。

随着个人回头客成为赴日旅行主力人群,游客对日本地方城市的关注度也持续增高。

中国最大規模の旅行情報メディア「馬蜂窩」によると、今年5月の労働節連休前は香川県の栗林公園、和歌山県・三重県の熊野古道、鹿児島県の屋久島、青森県の奥入瀬渓流の情報へのアクセスが増えた。

据中国最大的旅游咨询平台“马蜂窝”统计,今年5月劳动节假期前,日本香川县栗林公园、和歌山县、三重县的熊野古道、鹿儿岛县屋久岛、青森县奥入濑溪流等景点的资讯浏览量显著增长。

エアビーアンドビーの国慶節旅行先検索ランキングでは東京、大阪、京都が例年通り上位を占める一方、福岡の検索数が3倍以上に増えた。福岡の食文化に関心が持たれているという。また、東京から近い伊豆半島も自然やレジャーリゾート体験が評価され検索数が倍増した。

爱彼迎的国庆目的地搜索榜中,东京、大阪、京都依然稳居前列,而福冈的搜索量则激增3倍以上。游客对福冈当地的饮食文化颇有兴趣。此外,距东京较近的伊豆半岛则以自然风光与度假体验获得好评,搜索量翻倍。

Z世代は弾丸旅行がトレンド

Z世代“特种兵旅行”成流行

オンライン予約サイトのブッキングドットコム()が先日公表した「2025年中国人海外旅行トレンド調査」でも、日本の人気ぶりが明らかになった。過去2年以内に個人で海外を旅行した中国都市部の1200人を対象にした同調査では、36%が過去1年内に日本を旅行したと回答し、タイ(41%)に次いで2番目に多かった。

在线预订网站近日发布的“2025年中国游客出境游趋势调查”也印证了日本的高人气。该调查以中国城市地区1200名近两年内有过出境自由行经历的游客为对象,其中36%的游客表示过去一年内曾到日本旅行,排名仅次于泰国(41%)。

同調査によると、海外旅行の目的は「リラックス」が57%と過半数を占めた。目的地の選択に影響を与える要素としては「グルメ」が54%で最も多く、コト消費へのシフトが浮き彫りになっている。

调查显示,出境旅行的目的中“放松身心”以57%占比过半。影响目的地选择的关键因素中,“美食”以54%位居首位,凸显出体验式消费的转型趋势。

ただ「コト消費」と言っても中身は二極化している。中国では「弾丸旅行」や話題の店や観光地に行き、映える写真を撮って自分のSNSにアップする「スタンプラリー旅行」がZ世代の新しい旅行スタイルとして定着しつつある。

不过,“体验式消费”的内涵也呈现两极分化。在中国,“特种兵旅行”和到网红店景区打卡热门景点并发布社媒的“打卡式旅行”,已逐渐成为Z世代(1995~2009年间出生的一代人)的新兴旅游方式。

同調査でも、限られた時間で多くの観光スポットを巡りたいとの回答が59%に達した一方、観光スポットを時間をかけて探索したいと答えた人も41%おり、好みがはっきり分かれた。

该调查中,59%受访者希望在有限的时间内游览更多的景点,但也有41%的游客更希望花时间对景点进行深度探索,偏好分化鲜明。

※本文译文为沪江日语原创,未经授权禁止转载。

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