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日本命运的红线传说由来是中国?

沪江日语留学译 2021-05-24 06:30

「あの人とは、運命の赤い糸でつながっている」と思ったことがある人は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか?

有多少人想过“我和那个人肯定是被命运的红线连在一起的”呢?

 恋愛に憧れる年頃や、恋愛真っ只中の人、結婚が決まった人などは特に「運命の赤い糸」の存在を信じているかもしれませんね。

憧憬恋爱的人、恋爱中的人、决定结婚的人可能都特别相信,存在所谓的“命运的红线”。

そんな赤い糸ですが、なぜ赤なのでしょう?

所谓的红线,为什么是红色的呢?

 左手の小指につながっている理由も気になりますよね。

大家肯定也很好奇红线相连于左手小指的理由吧!

今回は「運命の赤い糸」について調べてみました。

这次,小编就为大家介绍一下有关“命运的红线”。

運命の赤い糸の由来と意味とは?

命运的红线 其由来和意义是什么?

運命の赤い糸は、中国の北宋時代(ほくそう時代・960年~1127年)に成立した「太平広記(たいへいこうき)」に記されている以下の物語が由来となっています。

命运的红线,来源于中国北宋时期(960年~1127年)编纂的《太平广记》中记载的下面这个故事。

ひとりの青年が旅の途中で不思議な老人と出会います。

一个青年在旅途中遇到了一位奇怪的老人。

その老人は冥界(めいかい・死後の世界、あの世のこと)から来た神様で、現世の人々の結婚を司っており、冥界で結婚する相手が決まると、現世に来て男女の足首に赤い縄を結ぶのだそうです。

这位老人是从冥界来的神,掌管着现世人们的姻缘,一旦在冥界定好了结婚的对象后,就会来到现世,在男女双方的脚踝上系上红色的绳子。

「その赤い縄は決して切れず、足首に結ばれると、どんなに離れていても、どんな境遇でも、二人は現世で結ばれる運命になる」と、老人は青年に教えました。

老人告诉青年:“这条红绳决不会断,系在脚踝上的话,无论相隔多远,无论遇到任何困难,两人都会在现世结合在一起。”

青年が、今の縁談がうまくいくのかどうかを老人に尋ねると、「相手はすでに別の人と赤い縄で結ばれているから、うまくいかない。」と答えました。

青年问老人,那我如今的亲事能不能顺利进行呢,老人回答说:“对方已经和别人被红绳系在一起了,所以难以顺利进行。”

青年はさらに「自分は誰と赤い縄が結ばれているのか?」と尋ねると、老人は「老婆に背負われて市場にいる3歳の幼女だ」と答えました。

青年又问:“那我和谁系着红绳呢?”老人回答说:“在菜市场,一个被老婆婆背着的3岁小女孩。”

このことに不満を感じた青年は、幼女を殺すよう召使に命じました。

对此感到不满的青年,命令仆人去杀掉小女孩。

召使は幼女の眉間に刀を突き刺して逃げますが、幼女は一命をとりとめました。

仆人用刀刺向小女孩的眉间后逃走,但小女孩保住了性命。

それから14年もの間、青年の縁談は決まらず、上司から17歳になる娘を紹介されました。

在那之后的14年间,青年的婚事仍旧没有着落,青年的上司就把自己17岁的女儿介绍给了他。

上司からその娘の眉間には刀傷があると聞いた青年は、14年前のことを思い出し、当時のことを詳しく聞いたところ、上司は「娘が幼い頃に乳母と市場にいたところ、乱暴者にけがをさせられた」というので、自分が殺すよう命じた娘だと気づきました。

青年从上司那里听说,他的女儿眉间有刀痕,便想起了14年前的事,仔细询问了当时的情况,上司说:“女儿小的时候,和乳母在菜市场被歹人刺伤了”,青年这才意识到,原来是那个被自己命令杀死的小女孩。

青年は、老人が言ったことが本当だったことに驚き、男女の組み合わせは冥界の神様が決めることなので逆らうことはできないこと悟り、結婚することにしました。

青年惊讶于老人说的竟然是真的,明白了男女双方的姻缘皆由冥界的神所决定,不可违逆,于是决定与之结婚。

神様が結んだ縁なのだからと、青年は娘のことをとても大切にし、その後二人は強い絆で結ばれ幸せに暮らしたそうです。

因为是神缔结的缘分,所以青年非常珍惜对方,从此两人结下了深厚的羁绊,过上了幸福的生活。

なぜ赤色なの?

为什么是红色的?

赤色の理由は諸説ありますが、中国では、赤い色はおめでたい色だというのが有力です。

关于为什么是红色,理由众说纷纭,但在中国最有力的说法是,红色是喜庆的颜色。

赤い色は幸せを象徴しており、結婚式などおめでたい行事では赤い色がよく使われています。

红色象征着幸福,经常用在婚礼等喜庆的仪式上。

ほかに「血縁を意味している」という説もあります。

另外还有“意味着血缘”的说法。

夫婦は他人同士ですが、結婚をすることで血のつながりのある「血縁」と同じくらい濃い関係になることを表しているようです。

虽然夫妻本是陌路人,但是通过结婚,就会变成和有血缘关系的“骨肉至亲”一样亲密无间。

左手の小指につながっている理由とは?

相连于左手小指的理由是什么?

物語の中では「足首に赤い縄」ですが、日本では「左手小指に赤い糸」です。

在故事中是“脚踝上的红绳”,而在日本是“左手小指上的红线”。

なぜそのようになったのか定かではありませんが、「結婚指輪」と「ゆびきり」が関係しているのではないかといわれています。

虽然不知道为什么会变成这样,但据说是与“结婚戒指”和“拉钩起誓”有关。

結婚指輪はもともと西洋の習慣です。

结婚戒指原本是西方的习惯。

西洋では昔、心臓は感情を司る「愛」の象徴で、心臓から左手薬指にはまっすぐに太い血管が繋がっていると信じられていました。

在古代西方,心脏是主宰感情的“爱”的象征,人们相信从心脏到左手无名指,直直地连着一根粗血管。

このことから、左手薬指に永遠を意味する指輪をつけることで「命ある限り永遠の愛」や「命をかけた愛」を誓うことになります。

由此可见,把象征着永远的戒指戴在左手无名指上,就意味着“永恒的爱至死方休”和“赌上性命的爱”。

また、「ゆびきり」は漢字で書くと「指切」になります。

此外,“ゆびきり”写成汉字的话就是“指切”。

「指切」は、江戸時代(1603年~1868年)の遊郭である吉原で、遊女が意中の男性に小指の第一関節から先を切って渡したことが由来だといわれています。

“指切”一词来源于江户时代(1603年~1868年)的花柳巷——吉原,游女们会把小指第一关节得部分切下来交付于中意的男性。

これは心中立(しんじゅうだて・男女が不変の愛を誓うために証拠を立てること)といわれており、小指を切るのはかなりの激痛が伴いますが「それほど愛している」ということを意味しています。

这被称作“心中立”(男女为了守护彼此之间不变的爱,而立下的证据),切小指伴随着剧痛,但也意味着“我是那么地爱着你”。

指ではなく、髪や爪を切って渡すこともありましたが、髪や爪は切ってもまた伸びてきます。

不仅是手指,也有剪头发或者指甲给别人的,但是头发和指甲剪了还会再长出来。

切ってしまったら髪や爪と違って二度と生えてはこない小指を渡すことで、誓いの強さを表したのです。

和头发、指甲不同,把切了就不会再长的小指交给对方,以此来表达誓言的坚定。

しかし、実際には小指を切る遊女は少なかったらしく、指の模造品が出回ったという話もあります。

但是,实际上切小指的游女似乎很少,也有传闻说市面上已经有了手指的仿制品。

やがてこの「指切」が一般庶民にも広まり、約束を必ず守る意味へと変化しました。

不久,这种“指切”在平民百姓中也开始普及,演变成了必须遵守约定的意思。

永遠の愛を誓う左手、約束を意味する小指から、日本では運命の赤い糸は左手小指につながるということになったようです。

从发誓永恒的爱的左手、意味着约定的小指开始,在日本,命运的红线一直与左手小指相连。

世界各地に赤い糸の話はあるそうですが、中国のお話は、日本だけではなく東アジアにも広まり信じられています。

据说世界各地都有关于红线的故事,但是中国的版本不仅在日本,而且在东亚地区也广为流传。

「いつかきっと、運命の赤い糸でつながった人と出会える」と考えることは、とてもロマンチックなことだと思いませんか?

“总有一天,一定会遇到那个被命运的红线所相连的人”,你不觉得这是一件非常浪漫的事情吗?

自分の左手小指の先から出ている運命の赤い糸は、どこの誰とつながっているのでしょう?

系在你左手小指上的命运的红线,又会和某处的谁相连呢?

運命の赤い糸は見えないものなので確認することはできないのが残念です!

但命运的红线是看不见的,所以很遗憾无法确认那个TA是谁呢!

本翻译为沪江日语原创,禁止转载。

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