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【有声日语文学作品】62.星の王子さま^21

hollysakura 编辑 2010-10-06 06:00

【原作】:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
【朗読】:保志総一朗、諏訪部順一 

泣 いている王子のところに、キツネが現れる。悲しさを紛らわせるために遊んで欲しいと頼む王子に、仲良くならないと遊ぶことはできない、とキツネは言う。キ ツネによれば、「仲良くなる」とは、あるものを他の同じようなものとは違う、特別なものだと考えること、あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、なに かを見るにつけ、それをよすがに思い出すようになることだという。これを聞いた王子は、いくら他にたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い、精一 杯の世話をしたバラはやはりいとおしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。

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王子さまはもう一度薔薇たちを見に行った。そして言った。

于是小王子又去看那些玫瑰。

「君たちはどれも僕の薔薇とは全然似ていないよ。君たちはまだ僕にとっては取るに足りない存在だ。飼い慣らされていないし、飼い慣らしてもいないもの。会ったばかりの頃の僕の狐みたいだ。 あの狐は他の十万匹の狐と同じただの狐だった。でも僕は狐と友達になった。今では、世界に一匹だけの狐だよ。君たちは綺麗さ。でも、空っぽなんだ 。誰も君たちのためには死ねない。もちろん、普通の通りすがりの人は僕の薔薇を君たちと同じだと思うだろう。でも、僕の花はたっ た一つで、君たち全部を合わせたよりも大切なんだ。だって、僕が水をかけてあげたのはあの花だから。ガラスの覆いを被せてあげたのも、衝立で守ってあげたのも、(蝶々になる二三匹を残して)毛虫を退治してあげたのも、文句を言ったり自慢したり時々黙り込んだりするのにさえ耳を傾けてあげたのも、あの花だけだから。なぜってあの花は僕の薔薇の花だから。」

“你们一点也不象我的那朵玫瑰,你们还什么都不是呢!”小王子对她们说。 “没有人驯服过你们,你们也没有驯服过任何人。你们就象我的狐狸过去那样,它那时只是和千万只别的狐狸一样的一只狐狸。但是,我现在已经把它当成了我的朋友,于是它现在就是世界上独一无二的了。”
“你们很美,但你们是空虚的。”小王子仍然在对她们说,“没有人能为你们去死。当然罗,我的那朵玫 瑰花,一个普通的过路人以为她和你们一样。可是,她单独一朵 就比你们全体更重要,因为她是我浇灌的。因为她是我放在花罩中的。因为她是我用屏风保护起来的。因为她身上的毛虫(除了留下两三只为了变蝴蝶而外)是我除 灭的。因为我倾听过她的怨艾和自诩,甚至有时我聆听着她的沉默。 因为她是我的玫瑰。”

そして王子さまは狐の所に戻った。

他又回到了狐狸身边。

「さよならだね。」

“再见了。”小王子说道。

「ああ、さよならだ。じゃあ、秘密を教えるよ。簡単なことだ。心で見なければ、物事はよく見えない。一番大切なことは目に見えない。」

“再见。”狐狸说。“喏,这就是我的秘密。很简单:只有用心才能看得清。实质性的东西,用眼睛是看不见的。”

(一番大切なことは目に見えない。)

“实质性的东西,用眼睛是看不见的。”小王子重复着这句话,以便能把它记在心间。

「君の薔薇を何よりも大切にしたのは、君が薔薇のために費やした時間なんだ。」

“正因为你为你的玫瑰花费了时间,这才使你的玫瑰变得如此重要。”

(僕が薔薇のために費やした時間。)

“正因为你为你的玫瑰花费了时间……”小王子又重复着,要使自己记住这些。

「人間はこの真理を忘れてしまった。でも、君は忘れてはいけないよ。君は飼い慣らしたものに永遠に責任があるんだ。だから君は君の薔薇に責任がある。」

“人们已经忘记了这个道理,”狐狸说,“可是,你不应该忘记它。你现在要对你驯服过的一切负责到底。你要对你的玫瑰负责……”

(僕は、僕の薔薇に責任がある。)

“我要对我的玫瑰负责……”小王子又重复着……

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