原作】:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
【朗読】:保志総一朗、諏訪部順一
泣 いている王子のところに、キツネが現れる。悲しさを紛らわせるために遊んで欲しいと頼む王子に、仲良くならないと遊ぶことはできない、とキツネは言う。キツネによれば、「仲良くなる」とは、あるものを他の同じようなものとは違う、特別なものだと考えること、あるものに対して他よりもずっと時間をかけ、なにかを見るにつけ、それをよすがに思い出すようになることだという。これを聞いた王子は、いくら他にたくさんのバラがあろうとも、自分が美しいと思い、精一 杯の世話をしたバラはやはりいとおしく、自分にとって一番のバラなのだと悟る。
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「お願い、僕を飼い慣らして。」
“请你驯服我吧!”他说。
「そうしたいんだけど、あんまり時間がないんだ。友達を見つけて、いろいろをたくさん学ばなきゃいけないし。」
“我是很愿意的。”小王子回答道,“可我的时间不多了。我还要去寻找朋友,还有许多事物要了解。”
「飼い慣らさなきゃ学べないよ。人間には、学ぶ時間なんかない。お店で出来合いの物を買ってくるだけさ。でも、友達を買えるお店はないから、人間にはもう友達がいないんだ。友達が欲しかったら、僕を飼い慣らして。」
“只有被驯服了的事物,才会被了解。”狐狸说,“人不会再有时间去了解任何东西的。他们总是到商人那里去购买现成的东西。因为世界上还没有购买朋友的商店,所以人也就没有朋友。如果你想要一个朋友,那就驯服我吧!”
「僕はどうすればいいの?」
“那么应当做些什么呢?”小王子说。
「とっても辛抱強くならなきゃね。まず、僕からちょっと離れて、草の中に座るんだ。僕は横目に君を見て、君は何も言わない。言葉は誤解の元だから。でも、毎日少しずつだんだん近くに座れるようになるんだ。」
“应当非常耐心。”狐狸回答道,“开始你就这样坐在草丛中,坐得离我稍微远些。我用眼角瞅着你,你什么也不要说。话语是误会的根源。但是,每天, 你坐得靠我更近些……”
次の日、王子さまは戻ってきた。
第二天,小王子又来了。
「出 来たら、同じ時間に戻ってきた方がいいよ。例えば、四時に君が来るとすると、僕は三時から嬉しくなってくる。時間が経つにつれて、ますます嬉しくなってく る。四時になると、そわそわして気も漫ろさ。幸福ってどんな物かを知るんだ。でも、君がいつと決めず適当に来ると、何時に心の準備を始めればいいの か分からなくなる。習慣にすることが大事なんだよ。」
“最好还是在原来的那个时间来。”狐狸说道,“比如说,你下午四点钟来,那么从三点钟起,我就开始感到幸福。时间越临近,我就越感到幸福。到了四 点钟的时候, 我就会坐立不安;我就会发现幸福的代价。但是,如果你随便什么时候来,我就不知道在什么时候该准备好我的心情……应当有一定的仪式。”
「習慣って、何なの?」
“仪式是什么?”小王子问道。
「ずいぶんと忘れがちな物のことさ。ある一日を他の日と区別 し、ある時間を他の時間と区別するんだ。例えば、僕を追い回す猟師たちにも習慣がある。毎週木曜日は狩をせず、村の娘たちと踊るのさ。だから、木曜日は素晴らしい日だ。僕は葡萄畑の辺りまで散歩に行ける。でも、もし猟師たちがいつでも好きな日に踊ったら、毎日がみんな同じになって、 僕は全く休暇が取れなくなる。」
“这也是一种早已被人忘却了的事。”狐狸说,“它就是使某一天与其他日子不同,使某一时刻与其他时刻不同。比如说,我的那些猎人就有一种仪式。他们每星期四都 和村子里的姑娘们跳舞。于是,星期四就是一个美好的日子!我可以一直散步到葡萄园去。如果猎人们什么时候都跳舞,天天又全都一样,那么我也就没有假日了。”
こうして、王子さまは狐を飼い慣らした。
就这样,小王子驯服了狐狸。
出発の時が近づくと、狐は言った。
当出发的时刻就快要来到时:
「ああ、泣けてきちゃうよ。」
“啊!”狐狸说,“我一定会哭的。”
「君のせいだよ。僕は君を困らせたくなかったのに。君が飼い慣らしてなんて言ったから。」
“这是你的过错,”小王子说,“我本来并不想给你任何痛苦,可你却要我驯服你……”
「そうだよ。その通りだよ。」
“是这样的。”狐狸说。
「でも、君は泣くんだ。」
“你可就要哭了!”小王子说。
「そうだよ。その通りだよ。」
“当然罗。”狐狸说。
“那么你什么好处也没得到。”
「僕は得したんだよ。小麦色の分だけ。さあ、もう一度庭園に足を運んで、薔薇たちを見てきてごらん。君の薔薇は世界にたった一つしかない薔薇の花だって分かるから。そうしたら、戻ってきて、僕にさよならを言って。お別れに、秘密を一つあげるから。」
“由于麦子颜色的缘故,我还是得到了好处。”狐狸说。
然后,他又接着说。
“再去看看那些玫瑰花吧。你一定会明白,你的那朵是世界上独一无二的玫瑰。你回来和我告别时,我再赠送给你一个秘密。”
然后,他又接着说。
“再去看看那些玫瑰花吧。你一定会明白,你的那朵是世界上独一无二的玫瑰。你回来和我告别时,我再赠送给你一个秘密。”
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