オランダ在住の筆者が聞いた、オランダ人が日本を訪れたときに「エッ」と驚いたということ7選をお伝えします。
定居在荷兰的笔者将介绍曾听闻的使访问荷兰人在游览日本时不由得吃惊的7个现象。
1.街にごみ箱がほとんど無い、なのにキレイ
1.街道上明明没有垃圾箱却很干净
街がキレイ、ごみのポイ捨てが少ないというのは、日本を旅したことのあるオランダ人の共通意見。その中でも面白かったのは「街にごみ箱が全くないのにね!」というコメントでした。
去日本旅游的荷兰人一致认为,日本的街道很干净,很少有人乱扔垃圾。其中也不乏像「街上明明一个垃圾桶都没有啊」的有趣评论。
確かに言われてみると、オランダの街中にはごみ箱をあちらこちらで見かけます。日本はそのごみ箱が無い(少ない)のにあんなにキレイ街を保っているなんてすごいな、という感想を持ったそうです。
听到他们这样说才发现,荷兰的街道随处都可以看到垃圾箱。他们似乎觉得日本没有垃圾箱(或很少)却能将街道保持地那么干净,真是厉害。
2.コンビニで買うお菓子の過剰包装
2.便利店点心的过度包装
ビニールの大袋の中にプラスティックの仕切り板があり、更にそこにきっちり収まっているお菓子の個体もきっちり包装されているということに驚いたと語るオランダ人がいました。
也有荷兰人震惊于包装袋里不仅有塑料隔板,被整齐收纳进去的点心更是每一个都被精心包装好。
それをまたレジでポリ袋に入れて渡してくれるので、こんなに沢山のビニールをどうすればいいの…という気分になったそうです。外国人にとって日本のコンビニは不思議と驚きに満ちているよう。
在收银时,层层包装的点心又会放进塑料袋中,不由觉得这么多的包装该怎么处理。外国人好像认为便利店里充满了惊奇和不可思议。
3.デパ地下の高級フルーツがすごい!
3.超市地下的高级水果令人惊叹
デパートの地下食料品売り場で高級フルーツ店に立ち寄ったオランダ人は、「果物のクオリティに驚いた」と語っていました。恐らく巨峰のことだと思うのですが、「あんなにクルミのように大きなぶどう、初めて見たわよ!」と興奮を隠せない様子でした。
站在超市地下食品卖场的高级水果店中的荷兰人说“水果的品质好到令人惊讶!”“第一次看到核桃大小的葡萄!”看到他难掩兴奋,猜想他看到的应该是巨峰。
そしてもちろん、その高価な値段を見て二度驚いたのだとか。
之后当然被极高的价格第二次震惊到。
4.ありとあらゆる場所で電子音が聞こえる
4.在任何地方都能听到电子音
日本にずっと居ると気がつきにくいですが、言われてみると確かに駅のホームのベル、スーパーのBGM、コンビニの自動ドアなど、ありとあらゆる場所で人工的な電子音が聞こえますね。
因为一直住在日本所以从未察觉,直到他们提及才反应过来。车站月台的铃声,超市的BGM,还有便利店的自动门等等,确实在任何地方都听得到电子音。
それが好きとか嫌いとかいうことではなく、オランダと全く違う環境なので驚いたそうです。
并不是说他们喜欢讨厌与否,只是因与荷兰的环境不同而震惊罢了。
5.トイレ専用のスリッパがある
5.厕所专用拖鞋
まだまだ家の中でも土足で過ごすことが多いオランダ人にとって、スリッパはまだ馴染みのない存在。しかも室内用とトイレ用のスリッパを分けて使うなんて、そんな発想があること自体が驚きだったようです。
对于在家里也穿着鞋的荷兰人来说,拖鞋是陌生的存在。而且室内和厕所的拖鞋居然还有区分,这种想法本身就已经够让人吃惊了。
けれど、男性が世界一、女性が世界で二番目に背が高いというデータもあるオランダ人。足のサイズも平均的な日本人より大きい人が多いので、用意されたスリッパを使えないこともあるのだとか。うーん、残念!
然而,男性身高居世界第一、女性身高居世界第二的荷兰人,脚的尺码大于日本人平均尺码的人也大有人在。所以即使准备好了拖鞋,也有无法使用的情况。嗯~真是遗憾。
6.小学生がみんなランドセルを背負っている
6.小学生都背着牛皮书包
実は筆者は、オランダでランドセルを背負っている小学生女子に出会ったことがあります。驚いて彼女の母親に尋ねてみると、日本に旅行したときに小学生がみんな同じかばん(ランドセル)を使っているのを見た少女が、自分も使いたいとおねだりしたのだとか。
其实笔者也在荷兰遇到过背着牛皮书包的小学生。觉得有些吃惊便询问了她的母亲。原来是少女在日本旅行时看到小学生都背同样的书包,自己也想要,向父母硬求来的。
オランダだと一般的には学校既定のバッグなどを使うことはないので、みんなが同じランドセルを使っている光景は、かなり新鮮に思えたそうです。
因为荷兰校方一般不会规定书包的样式,所以大家一起使用同样的背包的风景令人感到十分新鲜。
7.日本の映画には、食事のシーンが多い
7.在日本电影里有很多吃饭的场景
日本のことに詳しいオランダ人にある日言われたのですが、「日本の映画には、食事をとるシーンが多い」と感じるのだとか。
某天,一个对日本很了解的荷兰人说,“在日本的电影里有很多吃饭的场景。”
彼女自身は、オランダでも公開された日本映画「海街diary」を観た後にそういう感想を持ったそうです。確かに異母姉妹たちが「生しらす丼」を一緒に食べることで絆を深め、離れていた義妹が家族に(カレーなどの食べ物を通して)馴染んでいく演出がされていますね。
她在观看同样也在荷兰上映的日本电影《海街日记》后产生了这种想法。其中确实有出现异母姐妹一起吃饭来加深感情、离开的弟妹(通过咖喱等食物)与家人逐渐熟悉起来的场景。
彼女が分析するには、それは日本人が食事、食べることを大事にしているからなんだとか。オランダ人は食事をそれほど重要視していないので、映画でもそれほど頻繁に食事のシーンは出てこないとのこと。そういったことにも、国民性って表れるんですね。たしかに、日本語は、食感を表す単語が他国の数倍あるそうです。
据她分析称,这是因为日本人很看重吃饭、很重视食物。荷兰人并不像日本人一般如此重视吃饭,所以在电影中也不会如此频繁地出现吃饭的场景。在这一点上也体现了国民性。确实,在日语中,表达食感的单词是其他国家的数倍。
オランダ人が驚いたこと7選、すべて日本に暮らす日本人にとっては当たり前のことばかりでしたね。でもオランダ人にとってはどれも新鮮なトピックだったそうです。これだから、国際交流は面白いですね。
荷兰人震惊的7个现象,对于日本人来说都是理所当然的事情。但于荷兰人而言,每一个都是新鲜的话题。正因如此,国际交流才如此有趣。
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