短歌に登場する
枕詞はそれ自体が意味を持つわけではなく、特定の言葉を修飾し、短歌の調子を整える効果もあるそうです。限られた字数の中で表現しなくてはならない短歌で、意味のない言葉を
盛り込むなんて、非常に日本らしいとは思いませんか?今回は、読者448名に響きがグッとくる、短歌の枕詞を聞いてみました。
在短歌中出现的枕词(和歌修辞法之一,用在特定词语之前表示修饰或调整音调)本身并没有含义,据说它起到的是修饰特定语言,调整整首短歌音调的效果。不觉得非要在字数有限的短歌中插入没有含义的词语,这个行为非常地日本吗?这次我们以448名读者为对象,调查了他们觉得听起来最为优美的枕词。
Q:意味はわからないけど響きがグッとくる、短歌の枕詞を教えてください(複数回答)
1位 あかねさす(茜さす/日、昼、君などにかかる) 33.3%
2位 あおによし(青丹よし/奈良にかかる) 19.4%
3位 ちはやぶる(千早振る/神、わが大君、宇治などにかかる) 17.2%
4位 うつせみの(現身の/世、人、命などにかかる) 16.3%
5位 しろたへの(白妙の/衣、紐、雪などにかかる) 11.6%
Q:请告诉我们那些明明不知道意思却觉得听起来很美的短歌枕词(可多选)
1位 あかねさす(茜さす/修饰“日、昼、君”等) 33.3%
2位 あおによし(青丹よし/修饰“奈良”) 19.4%
3位 ちはやぶる(千早振る/修饰“神、わが大君、宇治”等) 17.2%
4位 うつせみの(現身の/修饰“世、人、命”等) 16.3%
5位 しろたへの(白妙の/修饰“衣、紐、雪”等) 11.6%
■あかねさす
・「響きに風情がある」
・「好きな歌の歌詞で使われているので」
・「あかねさすころ、一番好きな時間帯です」
■あかねさす
・听起来别有一番风味。
・因为我喜欢的一首歌的歌词中用到了它。
・红霞出现的时分,是我最喜欢的时间段。
■あおによし
・「響きが綺麗だと思う。学生時代に百人一首を必死で覚えたのを思い出した」
・「奈良が地元なせいか、らしさを醸し出してくれる枕詞だと思っている」
・「鹿男のドラマで、響きがすごい好きだった」
■あおによし
・觉得听起来很美。让人想起拼死背诵百人一首的学生时代。
・也许因为老家是奈良,觉得这个枕词表现出了奈良的风格。
・因为看了《鹿男あをによし》这部电视剧,所以很喜欢它的音韵。
■ちはやぶる
・「ちはやぶるとはどんな状態を指すのだろう」
・「百人一首といえば、『ちはやぶる』という気がするから」
・「『ぶる』つながりで、気持ちが昂『ぶる』こともかけている気がして、テンションが上がるから」
■ちはやぶる
・“ちはやぶる”到底是指什么状态呢。
・说到百人一首,就会想到“ちはやぶる”。
・因为同样包含“ぶる”这两个送假名,感觉暗含“昂ぶる”(情绪高涨)的意思,也就跟着兴奋起来了。
■うつせみの
・「なんだか切ない響きに聞こえる」
・「なんだか命のはかなさを感じさせられます」
・「うつせみのが好きです。世の中は無常なものだ、という儚さを感じます」
■うつせみの
・不知为何听起来很悲伤。
・不知怎的让人感受到生命的无常。
・我喜欢“うつせみの”。让人感到世事无常的虚无感。
■しろたへの
・「日本語の響きって、なんて美しいんだろうと思います」
・「なめらかで柔らかい響きが、ひらがなと最高にマッチしている」
・「何となく艶っぽい」
■しろたへの
・令人感叹日语的音韵之美。
・音韵流畅柔软,与平假名是绝佳的搭配。
・不知为何有些香艳。
■番外編:日本語は奥深く、美しい
・ぬばたまの(射干玉の/黒、夜、夕などにかかる)「ぬばたまってどんなたま?」
・くさまくら(草枕/旅、結ぶなどにかかる)「美しい日本語という感じがする」
・ひさかたの(久方の/天、雨、月などにかかる)「子どものころ、格好いいなと思った」
■番外篇:日语深奥而美丽
・ぬばたまの(射干玉の/修饰“黒、夜、夕”等)“ぬばたま”是什么球啊?
・くさまくら(草枕/修饰“旅、結ぶ”等)令人感受到日语之美。
・ひさかたの(久方の/修饰“天、雨、月”等)小时候觉得这个词很酷。
●総評
●总评
1位は「あかねさす」でした。今は「あかね」といえば、夕日を連想する人が多いと思いますが、万葉時代の人たちは朝日の色を連想したのでは……ともいわれています。「さす」は、色や光が
映えるという意味だそう。
第一名是“あかねさす”。现如今说到“あかね”,联想到夕阳的人大概占大多数吧,但据说万叶时代的人们联想到的是朝阳的颜色。据传“さす”表达颜色或光辉交映之意。
続く2位は「あおによし」。奈良を舞台にした小説『鹿男あをによし』のタイトルにも使われていましたね。青丹は色名の一つで、今でいえば少しくすんだ緑のような色のこと。この色の顔料を作るための原料が奈良にたくさんあったため、「あおによし」が奈良にかかる枕詞となったという説もあります。
紧接着第二位是“あおによし”。以奈良为舞台的小说《鹿男あをによし》的标题中也用到了该词。青丹是一种颜色的名称,用现代的说法来讲就是暗绿色。据传因为奈良有大量制造该颜色颜料的原料,所以“あおによし”成为暗指奈良的枕词。
3位には「ちはやぶる」がランクイン。
競技カルタを題材とした人気漫画のタイトルにもなっているので、知っているという人も多いことでしょう。「ちはやぶ」には、勢いが激しい、強暴といった意味があるようです。
“ちはやぶる”位列第三。因为成为了以花牌竞技为题材的人气漫画的标题,大概知道的人很多吧。据说“ちはやぶ”一词带有激烈、强迫之意。
番外編では、「ぬばたまの」という回答も。黒くて丸い、ヒオウギという植物の実のことを「ぬばたま」というそうです。改めて枕詞をみると、短歌の世界は本当に奧が深いですね。最初は「なんだか枕詞が気に入った」でも良いと思います。
番外篇中出现了“ぬばたまの”这一回答。据说“ぬばたま”是指一种叫做射干的植物的漆黑浑圆的果实。重新审视枕词,发觉短歌的世界真是深奥呢。最初只是“毫无理由地喜欢这个枕词”也没什么不好的。
いろんな歌を愛でてみてはいかがでしょうか?
试着怀着爱意去看各种各样的和歌如何?
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