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居眠り:日本独特的“睡眠文化”

oneDogさん(榨菜精译) 2020-06-18 06:00

海外の人が不思議に思う、『居眠り』は日本独特の文化だった?海外の人からすると、勤勉で有名な日本人。それでいて、授業中、勤務中と、昼間から人前で居眠りをする日本人の行動は不思議に思われるのかもしれません。

令外国人不可思议的事:难道“打瞌睡”也是一种独特的日本文化?在外国人眼中,日本人在工作勤勉这方面是出了名的。话虽如此,日本人在上课、上班的时候,从白天开始就当着众人的面打瞌睡的行为可能还是会让他们感到不可思议。

通勤電車、会社に学校でお馴染みの『居眠り』ですが、、、

在上班下班的电车上,或者是工作单位和学校里常见的“打瞌睡”是怎么一回事呢?

居眠りとは「居合わせているが眠っている」、あるいは「眠りながら出席している」という、「居る」と「眠り」の合成語である。

(在日语中)“居眠り”(本文已译作“打瞌睡”)这个词指的是“当场睡着了”,也就是表示“在工作、学习时睡着了”的意思,是“居る”(意为“在场”)和“眠り”(意为“睡觉”)这两个词组成的合成词。

授業中に居眠りする日本の高校生の割合は45%で、日米中韓の4カ国で最多だったことが財団法人日本青少年研究所(東京)の調査で分かった。

日本财团法人青少年研究所(东京)的调查显示:45%的日本高中生在课堂上打瞌睡,这一比例在日、美、中、韩四国中比例最高。
(注:财团法人,指日本按某种需要组建的财团,为经营公益性产业而创建的法人。)

この写真、お馴染み、日本の通勤電車内の風景。私達日本人は見慣れているから、さして驚かないと思うけど、でも、この写真が海外で紹介されたとなると、話は別。

这张照片,是在日本上下班的电车里经常能看见的“风景”。像笔者这样的日本人对这样的场景已经见怪不怪了,并不觉得有什么好惊讶的。但是,当这张照片被放在外国媒体上的时候,那就是另外一回事了。

海外で紹介された、居眠り大国、日本。海外の人はびっくりするらしい!

日本被外国媒体称作“打瞌睡大国”,外国人很惊讶!

日本に来た外国人がよくびっくりしてたのが、電車や公共の場で居眠りしている人が多いこと。よく海外でニュースのネタになったり、電車で寝ている日本人の動画撮影してる外国人もいたりと、けっこうびっくりなようです。

让居日外国人惊讶的是,在电车等公共场所上打瞌睡的人居然这么多。这件事经常被外国媒体拿来开玩笑,(甚至)有外国人给正在电车上打瞌睡的日本人录像,由此看来,(日本人爱在公共场合打瞌睡)这件事让外国人感到相当意外。

私は寝つきがいいので、ジュネーブの路面電車でも揺れがすごい心地よくてついつい寝てしまうのですが、寝てるとじろじろ見られたり、「マダム、荷物に気をつけてね!」と注意されます・・・

笔者自己也很喜欢打瞌睡,即使在日内瓦颠簸剧烈的有轨电车上也会不知不觉放松了精神开始打瞌睡,打瞌睡的时候常会有人盯着笔者看,或者提醒笔者“夫人,看好您的行李!”……

ウィキペディアでは、「イネムリ」はドイツ語、英語、ポーランド語、ロシア語、ギリシャ語にも!居眠り(いねむり、英: Inemuri)は公共の場や職務中において睡眠すること。日本において顕著に観察される慣習である。「その場で寝る」を表す日本語由来の語として日本国外で参照されることがある。「出典 居眠り - Wikipedia」

在维基百科,“居眠り”这个词在德语、英语、波兰语、俄语、希腊语版本中都有出现。居眠り(读作いねむり、在英文中译作单词Inemuri)指的是在公共场所或者是工作单位睡着的场景。这在日本是一种很显著的现象。这个词也被用来描述“(在工作场合)打瞌睡”的场景,作为出自日语的外来语被外国人模仿使用。(本段引用自维基百科“居眠り”词条)

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

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中国の掲示板サイトでは、、、

在中国的论坛上——

中国の掲示板サイト猫撲の掲示板に「地下鉄で居眠りする日本人たちが無防備すぎる!」というスレッドが立てられた。スレ主は地下鉄などの電車内で居眠りする日本人の写真を多数紹介しているが、これを見た中国のネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

在中国猫扑网的论坛上,有一篇标题为“在地铁上打瞌睡的日本人们看上去太没防备了!”的连载帖占据了榜首。楼主发布了很多日本人在电车上打瞌睡的照片,看到这些照片之后中国网民们发表了各种各样的感想。

好意的な意見もあります。「どうりで日本人の仕事レベルが高いわけだ。すべての精力を仕事に注いでいるのだ。この点はわれわれも学ばなければ。」

有正面的评价:“怪不得日本人的工作效率那么高,原来是因为他们把精力全用在工作上了。这一点我们必须(向日本人)学习。”

「民度が高いからこういう風に眠れる。」風紀、治安の違いを指摘する声。

“日本国民素质高,所以才能像这样睡着。”也有人指责中国国内风纪紊乱、治安状况不好,与日本相差太大。

「日本で活動するってこんなに疲れることなんだ。」しかし、やはり働きすぎといった見方が多いようです。

“原来在日本生活这么辛苦啊。”不过,认为(日本人)工作太猛的观点仍然占了大多数。

ほかにも、「島国は普通じゃないな」、「変態島国は強い」、「放射能を浴びたな。みんな屍のようだ」などの意見が寄せられた。全体的には好意的に捉えた意見は少なかった。

除此以外,还有“岛国就是牛”、“变态岛国人真强”、“被放射能一辐射,日本人看上去跟死了似的”之类的意见被发表在网上。总体而言,正面评论较少。

イギリスでは、、、

在英国,这件事是被这样报道的——

今日僕が読んだ、イギリス人の教授が日本人の居眠りについて書いた記事は特に面白かった。

今天笔者读到一篇英国某教授写的报道,十分有趣。这篇报道的内容也是关于日本人打瞌睡的。

「日本の会社のミーティングや国会では居眠りが認められています。」

“日本的公司会议或者是国家会议中,打瞌睡是被允许的。”

「居眠りは男らしい行動です。」

“打瞌睡是件很有男子汉气魄的事儿!”

「会社での立場が上の人と下の人は居眠りが出来ますが、中堅の社員は出来ません。」といった面白い勘違いを紹介しています。

“在公司开会的时候,地位高的人和不起眼的小人物可以打瞌睡,精英骨干职员不能打瞌睡。”该报道也发布了令笔者忍俊不禁的错误见解。

文化人類学者による論考まで、、、

至于文化人类学学者,他们是这样论述的——

ケンブリッジ大学で文化人類学を研究しているブリギッテ・シテーガさんの著書『世界が認めたニッポンの居眠り』は、そんな日本人の特殊な睡眠習慣について、文化的側面から考察を試みた論考。

剑桥大学的文化人类学学者 Brigitte Steger 在他的著作《被世界认同的日本文化——打瞌睡》中,围绕日本人独特的睡眠习惯,从文化角度进行了研究性的试论。

世界が認めたニッポンの居眠り | 阪急コミュニケーションズ - 書籍 ブリギッテ・シテーガ 著、 畔上司 訳。

《被世界认同的日本文化——打瞌睡》| 阪急出版社出版书籍 Brigitte Steger 著, 畔上司 译。

なぜ、日本人は電車の中で居眠りし、自分の降りる駅で突然ニョキっと起きるのか? 日本では人々はどのように居眠りし、どのような文脈で居眠りをしているのかについてケンブリッジ大学の文化人類学者が歴史学的、社会学的に検証した、 「ニッポンの居眠り論」。

为什么日本人明明在电车中打着瞌睡,却又能在自己下车的那一站突然醒过来呢?在日本,人们是怎么打瞌睡的,又是在怎样的环境中打瞌睡的呢?剑桥大学的文化人类学学者从历史、社会的角度论证“属于日本的打瞌睡论”。

こんな本まで出版されて話題になっています。

这本书出版后引起了大家的热议。

「このテーマに興味を持ったのは、20年前に東京で暮らしていた時でした。その頃の日本人は、世界一短い睡眠時間で勤勉に働くという誇りを持っていた。にもかかわらず、仕事中でも通勤中でも、昼間から人前で眠っている人が多いことに衝撃を受けたのです。そこに矛盾を感じたことがきっかけになりました。」

“对这个论题开始感兴趣,是从20年前在东京居住的时候开始的。那个时代的日本人有着‘全世界睡眠时间最短,工作最拼命’的美誉。然而,我却被‘很多日本人无论是在工作场合还是在上班路上,从白天开始就会在众人面前打瞌睡’这件事所震惊了。在这件事上感受到的矛盾性,成为我研究这个论题的契机。”(注:以上内容来自该书作者)

原書はドイツで出版されるや、様々な形で注目を受けたという。今、ドイツ語圏では、「イネムリ」という言葉がかなりよく知られた日本語になっているというから驚きだ。

据说该书在德国出版后,受到了各种形式的关注。现在,德语中的 “Inemuri” (注:取自日文对应罗马音)已经是广为人知的外来日语词汇,这让人感到惊讶。

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日本人が『居眠り』する理由、、、?

日本人“打瞌睡”的原因?

多くの日本人は、自分が睡眠時間を削ってまで仕事をしている、全力で取り組んでいる、というのをアピールするために、会社で居眠りをしてしまったふりをします。

许多日本人都是为了表现自己“削减了睡眠时间来全力以赴地钻研工作内容”这件事(来打动别人),所以才在公司做出打瞌睡的样子。

別にアピールしたい訳じゃないでしょうが、、、

(但笔者认为他们)其实并没有特别想自我表现吧……

前述の文化人類学者による論考では、「(当人にとって)意味は無くとも出席することが必要な為」に行使される居眠り、「見えないふり、聞こえないふりでやり過ごす為」に行使される居眠り(たぬき寝入り)、などの理由や効能(笑)が挙げられています。

前文所述的文化人类学学者的论述中,(“打瞌睡”这一行为)被解释成“因为(对本人来说)虽然并没有意义但还是要出席会议所以(打瞌睡)是必须的”而行使的“打瞌睡”权(注:此处可以理解为,对于打瞌睡的人来说,自己因努力工作而休息不足,却在疲劳状态下勉强参加了会议,因此起码在会议中要打瞌睡来休息一会儿作为补偿),以及“为了做出一副看不见也听不到的样子来捱过会议”而装作“打瞌睡”(假寐),等等理由和作用(笑)也被一一列举出来了。

日本人の腸は外国人より長いため消化に時間がかかり、その間血液が腸に集中するので、頭に血が回りにくくなります。そうなると当然眠くなるうえに、電車の振動が睡眠導入剤の働きをするようになり、ついつい電車の中で居眠りをしてしまうのです。

日本人的肠比外国人的长,所以需要的消化时间也长,在这期间,血液集中到肠部,脑部血循环变得困难。这样的话人自然会犯困,此外,电车的震动也起到了催眠剂的效果,不知不觉中就在电车中睡着了。

これはホントでしょうか、、、面白い意見なので引用しました。

上面引用的这些理由,都是真的吗?

(海外では)たいていの人は、少しぐらい疲れていても、我慢して、頑張って人前で寝ないようにするんだって。

据说(除日本以外)大多数国家的人,即使稍微感到疲倦,也会忍耐,努力克服困倦不会在别人面前睡着。

海外において、人前や公共の場で眠る行為は「無謀」「礼儀正しくない」といった考えから。それでも眠い場合は寝る人もいるでしょうが、実際寝てる人はあまり見ないそうです。

在国外,在别人面前或者是公众场合睡觉被认为是“粗鲁的”“没礼貌”的行为。即使这样困倦的时候想睡的人也是有的,但很少能看到真的睡着的人。

でも、主人が言うには、電車内で居眠りが出来るのは、日本だからだろう、って。つまり、外国では、特にヨーロッパでは電車内で居眠りなんぞしようものなら、目が覚めめた時には自分の持ち物がなくなっているはずだから、って。もっと単純に言えば、日本はまだまだ治安が良いから堂々と眠れる。と、言う事です。

但是,即使是在自己的国家,敢在电车内打瞌睡的,也只有日本人了。换句话说,在国外尤其是在欧洲国家的电车里,要是(一不小心)打瞌睡之类的,等到睡醒了,自己的行李大概也丢了。再说的直接一点的话,正是因为日本治安良好,国民才能够“堂堂正正”地打瞌睡。

やっぱり、日本は特別『居眠り』が多い!しかし考えてみると確かに居眠りは日本の文化の一つなのかもしれません。

果然,在日本“打瞌睡”的场景特别多!但是试着考虑一下,“打瞌睡”可能真的是一种日本文化吧。

ヨーロッパでも昼寝という習慣はありますが、居眠りのように「ながら活動」の形で眠ることはほとんどありません。

在欧洲国家,人们有午休的习惯,像“打瞌睡”这样,在“一身多用”的状态下睡觉几乎是没有的事。

日本は電車で寝ている人が沢山いますが、アメリカやイギリスの都市では誰かに財布や携帯などを盗られてしまうかもしれないので、電車で寝ている人は滅多にいません。

在日本的电车上睡觉的人非常多,在美国、英国等国家的城市里(打瞌睡),钱包、手机很可能会被别人偷走,所以在电车上睡觉的人非常少。

日本人の睡眠不足は、実際のところ、仕事のしすぎと真面目な性格によるものということが出来る。

日本人睡眠不足,实际上,是过度工作和性格认真导致的结果。

出勤しても仕事を真面目にやり、中国人が一時間で終わる仕事を、日本人は往々にして一時間半かける。その真面目な態度が、一日中を忙しくさせてしまい、おのずと睡眠時間を削って対応することになる。

由于上班时对待工作认真,中国人一小时就可以完成的工作,日本人常常要花费一个半小时。正是这种认真的态度,让(日本人)一整天都很忙碌,自然不得不削减睡眠时间来应对这种情况了。

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