沪江

日本留学:关东关西饮食文化大不同

尹诗默译 2020-04-19 06:30

▼だし

鲜汁汤

関東: かつおだし。ダシに使うのは、魚ダシが主流です。また、使用する水も同じ水道水なのですが、関東では硬水と呼ばれるミネラル分を多く含んだ水を利用しています。

关东:鲣鱼汤。鲜汁汤里使用的主要是鱼类材料。另外,虽然使用的水也是管道水,但是在关东使用的是含大量矿物质、被称作“硬水”的水。

関西: 昆布ダシが多いです。軟水と呼ばれるミネラル分を含まない水を利用しているので、昆布のダシがよく出て、出汁自体に味が沁み込みます。

关西:海带汤比较多。因为使用的是不含矿物质的软水,常常提供能让鲜汁汤深入自身的味道的海带汤

関西のだしといえば、昆布だし+薄口しょうゆ。関東のだしは、かつおだし+濃口しょうゆというのが一般的です。日清の「どん兵衛」は関西と関東で、うどんつゆの味付けを変えていることも有名ですね。

说到关西的鲜汁汤,就是海带汤加上淡酱油。而关东的鲜汁汤,一般就是鲣鱼汤加上浓酱油。日清的“丼兵卫”,也因它关东关西的乌冬汤的调味不同而闻名。

実は関東の人はつゆは飲むものではなく、絡めるものとして捉えているようです。したがって、つゆを飲むことが少ないようです。関西では、つゆは「だし」と呼び、うどんなどの場合でも最後まで飲み干すことがあります。

实际上,关东的人不把汤汁作为喝的东西,而是用作浇头。因此,喝汤汁的情况很少。而在关系,汤汁被喊作“だし”,吃乌冬面什么的时候到最后会把汤汁给喝干。

▼うどん・そば

乌冬面、荞麦面

関東:たぬきうどん。うどんに揚げ玉(天カス)を入れたものです。関東ではどこのお店でも見かけますが、関西ではまず見かけないメニューです。

关东:阳春面。在乌冬面里加上天妇罗渣后的汤面。这在关东无论哪个店都能见到,但是在关西却是几乎找不到的菜单。

関西:きざみうどん。関西には揚げをきざんで入れた「きざみうどん」というのがあります。九条ネギを入れて、とてもシンプルなうどんです。

关西:碎豆腐乌冬。在关西则是把油豆腐切碎放入,做成“碎豆腐乌冬”,把九条葱放进去,特别简单的乌冬。

関東には「きつねそば・うどん」「たぬきそば・うどん」が存在するが、関西には「きつねそば」や「たぬきうどん」は存在しない。京都は「たぬき」と注文すれば、きざみうどんのあんかけが出てきます。

在关东有“油豆腐荞麦面/乌冬面”“阳春荞麦面/乌冬面”,而在关西这两种都不存在。在京都如果点“阳春面”的话,碎豆腐乌冬就会被端上来。

▼食パン

面包

関東:基本の6枚切。全国的に主流のようです。

关东:基本的六片装,据说在全国是主流。

関西:やや厚めの5枚切。関西では、こちらの人気が高いようです。

关西:稍微厚一点的五片装。在关西,据说是这种的人气更高。

全国的には、メインとなる6枚切りが売れ筋の中心ではあるのですが、近畿圏では5枚切りの方がよく売れています。

在全国,畅销商品是以六片装为主,但是在近畿圈则是五片装更好卖。

これは東日本がパリッとした食感を好むのに対し、関西はたこ焼きやお好み焼きなどの“コナモン文化”に代表されるようモチっとした食感が支持されているからではないでしょうか。

这是因为和东日本喜欢硬而脆的口感相对,关西则喜欢以章鱼小丸子、大阪烧等为代表的“面食文化”,支持糯糯的口感的原因吧。

▼ねぎ

関東:東日本には古くから”加賀ねぎ””千住ねぎ”など、代表的な根深ねぎの品種群があります。味自慢のブランドねぎの横綱格は”下仁田ねぎ”。

关东:在东日本,很久以前起就有加贺葱、千住葱等为代表的长白葱种类。“下仁田葱”是其中味道最引以为豪的品牌葱种。

関西:葉ねぎの代表品種は、京都が発祥の”九条ねぎ”。主に薬味などに使われます。

关西:叶葱的代表品种是京都发祥的“九条葱”。主要被作为佐料使用。

昔から、関東では主に白い部分(葉鞘)を食べる根深ねぎが栽培され、関西では緑の葉の先端部まで食べられる柔らかい葉ねぎが栽培されていました。

很久以前起,在关东就以栽培白色部分(叶鞘)可食用的白葱为主,在关西则主要栽培能吃到绿叶的前端部分的软软的叶葱。

▼おにぎり?おむすび?

▼饭团

かつては関西と関東では呼び名も形状も異なった。関東が「おにぎり」で、関西では「おむすび」である。

很早以前关西和关东名称和形状就都不一样。在关东是叫“おにぎり(握寿司)”,在关西则叫“おむすび(饭团子)”。

武士が持ち歩くために、強くにぎれる三角形のおにぎりが浸透した東京。 商人の町で観劇なども盛んだった大阪では、幕間に食べる幕の内弁当に入るふっくらとした“俵形”のおむすびが主流になったといわれています。

在东京,为了武士能带着走,风行的是能用力捏紧的三角形饭团。而在商业繁荣的、看剧盛行的大阪,据说是为了能放入在戏剧幕间休息时食用的“幕间盒饭”,因而松软的稻草包状的饭团子变成了主流。

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声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

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▼いなりずし

油豆腐寿司。

関東:関東のお稲荷さんの形と言ったらコレ!俵型の酢飯に揚げがスッポリ包まっているこの形が主流です。

关东:在关东,说到油豆腐寿司的话就是这个!将稻草包形状的醋饭完全包起来的形状是主流。

関西:関西では三角形。具材の入った五目ちらし寿司を中に詰めることがあり、「五目稲荷」と呼ばれることもあります。

关西:在关西则是三角形。把放入了配菜的什锦寿司饭塞进去,也被称作“什锦稻荷”。

関西風は京都の伏見稲荷が発祥。きつねの耳や伏見稲荷大社のある稲荷山のかたちを模したものとされています。中身も東が白い酢めしだけなのに対して西は具にごぼうやごまを使います。

关西风味的发祥地是京都的伏见稻荷。是模仿狐狸的耳朵或有着伏见稻荷大社的稻荷山的形状。与关东仅仅使用白醋饭作为馅相对,在关西会在馅里加上牛蒡和芝麻等。

▼お雑煮の餅

杂煮汤的年糕

関東:焼いた四角形の切り餅(角餅)。だしは、醤油ベースのものが主流。

关东:烤过的四角方年糕,鲜汁汤也是主要以酱油为底。

関西:焼かない丸餅。だしは、白みそベースのものが主流。

关西:是没有烤过的圆年糕。鲜汁汤以白味增为底的为主流。

味噌味としょうゆ味、丸餅と角餅などの東西のお雑煮の違いは、江戸時代からすでにあったと考えられています。

这种味增味与酱油味、圆年糕和方年糕的东西杂煮汤区别,是从江户时代就已经有了。

江戸時代、江戸には人口が集中していました。そのため一つずつ手で丸める丸餅より、手っ取り早く数多く作れる角餅が使われたと考えられています。一方関西では 昔から「円満」の意味を持つ縁起ものの丸餅が使われていました。

在江户时代,江户(东京)人口集中,因此比起要一个个用手捏圆的圆年糕,用的是省事又能做得多的方年糕。而在关西,则从古至今使用的是有着“圆满”之意、能讨个好口才的圆年糕。

▼糸こんにゃく・しらたき

魔芋粉丝

関東:しらたき。精製された白いこんにゃく粉を水に溶き、のり状になったものを円筒の小さい穴から湯の中に押し出して作ります。その様子が水しぶきをあげて落ちる滝のように見えることから「白滝」と名付けられたのです。

关东:“白瀑布”(直译)。精制的白色魔芋粉溶在水里,变成糊状后从圆筒的小洞里挤出来制作而成。这个样子就像飞流直下溅起水花的瀑布,因此起名为“白瀑布”。

関西:糸こんにゃく。板状に固めたこんにゃくを包丁などで細長く糸状に切って作ります。お鍋やすき焼きに欠かせない白くて細い糸状のこんにゃく。

关西:“魔芋丝”(直译)。像板一样固定好的魔芋块用刀等切成细长条状制作而成。在火锅或者寿喜锅里不可或缺的细白丝状的魔芋。

日本こんにゃく協会でも『現在でははっきりと区別できる要素はない。』そうです。ほぼ同じもののようです。

日本魔芋协会也说“现在没有能够清楚区分的性质”。几乎就是一个东西。

すきやき

寿喜锅

関東:みりん・醤油・酒・砂糖などを調合して作ったタレ(割りした)を使って肉と野菜を同時に煮る調理法です。

关东:料酒、酱油、酒、砂糖等调和后做成的作料汁和肉及蔬菜同时煮的调理法。

関西:まず肉を焼き、砂糖と醤油で好みの味に調え、その後野菜を入れていきます。「割りした」を使わず、煮詰まったら酒や水をさして味を調整します。

关西:先烤肉、然后用砂糖和酱油调出喜欢的味道,然后加入蔬菜。不使用作料汁,而是煮干后撒上酒和水来调整风味。

「すき焼き」とはもともと関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていまし混ぜ合わせた割下で、「煮る」ように作ります。このような作り方をするのは、「牛鍋」がベースになっているからなんだとか。

“寿喜锅”本来是关西地方用的称呼,而在关东则被叫作“牛锅”,是把作料汁混合好之后“煮”就的。用这种做法是因为“牛锅”作为汤底的原因。

関西風のすき焼きは、熱した鍋に牛脂をひき、薄切りの牛肉を焼いて、醤油と砂糖で味付けをする、まさに「焼く」調理法。肉は必ず鍋で焼き、だしは使わないので関東のすき焼きよりも濃い味になるようです。その他、水分の調節は野菜でする為、野菜の種類も多いようです。

关西风味的寿喜锅,是在加热好的火锅里涂上牛油,把切成薄片的牛肉烤后,用酱油或者砂糖来调味,无疑是“烤”的烹饪法。肉一定要在锅里烤,而且不用鲜汁汤,所以跟关东的寿喜锅相比更加浓厚的味道。另外,因为是用蔬菜来调节水分,因此蔬菜的种类很多。

▼肉と言えば…

说到肉......

関東:東京圏では、肉は牛肉にあらず、「豚肉」を指すことが多い。スーパーなどの食肉売場も、関西は牛肉が多量のスペースを占めるが、東京は豚肉に逆転する。

关东:在东京圈,肉不是牛肉而多是指“猪肉”。超市等食用肉卖场也是在关西牛肉占较多空间,而在东京则是猪肉逆转。

関西:大阪で「肉」といえば、「牛肉」をさす。豚は豚肉、鶏は鶏肉または「かしわ」と呼ぶ。カレーや肉じゃがに入れる肉は、実は東西では全く違います。関西では牛肉を、関東では豚肉を使います。

关西:在大阪说到“肉”,指的是牛肉。猪肉叫猪肉,鸡肉叫鸡肉或是“日本鸡”。连放在咖喱和土豆烧肉里的肉,实际上东西也全然不同,在关西放的是牛肉,在关东则是用猪肉。

関西では、豚肉入り饅頭だからストレートに「豚まん」と呼ぶ。ところが、東京では、「豚まん」は通じない。「肉まん」の呼び名に変換される。

在关西,放入了猪肉的馒头就会直接叫“猪肉馒头”。然而,在东京,“猪肉馒头”的说法行不通,应当换成“肉馒头”这样的叫法。

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▼おでんの具

▼关东煮的材料

関東:はんぺん・ちくわぶ。ちくわぶは小麦粉と水、塩を混ぜ、棒に巻き付けたものを蒸した料理。関東を中心に食べられている食材です。

关东:半平鱼肉饼与筒状鱼饼。筒状鱼饼是小麦粉和水、盐混合后,卷在棒子上蒸成的料理。是以关东为中心常被食用的食材。

関西:牛すじ。関東のおでんとの違いは、まず味付け。関東が濃い口しょうゆによるやや塩辛い味付けなのに対し、関東煮は薄口しょう。

关西:牛筋。和关东的关东煮的不同之处,首先就是调味。和关东用了浓酱油而稍微咸一些的调味不同,关西的“关东煮”则是淡口。

東京を中心に根強い人気なのが「ちくわぶ」「はんぺん」「つみれ」。「すじ」と言ったら、関東は練り物の呼び名、関西では当然のごとく「牛すじ」の事で、これは関西定番の具。

以东京为中心,筒状鱼饼、半平鱼肉饼蒸鱼丸子有着不可动摇的人气。说道“筋”,在关东是熬制食品的名字,而关西则理所当然地是指牛筋,这是关西固有的配菜。

▼ところてん

石花菜凉粉

関東:ところてんは酢醤油や三杯酢でおかずのように食べるのが主流。

关东:石花菜凉粉用醋酱油或者三味调料汁*作为配菜食用。

*译者注:三味调料汁,用同量的醋、酱油、料酒混合而成。

関西:黒蜜をかけて、デザートとして食べます。

关西:浇上红糖汁,作为甜点来食用。

関東では、辛い味付けが主流です。お酢、醤油、青のりからしで味付けして、お酒のおつまみにちょっとした軽食に、夏は大活躍します。しかし、場所が変われば、食べ方も変わるものです。関西では、甘い味付けが多く、黒蜜をかけて食べる、なんとデザートです。

在关东,多数是调上辣味,用醋、酱油、浒苔芥末等调好味,作为下酒菜时的小吃,在夏天很受欢迎。然而,场所变了之后,吃法也变了。在关西,多数是调上甜味,浇上红糖水以后吃,成了一道甜点。

▼ひなあられ

米花糖

関東:米粒大で甘い。米を爆ぜて作ったポン菓子を砂糖などで味付けしたものです。

关东:像米粒一样大,甜甜的。米爆开之后做成的膨化食品用砂糖等调味后的食物。

関西:直径1センチ程度の大きさがあり、しょう油や塩味など。餅からできており、いわゆるあられです。

关西:有直径一厘米的大小,有酱油味和咸味。由年糕制作而成,是所谓的炒年糕丁。

どちらがルーツなのかは諸説ありますが、「ひなあられ」という言葉だけが京都から発祥し、関東・関西それぞれもともとは違う形のものを「ひなあられ」と命名したのではないかといわれています。甘い関東風はお菓子として、醤油や塩味の関西風はお菓子や酒の肴として発展という説がありますが、これも定かではありません。

关于哪个才是本源,有着各种说法,但是“米花糖”这个词本身是从京都起源的,有种说法是只不过关东关西从一开始就把不同形状的东西命名为了“米花糖”。也有说法说,甜味的关东风味发展成了日式点心,而酱油味和咸味的关西风味则发展成了点心和下酒菜,但也不知真伪。

▼桜餅

樱饼

関東:「長命寺」。小麦粉や白玉粉などの生地を薄焼きにして餡を巻いたなめらかなタイプ。

关东:“长命寺”。小麦粉和白玉粉等原材料摊薄后把馅卷起来的滑滑的类型。

関西:「道明寺」。餅米を粗くひいてつぶつぶした感じが残っている丸いタイプ。

关西:“道明寺”。糯米粗略地碾碎后,留有一粒粒的口感的圆圆的类型。

関東風は小麦粉で作った薄皮で餡をワッフルのように包むのに対して、関西風は砕いたもち米(道明寺粉)を蒸して餡をくるみ、俵型に形づけたものが主流です。いずれもその地方では単に「桜餅」と呼ばれていますが、双方を区別するときには「長命寺」「道明寺」と呼んでいます。

在关东,把小麦粉做的薄皮像华夫饼干一样包起来,与之相对,关西风味的主流则是碾碎的糯米(道明寺米粉)蒸熟后把馅包裹起来,做成稻草包形状的样子。无论哪种都在当地被称为“樱饼”,但是这两种区别起来的话分别被叫做“长命寺”“道明寺”。

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