沪江

会多国语言者的共通:性格随语言变

花梨译 2015-05-30 06:30

【2ヶ国語以上話す人の共通点】使う言語によって「性格」まで変わる

【会说多国语言的人的共通点】使用不同的语言时,性格也会跟着改变。

「言語が変われば周りの世界も違って見える」という面白い記事を見つけた。記事によれば、まったく同じ出来事を目撃しても、その捉え方は各々が使う言語によって異なるらしい。

看到过一篇有趣的报道说,使用的语言不同,对周围世界也会有不同的看法。报道中写道,即使目击完全相同的一件事,理解方式也会随着语言的不同而各自不同。

フランス語と日本語のバイリンガルである滝川クリステルさんも、話す言語によって性格も変わるようだと言っていたように、使う言語によって自分の人格が変わっているように感じる人は多い。そして実験の結果は、この感覚が正しいということを裏付けているようだ。

能流利地使用法语和日语的泷川雅美也说,和传言一样根据使用的语言不同,性格好像也会跟着改变呢。感觉到自己的人格确实随着自己使用的语言发生着变化的人很多。而且,实验的结果证实了这种感觉是对的。

筆者は第2言語の英語と第3言語のフランス語を話すが、どちらも母国語レベルではないのでトリリンガルではない。しかし、何となくこの感覚がわかる気がする。使う言語によって話しているときの気分は確実に変わるし、それがまるで自分の性格まで変わってしまったかのように錯覚することもある。

笔者的第二语言是英语,第三语言是法语,由于两者都达不到母语水平,所以算不上是通晓三国语言的人。不过,我总觉得我能体会到这种感觉。使用不同的语言说话的时候,心情也确实会变化,有时候真的会有一种自己的性格被改变了的错觉。

そこで筆者が感じる、それぞれの言語を話している時の”気分”やイメージを書き出してみた。

接下来,笔者试着描述一下说不同语言时的心情或印象。

【英語】

自信家、自慢げ、ポジティブ、オープン、大胆、行動的、明るい、速い、ハリウッドスター

【英语】

很自信、傲慢、积极、开放、大胆、有行动力、开朗、迅速、好莱坞明星

【フランス語】

不平不満、ひねくれ、気品、怠慢、成熟、自立、自己主張、皮肉、人間臭さ

【法语】

忿忿不平、乖僻、优雅、怠慢、成熟、自立、自我主张、讽刺、讨厌人类

【日本語】

丁寧、大げさ、シャイ、曖昧、遠慮、尊敬、思いやり、偽善、低姿勢、純粋、ごまかし

【日语】

礼貌、夸张、害羞、暧昧、客气、尊敬、体贴、伪善、低姿态、纯粹、敷衍

これはあくまで筆者個人の感覚なので、ある言語を話してどう感じるかには個人差があるだろう。実際のところは、何語を話したところで人物そのものが変わるわけではないので、性格まで変わるとはいえないのかもしれない。しかし、自分がもつ“自己に対するイメージ”がちょっとだけ変わるように思う。

不过这些说到底都是笔者的个人感觉,在说某种语言的时候,每个人的感觉也是不同的吧。实际上,在说任何语言的时候,说话的人本身不会改变,因此性格也许不会改变。但是,自己对自己的印象可能稍微有点变化。

変わるのはイメージだけではない。声のトーンもそれぞれの言語で微妙に変わる。筆者の場合、日本語が一番高く、英語が一番低い声になっているが、高いトーンの声で英語を話せば何となくしっくりこない。逆に英語で話すような低いトーンで日本語を話すと、怒っているように思われそうだ。これら声のトーンの違いも言語の持つイメージに影響しているように思う。

变化的不仅是印象。声调也随着语言的不同而有着微妙的变化。笔者的情况是,说日语时声调最高,说英语时声调最低。用高声调说英语的话,总觉得不太合适。

また、日本語は英語やフランス語に比べて”ニュアンス”で会話する言語であり、他の言語で話すときに比べて「相手の気持ちを探りあう」感じがする。語尾だけを変えれば言いたいことを180度変えることもできるので、言いたいことを最初に言わなければならない英語やフランス語に比べ、相手の顔色を伺いながら会話するのに適した言語である。日本語は良いように使えば思いやりのある丁寧な言語だが、本音をごまかしやすく、曖昧でうやむやにしやすい言語でもあるように思う。

还有,与英语、法语不同,日语是含蓄的语言,与其他语言相比,用日语对话时需要互相探索对方的真实想法。哪怕仅仅改变句尾,想表达的意思也能来个180度大转弯,所以和最先把想说的意思直接表达出来的英语、法语相比,是比较适合一边观察对方的脸色,一边对话的语言。日语使用的好的话是体贴又礼貌的语言,但是也是很容易隐藏真实意愿、暧昧不清、不了了之的语言。

とまぁ、筆者はこのように感じているのだが、他の多言語話者は「話す言語によって性格が変わる」と感じているのだろうか。ネットの意見を調べてみた。

总之笔者是这么感觉的。其他的多语言使用者可能也会感到随着语言,性格发生了改变。我调查了一些网友的意见。

● 日本語以外の言葉で話す時は、はるかに攻撃的、直接的かつより論理的になります。言葉は単に単語が入れ替わるだけではないのです。言葉そのものが持つ「文化」も「習慣」もいっさいがっさい一体になりますので、「人が変わる」のです。(kakurekiriさん)

● 说日语以外的语言时,会变得有攻击性、直接而且有逻辑。语言不单单只是套换单词。语言本身含有的文化和习惯等所有的一切都融为一体,所以人会改变。(kakurekiri)

● 英語ですと松岡修三みたいになります。対して日本語ですと、鬼コーチ風になります。「頑張れ、頑張れ」 と連呼するみたいな。(mstk2さん)

● 我的名字用英语念的时候听起来更像松岗修三,相对的用日语念的时候听起来更像一个魔鬼教练。像是在说“加油、加油”的感觉。(mstk2)

● 日本から引っ越してきてまだ数年くらいの頃は,話す言語により自分の性格や考え方が変わると思っていました。それから長く経った今は,言語による差はあまりないように思えます。話す内容を組み立てていく論理などはある程度違いますが,性格など全体としては,そう変わらない気がします。(mideさん)

● 刚从日本搬家过来没几年的时候,我曾觉得由于使用的语言不同,性格和思维方式也改变了。但是,随着时间流逝,现在我认为由于语言不同而引起的差异很小。组织语言的逻辑在一定程度上有所不同,但是整体的性格来看,还是没什么变化的。(mide)

● 日本語は遠回しの表現が多く、英語他西欧系は白黒はっきりとした表現が多いので、自然と日本語の時は遠慮気味に、西欧系言語の時は大胆になっている自分をたまに感じます。(tidak_apa2さん)

● 日语里绕着圈子说话的表达方法居多,而英语和其他的西欧语系则是黑白分明的表达方式居多。因此说日语的时候很自然的就变得很客气,而说西欧系语言的时候会感觉自己变得比较放得开。(tidak_apa2)

● 日本語のときは日本人のような振る舞いですが、英語脳になっているときは欧米人のようにゼスチャーを良く使うようになりますし、考え方すら変わります。性格も異なるようにおもいます。(poyopoyo111さん)

● 说日语的时候行为举止会像日本人,而变成英语的思维方式时,则会像欧美人那样经常用手势、甚至思考问题的方式也会变化。我觉得性格也就跟着不同了。(poyopoyp111)

どちらかというと、性格も変わると考えている人のほうが多いようだ。結局のところ、英語を話せば英語圏の人っぽくなり、中国語を話せば中国人っぽく、ドイツ語を話せば自然とドイツ人っぽくなるのだろう。上でkakurekiriさんが言っているように、言語とは「文化」や「習慣」を包括するもの。言語の習得を突き詰めれば、日本人以外の○○人っぽさを手に入れることであり、今までになかった新たな”自分”を知ることにも繋がる。

非要说个结论的话,貌似还是认为性格也会随着变化的人比较多。结果是,说英语的话就会变得像英语圈的人,说中文的话就会变得像中国人,说德语的话,就自然而然的变得有点像德国人。就像上面kakurei说的那样,语言是包括了文化和习惯在内的。归根结底语言的学习可以使你的身上若隐若现一些别的国家的人的影子,也能使你遇见一个新的自己。

だから言語の習得は面白い。

所以说,学语言非常有趣。

多言語話者のみなさんは、どう思いますか?

会说多国语言的你们,是不是这么想的呢?

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