沪江

2015年偶像热潮将何去何从?

椰子译 2015-01-11 06:30

2014年の年間シングルランキングでは、AKB48がTOP5を独占した。1位の「ラブラドール・レトリバー」(178.7万枚)を始め、すべてがミリオンセールスを記録。さらに8、10、11位と“公式ライバル”である乃木坂46が名を連ね、TOP20では13曲を女性アイドルが占めた。AKB48の年間1位は5年連続で、それに引っ張られるように多くのアイドルグループが活躍する状況が続いている。果たして、このアイドルブームは2015年以降も継続していくのだろうか?

2014年的全年单曲排行中AKB48独占了TOP5。以第1名的“拉布拉多寻回犬”(178.7万张)为首,所有的都破了百万。紧接其后的是第8、10、11名的“官方竞争对手”乃木坂46,TOP20中有13首被女性偶像霸占了。AKB48已经连续5年获得首位,众多偶像团体在其影响下也大为活跃。那么到底,这场偶像热潮在2015年以后也会继续吗?

アイドルブーム、過半数以上が「継続する」と回答

关于偶像热潮,超过半数以上人回答“会继续”

今回、10代から50代の男女を対象に、『2015年も“アイドルブーム”が継続するか?』という調査を実施。その結果、【継続する】が54.1%、【継続しない】が45.9%と、アイドルブームは続くとの見方が過半数をやや上回った。世代別で見ると、【継続しない】が多かったのは10代男性(59.3%)と20代女性(51%)、50代女性(53%)のみ。他はすべて【継続する】が上回っている。そのほとんどが僅差だが、70~80年代のアイドルブームを経験した50代男性は66%が【継続する】と答えている。

这次以10到50多岁男女为调查对象,实施了“2015年‘偶像热潮’也会继续吗?”的调查。结果显示:54.1%的人选择“会继续”;45.9%的人选择“不会继续”,认为偶像热潮会继续的意见占了多半。从年龄层来看,回答“不会继续”更多的只有10多岁的男性(59.3%)和20多岁的女性(51%)、50多岁的女性(53%)。其他全部是“会继续”占优势。经历过七八十年代偶像热潮的50多岁男性中66%都回答“会继续”,其他差距不大。

【継続する】の主なコメントには、「アイドルグループは、思いのほか万人受けするから」(東京都/20代/男性)、「音楽業界でこれ以上稼げるモノが出てくるまではブームは終えられない」(埼玉県/40代/男性)、「何かしら現実逃避する対象が求められていると思う」(東京都/20代/女性)といった、アイドルの存在意義を理由にしたものが多い。また、「まだまだ新しいアイドルグループができると思うし、新たにブレイクするグループも出てくると思う」(長野県/10代/女性)など、新鋭に期待する声も。例えば、AKB48の「希望的リフレイン」が1位となった2014/12/8付けランキングでは、4位に東京パフォーマンスドール、5位にベイビーレイズ、6位にでんぱ組.inc、8位に愛乙女★DOLL、9位にアフィリア・サーガが名を連ねていたりと、AKBを追随するグループの躍進も見逃せない。

选择“会继续”的主要评论有:“偶像团体意外地受众人欢迎”(东京都/20多岁/男性);“在音乐界出现更能吸金的东西之前,热潮是不会被退掉的”(埼玉县/40多岁/男性);“我觉得时代需要能逃避现实的对象”(东京都/20多岁/女性)等等,很多理由是偶像的存在意义。另外还有些期待新人的声音“我认为还会有新生代偶像团体不断出现,会有新的大热团体”(长野县/10多岁/女性)。比如说AKB48以“希望的副歌”拿第1名的2014年12月8号排行榜上,第4名是东京劲舞娃娃,第5名是babyraids,第6名是でんぱ組.inc,第8名是愛乙女★DOLL,第9名是Afilia Saga,这些偶像团体紧跟在AKB身后,她们的飞跃发展也不可小觑。

一方、【継続しない】としたコメントでは、大別すると2つの理由が挙がっている。ひとつは「もう飽きた。どれも同じように見える」(兵庫県/40代/女性)、「乱立した後、好みが細分化され、ブームと言われるほどには盛り上がらなくなると思う」(神奈川県/40代/女性)など、グループの飽和状態から“飽き”を指摘するもの。もうひとつは「ブームは必ず落ち着くもの」(茨城県/30代/男性)、「一過性のものには終わりがくる」(大阪府/20代/男性)など、ブームの周期を根拠とするものだった。

另一方面,认为“不会继续”的评论主要分为两种理由。一种是“腻了。看上去都一样”(兵库县/40多岁/女性),“泛滥之后兴趣开始细分,就不能抄成热潮了”(神奈川县/40多岁/女性)等等,指出了因偶像团体状态饱和而产生的腻烦心理。另一种理由是“热潮一定会淡下来的”(茨城县/30多岁/男性),“一时的流行总会走到头”(大阪府/20多岁/男性)等等,以流行热潮周期为根据。

テレビだけに頼らない現在のアイドルたちの強み

不依靠电视的当代偶像优势

ブームが続くかどうかを考える前に、まず事実としてあるのが、AKB48が「RIVER」で初の1位を獲得した2009年から、すでに5年が経つこと。25作連続1位、19作連続ミリオンを継続中で、最新シングル「希望的リフレイン」も初動113万枚と、いまだ下降カーブにも入っていない。毎年「もう終わる」と言われながら、エンタテインメント系でこれだけ長く続いた“ブーム”は過去に例がない。では、いったい何が違うのか?

在思考热潮会不会继续之前,我们要看到已经存在的事实——从AKB48以《RIVER》第一次获得首位的2009年,到现在已经5年过去了。25作连续首位,19作连续百万销量,最新单曲《希望的副歌》初登场就售出113万张,至今没有下坡路迹象。虽然每年被人说“马上就要过气了”,但作为娱乐系能持续如此之久的“热潮”还是第一次。那么,究竟是什么地方不一样呢?

これまでのブームはほとんどがテレビに大きく依存してきた。そこで消費されたら、ブームも終わり。だが、AKB48はもともと「会いに行けるアイドル」がコンセプト。結成から9年、全国で握手会を行い、莫大な数のファンと直接触れ合ってきた。数秒の握手でも、心の掴まれ方はメディア越しとは段違い。この積み重ねが今、AKB48の強固な地盤となり、他のアイドルグループも追随するように握手会を基本に据える。テレビ主導でないブームは根強い。AKB48の番組が低視聴率で「ブームに陰り」と報じられることもあるが、実はそこは本質でない。

以往的热潮几乎都非常依赖电视媒体。在电视上被消费完,热潮也就完了。但AKB48原本是以“能去见面的偶像”为卖点的。成立9年来在全国举行了握手会,和无数的粉丝直接接触过。就算只有几秒钟的握手,但效果是隔着媒体的偶像不能比的。这种积淀现在成为了AKB48的强固基石,其他的偶像团体也纷纷效仿,以握手会为基本。不以电视主导的热潮根深蒂固。AKB48节目的低收视率偶尔会被报道称“热潮渐退”,但其实没有抓到根本。

そして、ブームの終わり方はひと通りではない。終わった後は跡形も残らないブームもあれば、ブームは過ぎても定着することもある。たとえば、お笑いは今、“ブーム”ではないが、テレビでもライブでも多くの芸人が当たり前のように活躍している。THE MANZAI、ボキャブラ、ネタ番組などいくつかのブームを経て、文化として定着した。現在のアイドルグループのブームを見ると、アイドルが世に定着する一歩手前のように感じられる。

再者,热潮结束的方式不止一种。有热潮结束后不留一丝痕迹的团体,也有些团体在热潮结束后扎根下来。比如说虽然现在搞笑不是“热潮”,但不管是电视还是演唱会,很多艺人都活跃在搞笑一线。经过了THE MANZAI、ボキャブラ天国、搞笑节目等几个热潮之后,作为文化扎根下来了。反观现在的偶像团体热潮就觉得,也许再过不久偶像就会扎根于社会中了。

宝塚のようなスターの継続的な輩出が今後の課題

今后的课题是像宝塚一样不断推出明星

そういう意味で昨年、興味深かったのがモーニング娘。’14の“復活”だ。前年から5作連続シングル1位と、全盛期にもなかった記録を達成した。もちろんメンバーは完全に入れ替わっているが、たびたび解散を噂されながら、継続してきたことが実を結んだ。“低迷”と言われていた時期も、実はライブパフォーマンスが評判になり、ブームに左右されない根強いファンを付けていた。

从这个角度看,去年的早安少女组。’14的“复活”很有意思。从去年开始5作连续获得单曲首位,创下了全盛期都没有的记录。当然成员全都换人了,顶着解散传言坚持到现在的努力得到了回报。就算是在大家所说的“低迷”时期里,演唱会演出也评价很高,吸引了不被潮流左右的铁杆粉丝。

メンバーの卒業と加入を繰り返しながらグループは続く形の、長期的な理想は宝塚だろう。宝塚もまた定着した文化。メンバーが多く常設劇場を拠点にする48グループは、より宝塚的なものに向かう気がする。アイドル界全体もそうなれば理想的。カギとなるのが、スターの継続的な輩出だ。スターが活躍→そのスターに憧れて新たなスターが生まれる。このサイクルが確立されるかどうか。

成员们一批批毕业又新加入,这样将团体维持下去的长期理想型应该是宝塚吧。宝塚也是扎根的文化。成员多以常设剧场为据点的48组合,有点更加偏向宝塚式。偶像界如果全是这样就更理想了。关键是明星的不断出现。明星的活跃→憧憬着这位明星又诞生了新的明星。这个良性循环是关键。

2014年は大島優子(AKB48)、道重さゆみ(モーニング娘。’14)を始め、グループのエースやリーダーの卒業が相次いだ。Berryz工房の無期限活動停止、そして、高橋みなみ(AKB48)の卒業も発表された。一方、宮脇咲良(HKT48/AKB48)など次世代メンバーが相次ぎセンターに抜擢されたり、「1000年に一度の逸材」と呼ばれる橋本環奈(Rev. from DVL)が人気を呼んだりと、世代交代の波が顕著になった。2015年はアイドルがひとつのブームで終わるか、定着するかの岐路になりそうだ。

2014年以大岛优子(AKB48)、道重沙由美(早安少女。’14)为首,团体的王牌或队长相继毕业。Berryz工房无期限停止活动,然后高桥南(AKB48)也宣布毕业。另一方面,宫胁咲良(HK48/AKB48)等次世代成员也相继被选拔到中心,被称为“千年一遇”的桥本环奈(Rev. from DVL)崭露头角等等,世代交替的浪头也逐渐袭来。偶像是走向热潮的终结呢,还是在热潮之后扎根下来呢?2015年可能会成为分歧点。

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