万叶恋歌 「-枫之章-」(小野大辅)19 有你在的地方(下)
へ、いいか、よく聞け、このキスはお別れのキスじゃない、だから、さよならも絶対言わない、どんなに遠く離れても、俺の思いは絶対変わらないから、俺はお前が好きだ、世界で一番大好きだ。そのこと、絶対忘れんなよ。じゃ、またな、行ってくる。」
--- いにしへの 神の時より 会ひけらし 今のこころも 常忘らえず ---
君と前世から出会っていたに違いない。だから、ずっと君のことを忘れられない。
俺は、窓の外のお前だけを見ていた。この目にしっかりと焼き付けておくために。電車は速度を上げていく、ホームで見送ってくれていた姿は、どんどん小さくなって、ついに見えなくなった。
「こんなに手振っても、もう見えないか。」
自分が育った町、お前がいる場所。悲しくなんてない、これは俺が成長するための、あいつを守れるようになるための通過点なんだ。
「でも、どうして涙が出るんだろう。はぁ、そっか、太陽が眩しいからか。」
新しい生活が始まろうとしている、お前がいない生活。でも、俺たちはこの太陽の下で
繋がっている。
(kiss)嘿,好了,你听着,这个吻不是离别的吻,所以,我绝对不会说这是分别的,无论离得多远,我的心也永远不会改变,我爱你,世界上最爱的就是你。这件事,千万不要忘记哦。那么,四年后再见了,我走了。”
『自神代起,男女相匹求;今我心中,念念无时休。』
一定是前世我就遇到了你。所以一直不能够忘记你。我,只看得到站在窗外的你。为了让这双眼好好的记住你的模样。
电车的速度渐渐的提升,在月台上目送我离开的那个身影,越来越小,终于消失。即使这样挥动双臂,也已经看不到了吧。
我成长的这个城市,你所在的地方。没有悲伤,因为这是为了我的成长,为了能够守护她所要经过的考验。
“但是,为什么眼泪会流出来呢?哈……这样啊,是因为阳光太耀眼了啊。”
要开始新的生活了,没有你的生活。但是,我们在这一片阳光下,紧紧相连。