沪江

从地震看日本国民性

kyon译 2016-11-22 11:07

東北地方太平洋沖地震が起きたとき、フランスは朝の6時46分で、朝から一日中、ニュースは日本の地震の報道一色でした。パリの日本人街と呼ばれるオペラ地区に行くと、朝10時ごろから次々とテレビやラジオ局、新聞記者が集まり、日本人を探してはインタビューをしたいと近づいてきます。

东北地区太平洋海域发生地震时,法国是凌晨6点46分,所以早上开始一整天都是清一色的日本地震报道。到巴黎人称日本人街的欧培拉地区,从早上10点开始就不断聚集了电视广播媒体的新闻记者,他们寻找日本人希望进行采访。

「あなたの家族は大丈夫ですか?連絡はとれましたか?」続々とやってくる記者たちの数に、祖国で起こった災害の大きさをあらためて実感します。そんな中でも救いになるのが、日本人の振る舞いをたたえられたときです。

“你家里人没事吗?联系上了吗?”不断赶到的众多记者,让我再次对发生在祖国的巨大灾难有了实感。在这当中,让我倍感欣慰的是他们赞扬日本人举止的时候。

「なぜ日本人は冷静でいられるのですか?」「どうしたら、こんなときでもほかの人を思いやれるのですか?」フランス人の目には、みんなが一丸となって現実に向き合い、取り乱すことなく前進しようとしている日本人の振る舞いが「尊敬に値する」と映っているのです。

“为什么日本人能保持冷静呢?”“要怎么做才能在这种情况下还为他人着想呢?”法国人眼里看到的是:面对现实团结一致,不慌不乱举步向前的日本人的姿态“值得尊敬”。

■自然を受け入れる大きなを持つ日本人

■拥有接受自然的宽大胸襟的日本人

日本人を取材したいとやってきたフランスの新聞「パリジャン」紙の記者、マリアンさんはこう言います。「なによりも、日本人の冷静さに驚きました。フランス人は問題があればやたらと騒ぎます。もし、フランスで同様のことが起こったとき、受け入れるという姿勢に慣れていない私たちは、あなたたち日本人のように対応できるかどうかは疑問です」と語りました。

希望采访日本人的巴黎报纸《PARISIAN》的记者玛丽安这么说道: “最让我吃惊的还是日本人的冷静。法国人一有问题总是吵闹不休。假如法国也发生同样的灾害,对于不习惯接受自然灾害的我们来说,能否像你们日本人一样应对还是个疑问。”

また、テレビ局の記者、マルティンさんは言います。「食料不足が懸念され、スーパーに殺到する人たちの映像を見ても、みながきちんと列に並んで順番を待っている姿に驚きました。もしこれがフランスだったら、きっと押し合い、取り合いになるでしょう。

此外,电视台记者马丁也说:“看到担心食物短缺而赶到超市的人们的影像,大家都排好队依次购买,这个场景让我震惊。如果在法国,大家肯定都相互推挤,你争我抢吧。”

以前、取材で日本に行ったとき、交通量の激しい銀座4丁目の交差点で、一度もクラクションが鳴らずに人と車が行き交うのを見たときから、すごい国民性だと思っていました。でも、震災時にもパニックやヒステリーを起こさずに、きちんとルールを守れることは、あらためて尊敬いたします。」

“以前我因采访的关系到过日本,在交通量巨大的银座4丁目的十字路口,看到人车你来我往连一次喇叭都没响,当时我就感慨日本的国民高素质。不过,连地震的时候也不慌乱不惊恐,还不忘遵守规则,再次让我不由敬佩。”

■子供でさえ取り乱さない冷静さ

■连孩子都不慌乱的冷静对待

フランスは一部の地域を除き、ほとんど地震が起きていません。周囲の人に話を聞いても、60代の人たちでさえ「一度も地震を経験したことがない」と答えます。

法国除了部分地区几乎不会发生地震。跟周围的人打听,连60多岁的人都说“从来没经历过地震”。

そのため、フランスでは地震に対する知識や備えがあまり浸透していません。親たちは、日本の子供たちの冷静な対応に驚いています。

因此,法国对于地震的知识和防备并不充分。家长们也为日本孩子们的冷静态度所震惊。

「まだ小さな子供たちが、泣きわめきもせずに机の下に隠れたと聞いて驚きました。フランスで地震が起こったら、自分の子供はあんなふうに対応できないと思います。」

“我听说还很小的孩子不哭也不闹的躲到桌子下面,让我很吃惊。如果法国发生地震,我觉得自己的孩子不可能做到那样。”

日本の地震ニュースの影響で、学校で行われる避難訓練を紹介する番組も組まれています。

受日本地震新闻的影响,还制作了介绍日本学校进行避难训练的节目。

■身勝手な行動を慎む心

■避免擅自行动的谨慎的心

16日、放射能漏れを心配するフランス政府は、在日フランス大使館を通じて日本に滞在するフランス人は「直ちに帰国あるいは日本の南部に避難」するように勧告しました。そんな中、フランスのメディアが東京で働くサラリーマンに「どこかほかの県や国に避難しないのか」と聞いたインタビューで、「会社をほったらかして、自分だけ一人逃げるなんて、ひきょうな気がします」と言ったコメントが報道されて話題になりました。

16日,担心核泄漏的法国政府通过驻日法国使馆通告在日法国人“即刻归国或到日本南部避难”。在这当中,法国媒体采访在东京工作的白领问道“你不到其他县或外国避难吗?”可他却说“丢下公司自己一个人逃走,我觉得是种卑劣的行为”,这一发言引发了议论。

会計士のマティルドは言います。「私たちフランス人にとって、会社や仕事は日本人ほど重要なものではないのかもしれないけれど、日本人が自分の命をかけてまで仕事をしなくてはいけないという責任感のもと、働いていることに感銘を受けました。

会计师马蒂尔德说到:“对我们法国人来说,公司呀工作呀可能没有对日本人那么重要,日本人搭上性命还继续工作的责任感,让我被他们的工作姿态深深感动。”

普段から日本人は仕事に対してまじめだという認識はありますが、このような事態になって、その精神に偽りがないことを確認した気持ちです。自己の利益だけではなく、全体のつながりを大切にする心をわれわれフランス人も見習わないといけません。」

“尽管平常就有日本人对工作认真的认识,可发展到这种事态,让我感到他们的工作精神没有半点虚假的成分。不光顾着自己个人的利益,而更重视集体利益,这种心态值得我们法国人学习”。

不安定な生活を送りながらも、前に向かって冷静に一歩一歩進もうとする日本人。

尽管生活有着不安,可日本人却依然冷静地一步一步的向前迈进。

声明:本双语文章的中文翻译系沪江日语原创内容,转载请注明出处。中文翻译仅代表译者个人观点,仅供参考。如有不妥之处,欢迎指正。

展开剩余