沪江

「男っぽい」形容的是男性还是女性?

蓝珈译 2018-02-26 06:30

日本語教育においてこの「~ぽい」はなかなか厄介である。特に最近若者を中心にこの「~ぽい」の使用頻度が高まっており、日本語学習者もよく耳にするので思いもかけない質問がくる。

日语教育中,“~ぽい”的用法很复杂。特别是最近在年轻人中,“~ぽい”的使用频率很高,日语学习者也经常听到,于是提出了一个意想不到的问题。

この「~ぽい」は「多い」が訛ったものだと昔日本語教師養成講座で習った。例えば「水多い」が「水っぽい」である。いろいろな言葉にくっついてその性質や特徴を多く有していることであり、「骨っぽい」「埃っぽい」、更には「忘れっぽい」や「安っぽい」などで、 何となくマイナスイメージの言葉が多い。しかし確かに「大人っぽい」や「子供っぽい」もマイナス的だが、「男っぽい」や「女っぽい」などはプラスの評価も感じられ、なかなか一筋縄ではいかない。

以前在日语教师培训讲座上学到,“~ぽい”是“多い”的方言。例如“水多い”会说成“水っぽい”。跟许多词语连用,其性质和特征也有很多,像“骨っぽい”(刺多的)“埃っぽい”(满是尘埃的),或者“忘れっぽい”(健忘的)“安っぽい”(不值钱的)等,不知为何负面印象的词语很多。确实“大人っぽい”(老成的)、“子供っぽい”(幼稚的)也是负面的,而“男っぽい”、“女っぽい”等也有正面评价的感觉,很难用一种解释涵盖全部的含义。

ここで更に難しいのが「らしい」との比較である。こんな質問をよく受ける。「春らしい天気」と「春っぽい天気」はどう違いますか……である。昔は「春っぽい天気」などの表現はほとんど聞いたことはなかったので、生徒にはあまり教えたくないのだが……。でも最近は若者同士の会話ではこんな言い方がよく使われているので、どちらもほとんど同じ意味ですよと教えている。するとこんな質問が……。「このラーメンは水っぽい」と「このラーメンは水らしい」は同じですか……。うーん、困ってしまった。確かに「子供」や「春」などは 「~らしい」も「~ぽい」も両方使えるのに、「水」や「骨」などは「~ぽい」しか使えない。なぜと言われてもなかなか説明しにくい。決まり文句として覚えてください……である。

这里更难的是跟“らしい”作比较。我经常被问到这个问题,“春らしい天気”和“春っぽい天気”的区别是什么。过去几乎没听过“春っぽい天気”这种说法,所以没有告诉学生这个词。但是最近在和年轻人的交谈中,这种说法被经常使用,于是我告诉学生“らしい”和“っぽい”是同样的意思。然后又被问到,“このラーメンは水っぽい”(这个拉面里水太多了)和“このラーメンは水らしい”(这个拉面像水一样)也是一个意思吗。呃,被难住了。确实“子供”和“春”等词的情况下,“~らしい”和“~ぽい”两者都可以使用,但“水”、“骨”等词就只能用“~ぽい”。要说为什么,很难解释清楚。只能当做固定句型使用。

ここで表題の「男っぽい」だが、これも「男らしい」と同じ意味として考えてよさそうである。しかし「男らしい」は間違いなく「男」にしか使わないのでは……。でも「男っぽい」は「男」と「女」両方に使える。「彼は男っぽいね」と「彼女は男っぽいね」である。また「男っぽい字」の書く人はやはり女性のほうが自然である。それから「彼女は男らしい」も使えないことはないが、変な誤解を招きそうで……、これは「らしい」のもう一つの違った用法「推量」と絡んでくる。

题目中的“男っぽい”,也可以当做和“男らしい”一样的意思来考虑。但是“男らしい”确实只能用在男性身上,而“男っぽい”则男女都可以使用。例如“彼は男っぽいね”(他真有男子气概)和“彼女は男っぽいね”(她很男孩子气)。字迹偏男性的人正常来讲多为女性。“彼女は男らしい”也不是说不能使用,但是会招来奇怪的误解,这和“らしい”的另一种用法——“推量”联系在一起。

更に「男らしい」や「女らしい」は必ずプラス評価に受け止められるが、「男っぽい」「女っぽい」は必ずしもプラスイメージだけではないような感じが……。やはりこの「~ぽい」は本来はマイナス評価の言葉にしか使わなかったような気がする。また色に関する「白っぽい」や「青っぽい」なども、例えば「この絵はすこし白っぽい」はやはりマイナス評価であろう。しかし「犯人は白っぽいセーターを着ていた」には別にマイナスイメージはなさそうだが……、しかし上司やお客様に対して「白っぽいセーター」は何となく使いにくく感じるのでは……。やはり犯人という悪いイメージだから使いやすいのであろう……。

再者,“男らしい”或“女らしい”一定是正面的评价,而“男っぽい”和“女っぽい”却不只是正面印象。感觉“~ぽい”到底还是不会用在正面评价词语后。另外,跟颜色相关的“白っぽい”、“青っぽい”等词,例如“この絵はすこし白っぽい”(这幅画有点不太在行),果然还是负面评价。虽然,“犯人は白っぽいセーターを着ていた”(犯人穿着发白的毛衣),这句话中没有负面的感觉,不过对上司或顾客不能使用“白っぽいセーター”,会不尊敬……。果然犯人是不好的印象,所以才能用“っぽい”吧。

この「~ぽい」は確かに会話などではなかなか便利な言葉であり、若者の間では遊び感覚も手伝ってどんどん広がっているっぽい。「ここは渋谷っぽい」や「明日は雨っぽい」など、更には「宿題を忘れちゃったぽい」とか「日記を親にみられたっぽい」など「みたい」の代わりに「ぽい」がどんどん幅を利かせている。日本語教師としてやはりそのような俗っぽい「ぽい」はゴミ箱にポイと捨ててほしいのだが……。

“っぽい”在会话中是很方便的词语,也是因为这种无拘束的感觉,所以被逐渐广泛使用。“ここは渋谷っぽい”(这里很有涩谷的感觉)“明日は雨っぽい”(明天好像会下雨)等,甚至“宿題を忘れちゃったぽい”(好像忘记写作业了)“日記を親にみられたっぽい”(日记貌似被父母看过了)等,“ぽい”代替了“みたい”并逐渐在推广。作为日语教师,对这种俗气的“ぽい”,真想把它随便丢到垃圾箱里……。

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