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刨根问底追溯词汇语源:素人VS玄人

hollysakura 编译 2018-03-19 06:30

素人は「しろうと」と読みますが、もともとはその読みどおり「白人(しろひと)」が語源です。「しろひと」とは顔の白い人、つまりこれといった芸がなく、ただ顔を白く塗っただけの大根芸人を指したものとされています。

「素人」读作「しろうと」,但其实这个词的语源就是是「白人(しろひと)」。「しろひと」的意思是白脸的人,也就是指那些毫无技艺,只是把脸涂白了的蹩脚艺人。

その後、平凡なこと、芸が深くないことから転じて、ありのままという意味の「素人」の字を当てはめていうようになったようです。白は染まっていないので、初心な、経験が浅い、根が深くない、などの意味として使われるようになりました。

后来,从平凡、造诣不深等意思中衍生变化,最后落实到了「素人」这两个字。由于白色是没经染色的,所以这个词也有没经验的、经验尚浅、根基不深等含义。

素人の反対語は玄人(くろうと)ですが、これも白人(しろひと)になぞらえて黒人(くろひと)から発生したものとされています。白人が素のままであるのに対して、黒人は熟練、熟達、経験豊か、彫り深い、多色であるなどの意味があり、すべての色を混ぜると黒くなることから黒人(くろひと)というようになったのです。

「素人」的反义词是「玄人(くろうと)」,同样是由仿照「白人」得来的「黒人(くろひと)」演变而来的。「白人」有素净、纯粹的意思,而「黒人」则有熟练的、娴熟的、经验丰富的、线条分明的、多种颜色等意思。各种颜色混合在一起就会得出黑色,所以就有了「黒人」这个词。

その後、黒人のくろという字を玄に置き換えて「玄人(くろうと)」という言葉が定着するようになりました。玄という字にはもともと黒い、暗いという意味があり、玄米や玄武岩、玄海などはその色が黒いことからついています。しかし、玄という字にはもっと深い意味があるのです。

后来,「黒人」的「くろ」也被置换成「玄」而变成了「玄人」。「玄」字本来就有黑的、暗的等意思,「玄米」「玄武岩」「玄海」等词也是因为色泽呈黑色而得名的。

建物の入り口を玄関といいますが、玄関自体は特に黒くはありません。この場合の「玄」は「より深い道」という仏教の教えに基づくものであり、その深い道への入り口(門=関)が「玄関」なのです。お寺などで修行をする場合は、そのお寺の入り口こそ本来の「玄関」と呼べるものです。

不过虽然建筑物的入口称为“玄关”,玄关并不是什么黑暗的地方。这里的「玄」在佛教教义中是“入道”的意思,入道之门(门=关)就是指玄关了。寺庙等修道场的门口才是最正宗的“玄关”呢。

陰陽五行説で登場する霊獣「玄武(げんぶ)」は北に位置する神様で四神星のひとつ。蛇がからみついた黒い亀の姿の神様です。奈良県明日香村のキトラ古墳の石室内の北側壁にも玄武が描かれています。ちなみに四神星は東=春=青龍(せいりゅう)、西=秋=白虎(びゃっこ)、南=夏=朱雀(すざく)、北=冬=玄武(げんぶ)となっています。

而阴阳五行说中的神兽“玄武”是四方星象中北方的守护神,形态是一条蛇缠绕着一只黑色的龟。奈良县明日香村龟虎古坟石室内部的北侧墙上就有玄武的壁画。另外,说到四方星象,分别是东方=春季=青龙,西方=秋季=白虎,南方=夏季=朱雀,北方=冬季=玄武。

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