湖南省北東部にある淡水湖・洞庭湖に生息する小型のイルカ・スナメリが3月3日から相次いで死亡。今月15日の時点で、12頭の死亡が確認されている。うち9頭は1週間以内に死亡が確認されている。また洞庭湖だけでなく、江西省北部にあるハ陽湖(ハは番におおざと)でも同様の現象が報告されている。死亡したスナメリの死体を解剖したところ、消化器系統に食べた物の残留物が見当たらないという共通点があることが分かった。
从3月3日开始,洞庭湖连续发现江豚死亡事件,截至4月15日,已经有12头江豚死亡,其中有9头集中在一个星期内被发现。不仅是洞庭湖,鄱阳湖近期也发现江豚死亡,尸体解剖发现,这些死亡的江豚大多有一个共同特点:消化系统里没有任何食物残留。
死因はまだ特定されていないものの、死体を解剖した専門家らは、▽伝染病感染▽中毒▽餓死---の3つの可能性を指摘。世界自然保護基金(WWF)長沙プロジェクトの責任者韋宝玉氏は「ヨウスコウカワイルカは2006年に実質的に絶滅したと報告された。スナメリには同じ運命をたどってほしくない」と危機感を募らせる。
尽管死因尚未明确,但解剖专家分析,导致江豚死亡的原因可能有三个:感染传染性疾病、中毒、饿死。“白鳍豚已经功能性灭绝,我们希望江豚不要步白鳍豚的后尘”,世界自然基金会长沙项目负责人韦宝玉表示。
董博士は「関連の理論からすると、種の絶滅は環境の悪化につきまとう問題。大きく分けて▽数が少しずつ減少▽急速に消滅▽維持が困難になる---の3つの段階がある。今のスナメリは『急速に消滅』の段階に入っており、3つ目の段階に突入すると、何頭かのスナメリをまれに見ることができたとしても、数の点ですでに種を持続させる能力がなくなっており、絶滅の道は避けて通ることはできなくなる」と警鐘を鳴らす。
董黎军说,根据相关理论,物种的灭绝要滞后于环境的恶化,大致可分为三个阶段:数量缓慢下降、快速灭绝、艰难维持。如今的江豚已经进入快速灭绝期,如果到了第三阶段,尽管在很大范围内偶尔还能发现江豚的存在,但它的数量已经不足以维系物种的延续,它的命运也将不可避免地走向灭绝。
一方、同研究所の方亮博士も、「環境が好転し、人の活動の影響を受けることがなくなれば、スナメリにはまだ希望がある。それ以外の方法はない」とし、「スナメリの保護には現在、▽人工飼育▽自然位置保護▽自然外位置保護---の3つの方法がある。長江の自然環境は悪化の一途をたどっているため、3つ目の方法しか残されていない」と指摘した。
“如果环境好转,没有人类活动干预的话,江豚还有希望。否则谁也没办法。”中科院水生生物研究所博士方亮说。他介绍,目前对江豚的保护主要有三种方式:人工饲养、就地保护和迁地保护,“随着长江环境的恶化,迁地保护是唯一办法。”方亮说。