沪江

岚休团后成员主演剧收视低迷,组合活动再开才能实现逆转?

米亚 译 2022-06-02 06:15

2020年12月31日をもって活動を休止している国民的アイドルグループ・嵐。

2020年12月31日,日本国民偶像组合岚宣布暂停组合活动。

光る個性を持ったメンバーたちは、俳優、バラエティMC、キャスターなど個々の活動も活発で、それぞれが高い人気を誇っていますが、5人が集まるからこそとてつもない相乗効果が巻き起こっていました。

五位个性十足的成员分别在演员、综艺主持、主播等各个领域十分活跃,也有着极高的人气,但五人聚在一起时产生的协同效应更是无可比拟的。

そんな嵐、リーダーの大野智さんは芸能活動を休止していますが、残るメンバーは個人活動を継続しており、4人ともグループ活動休止後に連続ドラマの主演を果たしています。

这样的组合在队长大野智暂停演艺圈活动之后,其余四位成员继续个人活动,分别都在组合暂停活动后主演了电视剧。

しかし、です。

然而。

グループの活動休止から1年半弱、嵐メンバーが主演したドラマはどれも大ヒットと言える結果を残せておらず、国民的アイドルグループの主演作品として考えると盛り上がりもいまいちなのです。

休团不到一年半,由岚成员主演的电视剧却没有一部大热作品,也没有因为是国民级偶像组合成员的主演作品而引发热议。

前評判が高かっただけに

只有预热评价很高

嵐の活動休止後、連続ドラマ主演の先陣を切ったのは櫻井翔さんでした。

岚宣布休团后,打头阵主演电视剧的是樱井翔。

2021年4月期に、櫻井さんは広瀬すずさんと『ネメシス』(日本テレビ系)でダブル主演。若手女優の代表格であり、2019年の朝ドラ『なつぞら』(NHK)以来の連ドラ出演となる広瀬さんとの共演ということで、前評判はかなり高かったと記憶しています。

2021年4月,樱井翔和广濑铃合作主演了电视剧《涅墨西斯》(日本电视台)。其中广濑铃作为年轻代女演员的代表人物,《涅墨西斯》又是她自2019年晨间剧《夏空》以来再次出演电视剧,因此这二人的双主演剧在开播前的评价很高。

けれど蓋を開けてみると、世帯平均視聴率は第1話こそ11.4%と好スタートでしたが、初回から離脱者が続出したようで第2話で9.5%に下がり、第3話以降はずっと7~8%台。盛り上がるはずの最終話も8.6%という結果に

正式开播后,第一集的世代平均收视率为11.4%,成绩还算可以,然而首集弃剧的观众不断,第二集收视率降至9.5%,第三集之后的收视率一直在7%~8%左右,本该备受关注的最后一集收视率也只有8.6%。

ここで櫻井さんのひとつ前の連続ドラマ主演作を振り返ってみましょう。

现在我们来盘点一下樱井翔过去的主演作品。

2017年10月期の『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)は、世帯平均視聴率が第1話10.1%、第2話7.5%、第3話10.5%、第4話7.7%と序盤は乱高下しつつ、最終話は9.6%を記録。

2017年10月播出的《不过是先出生的我》(日本电视台),首集世代平均收视率为10.1%,第二集7.5%,第三集10.5%,第四集7.7%,收视成绩有高有低,最后一集收视率为9.6%。

『ネメシス』と『先に生まれただけの僕』は全話の世帯平均視聴率は同程度でしたが、『先に生まれただけの僕』は第3話も二桁に乗せ、最終話も二桁に肉薄していたわけです。『ネメシス』は嵐活動休止後、メンバー4人のなかで初の連ドラ主演と期待値が高かっただけに、肩透かし感は否めませんでした。

二者相比,《涅墨西斯》和《不过是先出生的我》整体的世代平均收视率不相上下,但《不过是先出生的我》第三集的收视率还是两位数,最后一集距离两位数也只差一点。而《涅墨西斯》作为岚休团后成员的首部主演剧,期待值原本应该很高,这样的成绩无疑落差很大。

櫻井さんに続いて連続ドラマ主演したのは相葉雅紀さん。2021年10月期に『和田家の男たち』(テレビ朝日系)で主人公を務めましたが、初回から世帯平均視聴率6.3%と奮わず。

紧接着樱井翔主演电视剧的就是相叶雅纪。他在2021年10月开播的《和田家的男人们》(朝日电视台)中担任主演,首集世代平均收视率仅6.3%,之后收视成绩一直萎靡不振。

23時台のドラマでいわゆるプライムタイム後の放送枠だったため二桁視聴率などは望めないのでしょうが、第2話と第3話は5%台と下落していました。

虽然这部剧是深夜11点左右播出,也就是黄金时段之后的作品,收视率上两位数的可能性不大,但第二集和第三集的收视率已经掉到了5%左右。

ただ相葉さんの場合は、2018年10月期放送のひとつ前の主演連続ドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)も、『和田家の男たち』と同じ放送枠で、初回の世帯平均視聴率が6.6%とさほど変わりなかったため、平常運転だったとも言えるでしょう。

不过,2018年10月播出的电视剧《我与尾巴与神乐坂》(朝日电视台)也是由相叶主演,播出时段和《和田家的男人们》一样,首集世代平均收视率6.6%,和《和田家的男人们》也不相上下,所以这个成绩可以说是正常发挥。

前作が大ヒットしただけに落差が…

前作大火带来的落差感

活動休止後もパワーダウンすることなく、国民的アイドルグループ・嵐の人気が健在であることを示したかったであろう櫻井さんと相葉さんの主演作が微妙な結果のなか、嵐メンバーでもっともアイドル的スター性が高い松本潤さんの主演作がついに登場。

岚的成员们都试图在休团后证明组合影响力并未下降,国民偶像组合岚的人气依旧健在,然而樱井和相叶主演作的结果却不尽人意。这之后,岚成员中最具偶像气质的大明星松本润有了主演作品。

松本さんの久しぶりの連ドラ主演作となった2022年1月期『となりのチカラ』(テレビ朝日系)は、世帯平均視聴率で第1話が11.5%、第2話も10.2%と出だしは好調でした。

松本时隔多年的主演作,《隔壁的力》(朝日电视台)于2022年1月开播。首集世代平均收视率11.5%,第二集收视率10.2%,开局成绩还不错。

ですが第3話で一気に8%台に下がり、第6話では7.9%まで下がってしまいます。最終話は9.5%と多少持ち直すものの二桁復帰は叶わず、全話の世帯平均視聴率は9.1%という結果に。

然而第三集收视率骤降至8%以下,第六集更是降至7.9%。最后一集收视率9.5%稍微挽回一些局面,但依旧没能升至两位数,整体世代平均收视率为9.1%。

今のご時世で全話の世帯平均視聴率が9%台なら合格点という見方もできますが、松本さんの場合は、ひとつ前の連ドラ主演作との落差があまりに大きいのです。

虽然如今基本上将整体世代平均收视率超过9%的作品都看做合格作,但这部剧的成绩与松本之前的主演作之间的落差很大。

2018年1月期に松本さんが主人公を務めた『99.9-刑事専門弁護士-SEASON II』(TBS系)は、全話の世帯平均視聴率が17.6%でこの年の民放連続ドラマNO.1の大ヒット作。しかも最終話は21.0%を叩き出しており、これは2018年の民放連続ドラマで唯一の20%超え。

2018年1月,松本主演的《99.9-刑事专门律师- 第二季》(TBS电视台)整体世代平均收视率为17.6%,成为当年民放电视剧的头号人气作品。而且最后一集更是打出21.0%的收视好成绩,这也是2018年民放电视剧中唯一一集收视率超过20%的作品。

『99.9-刑事専門弁護士-SEASON II』と『となりのチカラ』を比較すると、全話の世帯平均視聴率がおよそ半減してしまっているというのは紛れもない事実なのです。

与《99.9-刑事专门律师- 第二季》相比,《隔壁的力》整体世代平均收视率将近减半,这是一个无可争辩的事实。

「日曜劇場」としては不発気味

“日曜剧场”前景堪忧

そして活動中のメンバー最後のひとりとして、現在放送中の『マイファミリー』(TBS系)に主演しているのが二宮和也さん。

而最后一位活动中的成员就是二宫和也,他主演的《My Family》(TBS电视台)现在正在播出。

『マイファミリー』は本稿を執筆している現時点(5月6日)で第4話まで放送されており、世帯平均視聴率は第1話12.6%、第2話12.8%、第3話11.9%、第4話11.0%と高水準で推移しています。

在本文撰写时(5月6日)这部剧刚刚播至第四集,世代平均收视率成绩为:第一集12.6%、第二集12.8%、第三集11.9%、第四集11.0%,整体收视变化不错。

しかし、2018年4月期に放送された二宮さんのひとつ前の連ドラ主演作『ブラックペアン』(TBS系)は、第1話の世帯平均視聴率が13.7%、全話の世帯平均視聴率が14.3%をマークしていたのです。『マイファミリー』もヒット作と呼べる数字を取っていますが、『ブラックペアン』と比べてしまうと正直いまひとつ。

不过,2018年4月二宫主演的《黑色止血钳》(TBS电视台)第一集的世代平均收视率为13.7%,整体世代平均收视率为14.3%,以次为参照的话,《My Family》的成绩虽然也能称得上是一部人气作品,但与《黑色止血钳》相比还有差距。

さらに言うと、『マイファミリー』はヒットドラマを連発しているTBSの看板枠「日曜劇場」作品であることも注目しておきたいところ。「日曜劇場」は昨年から今年にかけて好調が続いており、昨年放送された4作品と今年1月期に放送された『DCU』の、初回の世帯平均視聴率は下記のようになっています。

更需要注意的是,《My Family》是在TBS的招牌时间段“日曜剧场”播出的,这个时间段孕育了无数人气作品,因此备受观众期待。“日曜剧场”从去年到今年成绩一直不错,本文整理了去年播出的四部作品和今年1月《DCU》的首集世代平均收视率:

・2021年1月《天国与地狱》(绫濑遥 主演)/16.8%
・2021年4月《龙樱2》(阿部宽 主演)/14.8%
・2021年7月《TOKYO MER~移动的急救室~》(铃木亮平 主演)/14.1%
・2021年10月《日本沉没 希望之人》(小栗旬 主演)/15.8%
・2022年1月《DCU》(阿部宽 主演)/16.8%

そう、去年から今年にかけての6作品中、『マイファミリー』は最下位。第4話までの世帯平均視聴率の推移で比較しても、6作品中で最低ペースとなってしまっているのです。

可以看出,从去年到现在的六部作品中,《My Family》的首集世代平均收视率排名最末。拿截止至第四集的世代平均收视率发展相比较,这部剧也是六部作品当中成绩最低的。

国民的アイドルグループ・嵐のなかでも、随一の演技派と目されている二宮さんの主演作品としては、もの足りないと感じてしまいますし、「日曜劇場」作品として考えると不発気味と思われても仕方ないでしょう。

二宫作为国民偶像组合岚当中唯一一个演技派偶像,他的这部主演作品也给人发力不够的感觉,作为“日曜剧场”作品无疑也会让人觉得前景堪忧。

下一页>>活动再开才能实现逆转?

「嵐」活動再開で大逆転もありうる?

“岚”活动再开会有超级逆转?

ここまで嵐メンバー4人の主演連続ドラマについて、世帯平均視聴率をもとに分析させていただきました。

至此,本文以世代平均收视率为基准对岚四位成员的主演作品进行了分析。

テレビのリアルタイム視聴の習慣が薄れてきている昨今、テレビ局側も視聴率をそこまで気にしてないと言われ始めています。実際、業界内では民放公式テレビ配信サービスである「TVer」などでの視聴回数に、注目が集まってきているようです。

如今,日本人实时观看电视节目的习惯越来越弱,所以电视台也开始不注重实时收视率。实际上行业内已经将目光转向民放电视剧官方视频网站“TVer”等平台的观看次数上了。

世帯平均視聴率が絶対的指標ではなくなっているわけです。

也就是说,世代平均收视率已经不是衡量作品人气的绝对标准。

とは言え、世帯平均視聴率がまったく意味のないデータに成り下がっているなんてこともなく、番組の評価を客観視する指標のひとつとして、テレビ業界において今でも大いに重要なデータであることは間違いないはず。

话虽如此,世代平均收视率也并非成了一个毫无意义的数字,作为评价节目好坏的一个客观可视化指标,它无疑还是如今电视行业十分重要的参考数据。

そして、世帯平均視聴率で嵐メンバーの主演作を見ていくと、活動休止前に比べて活動休止後のほうが、全体的に求心力が弱まってきているという印象は拭えません。

而从这一指标上来看岚成员的作品给人的感觉就是,与休团之前相比,休团后成员们的整体向心力变弱了。

嵐というグループ全体が、じんわりと人気低迷し始めているように思えます。もしそうだとしたら、活動休止は決して無関係ではないでしょう。

这让人觉得岚这个组合整体的人气开始走向低迷。如果真的是这样,那么其中一定和休团脱不了干系。

嵐の大ブレイクは、メンバー5人の仲の良さが重要なファクターとなっていたことは有名な話。つまり嵐は、5人全員が集まっている姿をファンに見せることで大きなシナジーを生み出し、主演ドラマなど個々の仕事へも好影響を与えていた可能性は高そうです。

很多人认为,岚之所以能够爆火,五位成员之间友爱和谐的关系是非常重要的一大因素。也就是说,让粉丝们看到岚五位成员在一起的样子才能产生极大的协同效应,而这很有可能对他们的主演作品以及其它个人活动产生正面影响。

ですからグループ活動再開の暁には再び日本中が嵐に熱狂し、個々の人気へもフィードバックされるのではないでしょうか。

因此,或许只有再次开始组合活动,再次让整个日本的岚粉为之疯狂,成员个人的人气才能再次回春吧。

これまでにとてつもない一大旋風を巻き起こしてきた嵐ですが、活動中のメンバー4人の現状を見ると、グループの人気はピークアウトしているとも考えられます。

此外,看到过去曾掀起风暴的组合岚中四位成员的现状,也有声音认为这个组合的人气已经开始盛极而衰。

ですがもしかすると、嵐の本当のキャリアハイはこれから訪れるのかもしれません。活動再開というファン垂涎のドラマティックな展開が起爆剤となり、グループとしても、メンバー個々としても、キャリアハイを更新してくれる可能性もあるのではないでしょうか。

然而,岚真正的组合巅峰或许还在这之后。如果重新开始组合活动这一对粉丝来说翘首以盼的戏剧性展开成为导火索,那么都很有可能更新这个组合乃至成员个人的职业巅峰。

嵐5人での活動再開、心待ちにしています。

至此,我们还是翘首等待着岚五人重新开始活动的那一天。

翻译为沪江日语原创,未经授权禁止转载。

精彩阅读推荐:

二宫和也新剧首播收视12.6%,与木村拓哉杰尼斯对决压力大

《恶女》时隔30年播出“令和版”,本质上的职场问题并未改变?

展开剩余