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到底有多少钱才能实现上班自由?今天带你算笔账

米亚 译 2021-10-13 06:15

若い世代を中心に話題になっている「FIRE」ですが、完全なFIREは難しいけれど、早く仕事を辞めてのんびり暮らしたいという人は、実は多いのではないでしょうか。今回は、現在40歳で10年後の50歳でセミリタイアができるのかどうか、セミリタイアするまでの期間どれくらいの資産を準備すれば良いのか見ていきましょう。

如今,“FIRE(最快实现经济自由的方法)”在年轻人之间备受欢迎,实际上有很多人虽然很难做到经济完全自由,但也想早点辞职悠闲度日。本次就带大家一起计算一下, 如果一个人现在40岁,能否在10年后50岁的时候提前退休,在这期间需要积攒多少资产才可以。

●基本情况

40歳 男性 独身
職業:会社員
居住形態:賃貸 
居住地:東京都
年収:600万円(ボーナスなし)
手取り月収:40万円程度
毎月の支出金額:25万円
総資産額:2000万円(普通預金1000万円、投資信託1000万円)

セミリタイア後はフリーランスとして働く(50歳以降から65歳まで)
年収300万円
手取り月収:20万円程度
毎月の支出金額25万円

40岁 男性 单身
职业:公司职员
住房:租赁 
居住地:东京都
年収:600万日元(无奖金)
税后月收入:40万日元左右
每月支出:25万日元
总资产:2000万日元(普通存款1000万日元、投资信托1000万日元)

提前退休后从事自由职业(50岁~65岁)
年收入300万日元
税后月收入::20万日元左右
每月支出:25万日元

セミリタイアを計画するにあたり、今後10年間でどれくらい資産を増やせるのかを把握しておくことが大切です。

计划提前退休后,最重要的就是如何在今后10年增加自己的资产。

まず、40歳時点の資産を整理してみましょう。

首先来整理一下40岁时的资产情况。

・普通存款1000万日元
・投资信托1000万日元

普通預金1000万円は0.001%で運用したとすると、10年後は、1000円の利息しかつきませんので、10年後も1000万円とします。

若普通存款按照1000万日元0.001%的利息来算,十年后只能得到1000日元的利息,也就是说,10年后,1000万依旧是1000万。

投資信託1000万円は、国内外の株、債券に投資しているバランス型ファンドで運用するとします。金融庁のデータによると、国内・先進国・新興国の株、債券に分散投資をした場合の年平均利回りは、4%程度とのこと。ですから、バランスファンドで、年利4%、10年間運用できたとすると、10年後は、約1480万円となります。

投资信托1000万日元,这里假设为平衡型基金,将这部分资金分散到国内外股票和债券当中。据日本金融厅数据显示,将投资分散到日本国内、发达国家、新兴国家股票、债券当中后,年平均收益为4%左右。按照这一标准,平衡型基金、年收益4%、投资十年后大约得到1480万日元。

つまり、現在の資産は10年後

也就是说,现在的资产在十年后为

・普通存款1000万日元
・投资信托1480万日元

次に今後の貯蓄・投資について見てみましょう。

接下来我们来计算今后收入的存款和投资方式。

現在、手取り月収が40万円程度、毎月の生活費は25万円程度ですから、計算上は毎月15万円貯蓄できることになります。

现在每月税后收入为40万日元左右,每月生活费25万日元左右,理论上每月可以存15万日元。

この15万円を全額投資に回すというのはリスクが高いですが、50歳でリタイアを目指すべくリスクを承知の上、上記のバランスファンドに投資することとします。

如果将这15万日元全部用于投资的话风险很大,但也要知道这是想要在50岁时退休必须承担的风险,所以还是投资到平衡型基金当中。

多くのFIRE本では、基本的に個別株や株式型インデックスファンドを推奨していますが、ここでは私たちの年金を運用している、GPIFも実践している、「守りつつ増やす」バランス運用で考えていきます。

很多“FIRE”书都会给大家推荐单支股票或股票型基金,本文则利用了养老金和GPIF(日本政府养老投资基金),以“保本增值”的平衡型理念为主。

10年後は投資信託積立の結果、約2209万円となります。

十年后,这部分投资信托的总金额大约为2209万日元。

今後増える予定の資産と現在の資産の10年後の合計は、

十年后,今后预估可积攒的资产和现有资产总和为:

・普通存款1000万日元
・投资信托3689万円
・总计4689万円

※運用結果については、税金を考慮していません。

※此处资金估算未考虑税金。

なお、上記の試算で用いている利回り4%は、絶対ではないことに留意ください。

此外,上述计算时使用的收益率4%也并不是绝对的,这点需注意。

では、ここからは50歳時点で4689万円の資産があるとしてセミリタイアできるかどうか見てみましょう。

接下来,我们来看看到50岁时,凭借4689万日元的资产能否提前退休。

50歳~65歳までの必要資金を試算する

计算50~65岁的必要资金

50歳で仕事を辞めて、年金が支給される65歳までの生活費として、25万円(現在の生活費)×12ヶ月×15年間=4500万円が必要になります。

假如50岁辞职,一直到养老金支付截止日期65岁,所需生活费为25万日元(目前生活费)x 12个月 x 15年=4500万日元。

50歳からは、仕事のペースをダウンし、フリーランスとして月20万円程度の収入を得る予定なので、その分の収入を計算すると、20万円×12ヶ月×15年間=3600万円。

50岁开始,工作节奏放缓,假如自由职业每月收入20万日元左右,则为20万日元 x 12个月 x 15年=3600万日元。

4500万円から3600万円を差し引くと、900万円となり、50歳~65歳までの足りない金額を単純に計算すると、900万円ということになります。

4500万日元-3600万日元=900万日元,由此得知,单从计算角度来讲,50岁~65岁有900万日元的缺口。

この不足分を金融資産から取り崩すわけですが、50歳の時点で金融資産が上記の通り4689万円あるとした場合、50歳~65歳までの足りない金額900万円を差し引くと、残りの資産は、3789万円となります。 

这个缺口需要从之前的金融资产中补足,假设50岁时你的资产能达到上文计算的4689万日元,减去50~65岁的900万日元缺口,剩下还有3789万日元。

数字上だけみると、50歳~65歳までは計画通りに進めば大丈夫そうですね。

单从数字上来看,50~65岁的退休计划是可以如期推进的。

65歳以降の資金計画も重要。上記に加えて、65歳以降の生活費も考える必要があります。

但65岁之后的资金规划也很重要,所以我们需要考虑65岁之后的生活费用。

まず、どれくらいの年金が出るかですが、大学卒業後(23歳)から50歳までの28年間を平均年収400万円の会社員で働いた場合、年間約144万円(月約12万円)もらえます。

首先我们要计算退休后可以得到多少养老金。假设一个公司员工大学毕业后(23岁)开始工作到50岁,28年间的平均年收入为400万日元,那么他一年可以获得144万日元(大约每月12万日元)的养老金。

総務省家計調査報告2019年によると、現在の60歳以上の単身世帯の方の生活費は、約15万2000円。ただし、これは、衣食住の基本生活かつ持家を前提とした費用なので、将来も賃貸暮らしとなると、家賃代を上乗せする必要があります。

根据日本总务省2019年家计调查报告显示,目前60岁以上单身人群的生活费用大概为每月15.2万日元。但这一数字是以基本的衣食住行以及有个人房产为前提计算的,如果将来也靠租房生活,则需要另外加上租房费用。

仮に家賃を7万円とすると、生活費は22万円程度になるので、年金の不足分は、10万円となります。

假设房租7万日元,生活费用为22万日元左右,那么光靠养老金还缺10万日元。

仮に90歳まで生きると仮定して、65歳以降の不足金額を計算すると、10万円×12ヶ月×25年間=3000万円。

假设活到90岁,那么65岁以后的资金缺口为10万日元 x 12个月 x 25年-3000万日元。

高齢になると、病気になったり、介護が必要になったりするケースが多く、医療費や介護費用として1人あたり500万円程度必要といわれています。

步入老年后,经常会生病或需要别人照顾,因此医疗费用或看护费用需要准备500万日元左右。

65歳以降に必要なお金は、老後の生活費と医療・介護費用を合わせると、3500万円となります。65歳の時点で運用をストップした場合、65歳時点での残りの資産は、3789万円となるので、試算上、資金は間に合いそうですね。

也就是说,65岁之后总计需要3500万日元,其中包含老后的生活费用和医疗看护费用。假设65岁时停止投资,那么当时的剩余资产为3789万日元,这么看来是足够的。

セミリタイアなら実現可能!

提前退休有可能!

今回は、計算をわかりやすくするために、65歳以上の運用はしていないことになっていますが、65歳以降も運用を続けたり、iDeCoやつみたてNISAなど、税制優遇制度を上手に活用したりしながら資産運用をすることで、もっと資金に余裕がでる可能性もあります。

本次为了计算方便,我们假设了65岁之后不再进行资金投资。若65岁之后仍然投资,灵活运用iDeCo(日本个人养老计划)、积立NISA(日本一项长期投资制度)等课税优惠制度来进行资金投资的话,我们还有可能更多地积累资金。

反対に運用が想定通りうまくいかなければ、資金が大きく目減りしてしまう可能性もあります。ですから、預金と投資資産の配分にも気を配る必要があります。

与此相对的,假如投资没有预想的顺利,资金也有可能大幅减少,所以在这过程中一定要分配好存款和投资的比例。

さらに、65歳以降もアルバイトやパート収入を得ることで、生活にゆとりも生まれるでしょう。今はインターネットやSNSなども発達していますし、固定観念にとらわれず、いろんな視点から仕事を探してみるとよいかもしれませんね。

再加上65岁以后也可以靠兼职打工来获得收入让生活更悠闲。如今网络和社交平台都很发达,我们要突破固定观念,从各个角度来寻找工作机会。

今回のケースでは、完全にリタイアするのではなく、セミリタイアという選択肢であれば、実現可能性は高いでしょう。完全にリタイアしようと思うと、若いうちから相当の節約をして生活費のほとんどを資産運用に回す必要があります。資産は増えるかもしれませんが、それでは、毎日の生活を楽しむ余裕はありません。

本文计算的是若选择提前退休而非完全退休的话,资金上是很有可能实现的。若想完全退休的话,我们在年轻的时候就要非常节省,将省下的生活费用用到投资上去才可以。这样的话,资产可能会增加,但每天却不能很好地享受生活。

その点、セミリタイアであれば、適度に生活を楽しむ余裕も生まれますので、実行しやすいといえるでしょう。

从这一点上来看,提前退休可以适度地享受生活不至于过于拮据,是个更容易实行的方案。

本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。

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