沪江

生田斗真《秘密》:用“欺骗”进入角色

iaiyzhX译 2016-08-04 06:30

作品ごとに多彩な顔を見せる俳優—生田斗真。
最新主演作『秘密 THE TOP SECRET』撮影現場で感じたこと、
憑依型俳優と呼ばれる演技論、後輩俳優たちへの想いを語ってくれた。
「つねに先を行く革命家でありたい」目指す俳優としてのあり方も明かす。

每部作品都展现多彩面孔的演员—生田斗真。
在最新主演作品《秘密 THE TOP SECRET》拍摄现场的所感。
被称为角色附体型演员的他谈论演技论和对后辈演员们的希望。
阐明自己作为以“想成为永远走在前面的革命家”为目标的演员应有的状态。

共演者みんなが命を削られてギラギラしていた撮影現場

演员们因尽全力表演而闪耀光彩的拍摄现场

――演じられた薪は、被害者の“脳に残った記憶”を映像化し、事件を捜査するMRI捜査官。原作では中性的で美しいビジュアルが特徴的ですが、映画での生田さんはまさにその通りのイメージでしたね。

生田斗真:大友(啓史)監督がビジュアルイメージを大事にされる方なので、スーツや髪型についてけっこう細かく要求があったんです。監督は「薪さんは美しく、くたびれた青年」というテーマに掲げていたので、僕もそれを心に置きながら演じていました。

――您所饰演的薪是一名能将被害者脑中残留的记忆影像化从而搜查事件的MRI搜查官。原作里角色的特征是中性美型,生田桑在电影中也是这样的形象啊。

生田斗真:大友(启史)导演很重视美型的形象,所以对西装和发型要求得很细。导演提出了“薪是一名美型而又倦怠的青年”这一主题,我在表演中也时刻将这一点铭记心中。

――クールに見えるけれど、内面には深い闇が渦巻いている薪を演じるのは難しかったのでは?

生田斗真:最初に監督から「トラウマや闇は全部腹の底にとどめて蓋をして、それでもあふれ出てくる上澄みみたいなものを切り取りたい」と言われたんです。でも、腹の底にそういう感情をとどめておくのは、かなりしんどい作業でした。撮影は3ヶ月くらいかかったので、その間ずっと精神的にきつかったです。

――外貌帅气但内心却激荡着无底黑暗的薪,你会感到很难表演吗?

生田斗真:导演开始跟我说“把创伤和黑暗全都深埋心底,然后依然会四溢出来的清澈情感就是我想要的”。但是,要保持这种感情一直在心里,是十分辛苦的。拍摄进行了三个月左右,期间我精神上一直比较劳累。

――その感情が“あふれ出てくる”瞬間はどう演じたのでしょうか?

生田斗真:薪はいつでも心の奥底で地獄みたいなマグマが沸き立っているんだけど、感情を抑えて抑えて、冷静に、客観的にと思いながら生きている。でも、過去のトラウマに関わる貝沼(吉川晃司)や鈴木(松坂桃李)っていう名前を聞くたびに、心臓の鼓動が早まってくるんです。その瞬間を演じるときは、風船に針を刺されて、空気がプスッと漏れていくようなイメージでした。

――那种感情喷涌而出的瞬间,你是怎样表演的呢?

生田斗真:薪虽然心底一直犹如地狱般的岩浆在沸腾,但他拼命地抑制自己的感情,在生活中想着时时刻刻保持冷静客观。但每当听到与自己过去创伤有关的贝沼(吉川晃司饰演)和铃木(松坂桃李饰演)的名字,心脏就开始疯狂跳动。表演那个瞬间的时候,我会想象用针扎气球后空气一泄而尽的景象。

――人の脳内を見るシーンなど、ヘビーな部分も多かったですよね。そういう意味でも気持ち的にハードな現場だったのかなと。

生田斗真:大変でしたよ(笑)。ずっとスタジオにこもりっきりだったので、カットがかかるたびにスタジオから出て、外の空気を浴びていました。でも、撮影中は僕だけじゃなくて共演者みんなが命を削られていったというか、どんどんやせちゃって。後半はみんないい感じにギラギラしてきてたので、役づくりとしてはよかったと思います(笑)。

――类似“观看人脑内的记忆”等沉重的场景有很多,那也会让你感到现场拍摄很艰难吗

生田斗真:太沉重了(笑)。期间一直呆在摄影棚里面,拍摄间隙才能从摄影棚出去到外面透透气。不过,在拍摄过程中不仅是我,大家都在拼命表演,体重也蹭蹭往下掉。拍摄后期大家的都在大放光彩,我想这就说明角色塑造很成功了(笑)。

役に自分の色を出すのではなく、自分から役に近づいていきたい

不想在角色中凸显自己,而是希望自己去接近角色

――大友組は熱量が高くこだわりが強い現場だと思いますが、参加してみてどうでしたか?

生田斗真:そういう噂は聞いていたので、僕自身も以前からすごく興味のある監督でした。ここまで作品づくりに欲がある監督は珍しいですよね。ある種、傍若無人というか猪突猛進というか(笑)。ものを作るにはいろいろな制約があるものですけど、大友監督はそこを突破して「オレはこれが作りたいからもうちょっとやらせてくれ」って言うんです。常にものづくりを最優先させる情熱的な方です。

――大友组是个创作激情旺盛,很讲究的现场。参加后有何感想?

生田斗真:我听过这种传言,我自己也是从以前就对大友导演很感兴趣。创作欲如此旺盛的导演真的很少见。某种意义上,该说他旁若无人好呢还是不顾一切往前冲好呢(笑)。虽然创作会有很多限制,但大友导演会突破限制,说“我想做这个,所以再让我多做一些吧”。他是一位永远把创作放在最优先地位,很有激情的人。

――とくに大友監督らしいこだわりを感じたシーンってありますか?

生田斗真:人の脳内を映像化するところは、ちょっと恐ろしさすら感じるくらいのリアルさでした。そこに映し出されるのは、あくまで人が見た記憶なので、現実のものとはまた違うんです。だから、すごくきれいな景色でも見る人によっては地獄だったりするし、すごく優しそうな人が鬼みたいに見えることもある。それがこの映画の本質かなと思いました。

――有没有哪场戏让你感到大友导演特有的讲究?

生田斗真:将人的脑内影像化的那一部分,真实到让人感到有些可怕。影像化的毕竟是人看到的记忆,与现实中的事物还是不一样的。所以即便是很漂亮的景色,在有些人看来也有如地狱,很和蔼可亲的人也像恶鬼一样可怕。我想这就是这部电影的本质。

――監督は生田さんのことを「小手先のテクニックではなく、役に憑依していくプロセスを大事にする役者さん」だとおっしゃっていました。現場でも演技について意見を交わしたりしましたか?

生田斗真:直接そういう話はしなかったですね。監督は僕を孤独にしようとしていた部分があって、あまり密になりすぎないようにしていたと思います。でも、シーンが終わるごとに「いや~、いいねいいね」と言ってくれていたので、毎日充実して満足しているのが伝わってきました。

――导演曾评价您是一名不取巧,重视融入角色的演员。在拍摄现场你们也会就演技交换意见吗?

生田斗真:我们还是不会直接谈论的。因为导演想让我保持孤独感,所以不会跟我太亲密。不过每次拍完一段戏后他总会跟我说“哎呀,不错不错”,他那种每天都很充实很满足的心情能够传递给我。

――ご自身としては、役に入っていくときってどんな感覚なんですか?

生田斗真:すごく簡単な言い方をすると、“自分をだます”というか……。自分は薪なんだってことをすり込んでいく感じです。どこかに自分の色を出したいっていうよりも、なるべく自分から役に近づいていきたいという気持ちがあります。

――您要进入角色的时候是什么感觉?

生田斗真:简单来说,就是要欺骗自己...深信自己就是薪的感觉。总之比起在角色中凸显自己,我更希望主动去接近角色。

一度足を踏み入れたらなかなか抜け出せない世界

一旦踏入就会让人沉迷其中难以自拔的世界

――その感覚が、俳優の仕事の魅力でもあるのでしょうか?

生田斗真:自分じゃない誰かの人生を過ごせるっていうのはすごく魅力的ですよね。一度足を踏み入れてしまったらなかなか抜け出せない世界だなと思います(笑)。

――这种感觉也是演员这个职业的魅力所在吗?

生田斗真:能经历他人的人生还是很有吸引力的。我认为演员是个一旦踏入就会让人沉迷其中难以自拔的世界(笑)。

――年齢とともに、作品に対する思いって変わってきていますか?

生田斗真:まず、いただく役柄が変わっていますよね。何年か前だったら、『秘密』では岡田将生くんが演じた青木を演じていたと思うし、『グラスホッパー』だったら後輩の山田涼介くんが演じた役だろうなと思う。そういう意味でも年齢とともに変わっていくし、つねに先を行っていたい、革命家でありたいという思いはどこかにあります。20代の頃は勢いでワーッと駆け抜けられたけど、30代になると技術的なことや知識も要求されてくる。それにしっかりと応えながらも、それだけじゃないっていう多面性は持っていたいです。

――随着愈发成熟,你对作品的看法有所改变吗?

生田斗真:首先,我接到的角色跟以前不一样了。几年前的话,在《秘密》里我想我会演冈田将生君饰演的青木,《蚱蜢》里可能就会演后辈的山田凉介君的角色。这样来看的确是随着年龄增长有所改变,我想成为永远走在前面,想成为革命家。20多岁的时候一鼓作气冲了过来,但到了30岁以后对技术性的东西和知识的要求也越来越多。我想一边积极应对,一边展现出除此之外的多面性。

――ご自身が先に進んでいくなかで、後輩や年下の役者さんのことはどう見ていますか?

生田斗真:今回共演した岡田くんも松坂桃李くんも、山田もそうですけど、年下とか関係なく俳優として尊敬できる人たちです。なので何かしてあげるというより、一緒にがんばらないとっていう感覚ですね。ただ、年下の俳優に相談されることは増えたので、それは僕の経験値から言えることがあれば教えてあげたい。人に話しているうちに考えの整理がつくこともあるので、話を聞いてあげるだけでもいいのかもしれないですしね。

――您自身在演员道路上前进的同时,对后辈和年轻演员们有什么看法?

生田斗真:这次跟我共演的冈田君、松坂桃李君还有山田君,都是值得我尊敬的演员,这跟他们的年龄无关。所以比起为他们提意见,我觉着我们更需要一起努力才行。不过,年轻演员像我请教的时候越来越多,如果根据我的经验能给他们提出建议的话,我很乐意告诉他们。在与人交谈的过程中自己会进行思考的整理,所以倾听别人的困扰也是不错的。

――完成報告会見で、生田さんは「この作品が、日本映画を次のレベルに持っていくひとつの要因になれば」とおっしゃっていましたよね。それくらいの自信作になったということですか?

生田斗真:調子に乗ったことを言っちゃいましたけど(笑)、本心です。なかなかハリウッドみたいに時間とお金をかけることはできないけど、僕らにできること、僕らにしかできないことってあると思います。この映画だってハリウッドに負けてないんじゃない? って思います。僕自身、見終わった後すごいものを見たなっていう満足感があったし、本当に誰かの脳内を見てたんじゃないかっていうくらい、映画の世界を体感した気持ちもあって。お客さんもきっとグッタリすると思いますよ。軽い気持ちで映画館にフラッと入ったら、きっとえらい目に遭うんじゃないかな(笑)。

――看过完成报告会后,我听您说了“这部作品可能会成为将日本电影带入次世代的重要因素”,这说明了这是一部值得您如此赞美的自信作吗?

生田斗真:虽然是我脑子一热说出来的话(笑),但也是我的真正想法。虽然我们没法像好莱坞一样花费大量时间和金钱去制作,但里面蕴含着只有我们才能创造出来的东西。我想这部电影不会输给好莱坞的大制作。我自己看完成片后也有种享受了视听盛宴的满足感,让我真以为自己看到了别人的大脑,有种亲身体验电影世界的感觉。我想观众看完后也一定会有种精疲力竭的感觉。没做好十足的准备就进入影院,也许会尝到苦头的(笑)。

电影简介:秘密 THE TOP SECRET

被害者の脳に残った記憶を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特別機関「第九」。室長をつとめる天才—薪剛(生田斗真)のもとに新人捜査官の青木一行(岡田将生)が配属された。

新人の青木は、死刑囚の脳の記憶を見て、行方不明の少女を探す捜査にとりかかる。脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す驚愕の真犯人が現れた。さらに、事件は次々と連鎖し、決して触れてはならないとされる日本を震撼させた、貝沼事件へとつながっていく。

そこには、今は亡き薪の親友、元「第九」捜査官鈴木(松坂桃李)が、自分の命と引き換えにしてまで守ろうとした「第九最大の秘密」が隠されていた。

将被害者脑中残留的记忆影像化,搜查陷入迷宫的事件的警察厅特别机关“第九”。被配属到天才室长—薪刚(生田斗真)身边的是新人搜查官青木一行(冈田将生饰演)。

新人青木看到死刑犯脑内的记忆后,着手寻找下落不明的少女。随着脑内搜查的进行,事件出现了惊天大逆转,真凶浮出水面。而且,事件相互联系,最终指向了震惊日本的禁忌的贝沼事件。

事件的尽头,隐藏着薪已逝去的挚友—原“第九”搜查官(松坂桃李)铃木拼上性命保护的“第九最大的秘密”。

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