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“魔女”角野荣子:书决定人生

喵来喵去译 2013-11-02 06:30

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〈本が売れない時代だ。だけど、ネットやスマホばかりじゃ味気ないじゃないか。本には秘めたる力がある。「想像」と「創造」。2つの“そうぞう力”をかき立ててくれる。本の扉を開けた瞬間から、ひとりひとりの物語が生まれてゆく…。ちっちゃな読者のハートをわしづかみしてきた“魔女さん”の言葉である〉

(“这是一个已经卖不出去书的时代。但是,光有互联网和智能手机的世界不会乏味吗?书本里藏有着神秘的力量,即“想象”和“创造”这两种力量。打开书本封面的瞬间,一个接一个的故事不断涌现……”这是一位“魔女”捕获小读者之心的话语。)

読書の第一歩を踏み出した子供たちが初めて出合う幼年童話は、とっても大事なんですよ。小学校に上がるころ子供たちはお母さんたちに本を読んでもらう「読み聞かせ」から「自分で本を読む」という行為に移ります。ワクワク、ドキドキ、そして、ちょっぴり誇らしい気持ちになってね。このときに、どれだけ楽しい作品にめぐり会えるか?うまくゆけば「よい読者」が増えてゆくし、逆だと「本なんてツマラナイ」って、がっかりしちゃうでしょ。

对于踏出阅读第一步的小朋友们,第一次读到的幼年童话非常重要。升入小学之后,从让妈妈给自己读书慢慢变成了自己读书,兴奋和激动之余又小有成就感。然而,这一时期又能够遇到多少令人开心愉悦的作品呢?如果他们遇到了好的作品,那么就意味着“好读者”又增加了;反之,就会出现“读书好无聊”这种失望抵触情绪。

子供たちの読者は、すごく厳しいんですよ。“まやかし”は決して通じません。「この程度でいいや」なんて、ちょっとナメた気持ちで書くと、子供たちにはすぐにバレてしまいます。だからいつも真剣勝負。子供たちが、「エーっ」「こんなのあるの?」って、びっくりするような物語を書きたいのです。

小读者们的要求非常苛刻。想糊弄过关是行不通的。以“这样就差不多了”的稍带轻视的态度来写书的话,马上就会在小孩面前露馅儿。所以必须认真对待。我想写出让孩子们惊叹道“哇!!!!”“还有这样的东西啊!!!”的作品。

〈ただ現状は簡単ではない。「読み聞かせ」は非常に盛ん。本もあふれている。だけど「自分で読む」行為にはなかなかつながらない。幼年童話の書き手も減っているという〉

(只是现状并非那么简单。“读给孩子听”非常盛行,书的花样也层出不穷。但是这些都无法让孩子们培养“自己读书”的行为。现在,写童话的人好像也没有那么多了。)

少子化ですし、いまはネットやゲームなど、子供の関心を引くものが本以外にもいろいろありますから、簡単ではありません。

少子化加上网络和游戏的盛行……除了书以外的很多东西都吸引了孩子们的注意力,所以解决起来并不简单。

私はね、「書き手」だけでなく、子供たちの心をグッとつかむ「ブック・トーク」のテクニックを持った大人がもっと必要だと思う。本が大好きで子供を知り抜いているガイダンス役です。本の概要を紹介するだけにとどめ、言葉巧みに興味や関心を引き出す。「くいしんぼのおばけがいるんだよ。どうしたと思う?」ってね。お母さんにもできますよ。だって子供には「本好きになってほしい」って願っているでしょ。

我认为孩子们需要的并不只是“写手”,而是知道如何抓住孩子们的心、拥有“谈书”技巧的大人。需要的是喜欢书、又能洞悉孩子们内心的“引导员”。只是简单介绍一下书的概要,就能用巧妙的语言吸引孩子们的兴趣,比如“书里面有一个贪吃鬼。你猜他最后怎么了?”,妈妈们都可以做到吧。因为大家都“希望孩子们喜欢书”嘛。

本には、人の一生を決める力があると思う。そのページだけではなく、“地球まるごと”入っているような、大きな力が本の中には隠されているのですよ。

我觉得书本里有能够决定人的一生的力量。不单是那一页,书里隐藏着把地球全部包含进去的巨大力量。

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小编补充:

角野荣子——日本著名儿童文学作家。1935年生于日本东京。毕业于日本早稻田大学。曾供职于出版社,后周游世界,并在巴西生活过两年。回国后从事儿童文学创作,主要作品有《小妖怪系列童话》(白杨社)、《来自女巫的信》《女巫的特快专递》(福音馆书店)、《请到我的围裙里来》获日本产经儿童出版文化奖、日本路旁之石文学奖,其中《女巫的特快专递》(即《魔女宅急便》,后改编为由宫崎骏执导的著名同名动画片)获日本野间儿童文学奖、小学馆文学奖。

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