沪江

“手机”“博客”-片假名化=文化化

紫英 译 2008-04-28 12:38

延々と「ケータイ」や「ブログ」について考えたりパネルディスカッションをしている最中に、日本語でカタカナ化と文化化が同期して起きるのではないか、という事に気付いた。この文章を書いている今現在は、ネットが繋がらないところにいる(繋がってからアップしました)ので調べられないけれど、既にどこかに書いてありそうなくらい安直なアイディア。まあ一応メモとして、少し考えてみたいと思う。と、そうこうしているうちに「ネット」という言葉を使っているが、別に全国ネットのネットではない、もちろんインターネットのことだ。

当我在不断思考“ ケータイ(手机) ”“ ブログ(博客)”等片假名单词,并进行小组讨论时,突然意识到这样一个问题“日语的片假名化和文化化不是同时发生的么?”。我是在一个不能上网的地方写这篇文章的。所以不能在网上查资料,但似乎好像在哪里看到过类似的文章。先记下来,打算考究一番。刚刚使用的“ネット”这个词,当然不是“全国网”,而是“因特网”。

・ ケータイ(手机)
・ ブログ(博客)

この2つが気付いたきっかけとなった言葉たち。「ケータイ」はもともと携帯電話の略になっているが、ただ「携帯」と言っても携帯できる何か、と言うことまでは表していない。ところが「ケータイ」と言えばもはや「携帯電話」のこととして通用しているし、さらに言えば携帯電話関連の周辺の話も含めて「ケータイ」と括られている。言葉として「携帯」と「ケータイ」は既にイコールでなくなっているのではないか、ということだ。

“ケータイ” “ブログ” 这两个单词是我写这篇文章的契机。“ケータイ”原是“携带电话”的简称。如果只说“携带”的话,并没有表示到“携带什么”的意思。但是“ケータイ”已经作为“手机”的通用词了,此外还有“和手机相关产品”的意思。也就是说“携帯”和“ケータイ”已经不能等同了。

同じ事が「ブログ」にもいえる。これはもともと「weblog」→「blog」となってこれのカタカナ表記として「ブログ」となっていたが、最近思うに「ブログ」と言われると、例えば儀礼的なtrackbackが流通するような日本のブログ事情を考えるに、欧米で綴られているblogやblogコミュニケーションとは異質のモノになっているのではないかと言う印象がある。これもカタカナ化して文化化した例だと思う。カタカナ化が先か文化かが先かは分からないけれど。

相同的还有“ブログ”这个词。原本是由「weblog」→「blog」演变而成的,然后用片假名写成“ブログ”。 最近我们说的“ブログ”这个词,就像现在流行的日本博客的“track back”,和欧美的blog和blog交流等意思是不同的。这也是片假名化后形成的一种日本文化。至于先有片假名化,还是先有这种文化,我就不清楚了。

・ネット(net)
・メール(mail) 

これらは上に挙げた2パターン、省略&カタカナ化の「ケータイ」パターン・日本語化&カタカナ化の「ブログ」パターンそれぞれの例だ。「ネット」は「インターネット」の「インター」を略したモノ。「ネット」とただ言われると、インターネットに限らずチェーン店のネットだったりテレビの全国ネットだったり色々意味があるが、おおよそ「ネット」と言われると、ほぼ「インターネット」の事を表しているんじゃないか。

上面举的“ケータイ”是省略词和片假名化而来的,“ブログ”是把外来词片假名化而来。接下来我们要讲的“ネット”“ メール”分别属于以上两种变形模式。“ネット”是“インターネット”省略了“インター”而来。只讲“ネット”的话,除了有“因特网”的意思外,还有“联号商店的网络”,“电视的全国网络”等几种意思。但说起“ネット”,一般还是指“因特网”吧。

またメールについては環境によって結構変わりそうだが、日本の大部分の人は「メール」と言われるとすんなりと「ケータイメール」のことを思い浮かべる。僕がいるSFCの場合はPCで送るe-mailの事を指しているが、一般にはPCで交わすメールのことは「PCメール」なんて行って区別したりしている。海外なんかではケータイメールのことを「SMS」なんて呼んだりしているので「mail」というとe-mailの事を指す場合が多いみたいだ。

“メール”这个词,使用环境不同,意思也不一样。大多数日本人说到“メール”马上就会联想起“手机短信”。我所在的SFC这个地方,“メール”一词虽然也指在电脑上发送的电子邮件。但为了和“手机短信”相区别,我们把电脑的“电子邮件”称为“PCメール”。在国外把“手机短信”叫做“SMS”,“mail”才指“电子邮件”。
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