大家好，之前我们讲的是YUSA大人的妹控系列，今天给大家换个口味=v=新撰组系列~~~,讲的是历史上的一些代表人物。这次，让我们穿越时空，倾听福山润为我们讲述冲田总司大人的物语。
次に目を開けると、俺は畳敷きの部屋で、布団の上に寝かされていた。そこは天井に張り回る古い日本家屋で、どう見ても病院とは思えなかった。少なくとも死後の世界ってわけじゃないような。。。どうやら助かったらしい。すこしばかりほっとした時だった。
「総司、やっと気付いたか？」
声の方へ視線を向けると、布団の脇に二人の男が座っていた。厳めしい顔つきの大男に鋭い目付きの優男だ。しかしどういうわけか、二人とも髷に袴姿というまるで時代劇に出てくる侍のような格好をしている。
「心配したぞ。稽古中にぶっ倒れやがって。」
「泣くなよ、近藤さん。その様を誰かに見られたら、隊の士気に関わる。ほら、総司は呆れてるぜ。」
うっすらと涙を浮かべる大男に、隣の男が諭すように言う。稽古？隊の士気？一体何のことだ。どうやら大男が俺の無事を喜んでいるらしいことは分かった。しかし、まるで話が見えないことに苛立ち、思わず口を開く。
「ちょっと待ってください。先から総司って誰のことです？そもそもここは。。。」
だが、そこまで言い掛けた俺はあることに気づき凍りついた。「なっ」頭がおかしくなったのかと思った。あれほどの大事故にあったにもかかわらず、俺の体は擦り傷一つ負ってなかった。それはいい。問題はその鍛え抜かれた体がまるで見覚えのないものだったことだ。
「からかってんのか？総司。」動揺する俺に構わず、優男は呆れたような視線をこちらに向けた。
「新選組隊士沖田総司、それがてめぇだろうが。でなけりゃ、一体誰だってんだ？」
当然というような表情で告げられ、更に動揺する。新撰組といえば、１５０年以上前、幕末の京都で幕府打倒を目指す浪士たちの取締に当たった剣客集団だ。沖田総司はその新撰組の一番隊隊長として活躍した天才剣士だったはず。
男は俺がその沖田総司だというのだ。現実的にありえない。過去にタイムスリップするはずも、まして沖田総司になるなんてことが起こるはずがない。一体なんの冗談なんた？そう問い詰めようとして、俺は更に驚いた。俺の脳裏に何故か目の前の二人の名が浮かんだのだ。近藤勇に土方歳三。そして、彼らが新選組の局長と副局長だということも。
「まだ疲れが残っているようだな。総司、今日はゆっくり休め。」
それだけ言うと、俺を沖田総司と信じる二人は、呆然とする俺を残して部屋を出て行った。ふざけるな。これはやっぱり夢に違いない。きっとあの交通事故の後に病院へと運ばれ、そのベットの上で悪い夢を見ているのだ。あまりにも受け入れがたい状況に、俺は寝床を抜け出すと、部屋の外へ出ようとした。だが、障子戸を開けて、縁側を出たところで、その足が止まった。縁側に面した中庭で、十名ほどの若者たちが木刀を振って稽古をしていたのだ。その誰もが侍の格好をしている。そして、赤地に「誠」の文字が浮かぶ旗。そんな。。。すべてが初めて見たはずの光景だった。それにもかかわらず、すべてに見覚えがあった。ここは新選組の壬生の屯所だと、あるはずのない記憶が告げていた。瞬間、俺は悟った。どういう原理かわからない。だが、俺は時代を飛び越え、新選組の剣士沖田総司になってしまったのだと。