《伊索寓言》原书名为《埃索波斯故事集成》,是古希腊民间流传的讽喻故事,经后人加工,成为现在流传的《伊索寓言》。《伊索寓言》是一部世界上最早的寓言故事集。
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アリ
アリは、むかしは人間でした。
その人はお百姓でしたが、自分の畑でできるものだけではまんぞくしないで、となり近所のお百姓の畑の作物をうらやましがって、しょっちゅうぬすんでいました。
ゼウスの神は、「こんな欲ばり人間は、ゆるせない」
と、おこって、この人をわたしたちがアリと呼ぶ生きものに、かえてしまったのです。
けれどもこの人は、アリに姿がかわっても、性格はかわりませんでした。
その証拠に、いつでもあちらこちらの畑を歩きまわって、よその人のオオムギやコムギをひろっては、自分のためにためこんでいます。
生まれつき悪い人は、どんなにひどくばっせられても、それで性質がかわることはないということを、このお話しはしめしています。