沪江

横滨中华街老字号中华料理点“聘珍楼”因搬迁闭店

米亚 译 2022-06-09 06:15

日本を代表するチャイナタウンである横浜中華街の老舗、聘珍樓(へいちんろう)横浜本店が5月15日、移転のため、惜しまれつつ閉店した。「横浜中華街のシンボル」的存在だった同店がこの地から消えることは、日本の中華料理界において一体何を意味するのか、考察してみた。

横滨中华街是日本最具代表性的中国城之一,其中一家老店聘珍楼横滨总店5月15日起因搬迁原因遗憾闭店。这家店曾经是“横滨中华街的象征”,它的消失在日本的中华料理界到底意味着什么呢?今天一起来探讨一下。
 

老舗中華料理店が閉店

老字号中华料理店闭店

聘珍樓(へいちんろう)といえば、横浜中華街を代表する老舗だ。創業は1884(明治17)年。同社のホームページには「日本で現存する最古の中国料理店」とあり、それを証明する当時の貴重な写真が掲載されている。

聘珍楼是横滨中华街的代表性老字号店铺。它创业于1884年(明治17年)。该公司官网上还介绍自己为“日本现存最古老的中华料理店”,并且刊登了当时的珍贵照片来证明这一点。

横浜中華街発展会協同組合の資料では、当時は1階にたばこ店があり、2階がレストランだった。関東大震災や戦争の影響で店舗が倒壊したこともあったが、現会長の林康弘氏が再興し、1986(昭和61)年から中華街のメインストリートである中華街大通りで営業していた。

根据横滨中华街发展会合作社的资料可知,当时的聘珍楼一楼是香烟店,二楼是餐厅。虽然店铺曾因关东大地震和战争等原因遭到损毁,但现任会长林康弘再次将其复兴,自1986年(昭和61年)起就在中华街的主干道,即中华街大道中营业。

エントランスの両側に竹が植えられた重厚感の漂う店構えは他の中華料理店と一線を画しており、記憶にある人も多いだろう。横浜中華街を訪れる観光客にも人気で、「横浜に来たからには、一度はあの有名な聘珍楼でおいしい広東料理を食べてみたい」という人も多い憧れの存在だった。1990年代に一世を風靡(ふうび)したフジテレビの料理番組『料理の鉄人』で人気を博した周富徳氏が、コック(総料理長)を務めていた時期もあった。

聘珍楼的店面风格和其它中华料理店截然不同,入口两侧种满了竹子,整个餐厅很有厚重感,让人印象深刻。来到横滨中华街的游客们也很喜欢这家店,很多人十分期待到这里品尝美食,称“一来到横滨,就想到有名的聘珍楼吃一顿美味的广东菜”。二十世纪九十年代,富士电视台的料理节目《料理的铁人》曾风靡一时,其中人气很旺的周富德曾在这里担任总厨。

今回の移転に伴う閉店の理由について、同社は「コロナ禍で時期が早まったが、前々から予定していた」としており、移転先や再開時期については明らかにしていない。

对于此次搬迁闭店的原因,聘珍楼表示“虽然受疫情影响我们提前了搬迁的时间,但搬迁本身是很早之前就已经决定的”,而且尚未透露搬迁地点和重新开店的时间。

移転先がまだ分からない段階ではあるが、横浜中華街のシンボル的存在である同店が中華街大通りから消え去ることは、多くの中華街ファン、そして日本の中華料理界にとって大きな出来事だ。「中華といえば横浜中華街」といった日本人の中にあるイメージが崩れていく、ある意味で象徴的な出来事でもあると思う。

目前大家尚未得知店铺的搬迁地址,但作为横滨中华街的一大象征,聘珍楼从中华街大道的消失对很多中华街粉丝和日本的中华料理界来说都是一件大事。毕竟“说起中华料理就是横滨中华街”这个在日本人心中的固有印象开始破灭,从某种意义上来说,这也是一件极具象征意义的事情。

本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。

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