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羽生结弦能否在北京冬奥会实现三连冠?

Shiro译 2022-02-22 06:15

フィギュアスケートの羽生結弦が今年2月の北京冬季五輪で五輪3連覇を目指す。昨年12月の全日本選手権で挑んだ前人未到の大技・4回転半ジャンプの成功を誓う。AERA 2022年1月17日号の記事を紹介する。

花样滑冰选手羽生结弦将在今年2月的北京冬奥会上剑指奥运会三连冠。去年12月的全日本锦标赛,发誓要挑战从未有人做到过的大招・4周半跳。下面是AERA 2022年1月17日号刊的报道。

羽生結弦の一挙手一投足に視線が注がれる。この数年は当たり前になったことだが、昨年12月の全日本選手権はとりわけ注目度が高かった。

羽生结弦的一举一动都备受关注。虽然这些年来都是理所当然的事情,但是去年12月的全日本锦标赛尤其引人注目。

今季の初戦であることに加え、右足首の負傷の状態、前人未到のクワッドアクセル(4回転半)への挑戦、そして4年間、明言してこなかった今年2月の北京五輪への思い──。数々の疑問があった。王者は、演技で、言葉で、一つずつ答えていった。

这是本赛季的第一场比赛,再加上右脚踝受伤的状态,挑战前所未有的四周半(4周半),以及对4年来从未说过的对今年2月的北京奥运会的想法。大家有很多的疑问。王者用他的演技和语言一一做出了回答。

開幕前日の22日は公式練習を欠席し、開会式に参加した。引き締まった表情に覚悟がうかがえた。

22日开幕前一天,他缺席了正式训练,只参加了开幕式。从他紧绷的表情中可以看出他的决心。

最初に見る者を驚かせたのは23日の公式練習だ。羽生は最後の5分間でいまだ成功例のないクワッドアクセルに挑んだ。

最先让观众感到惊讶的是23日的正式训练。羽生在最后5分钟挑战了至今还没有成功先例的四周半。

ゆったりとした助走から、体を締めて高く跳ぶ。両足着氷になったり、回転不足になったりしながらも、3度着氷した。

先是缓慢地助跑,然后收紧身体跳高。虽然双脚结冰或旋转不足,但还是坚持了3次。

昨年4月以来の挑戦

去年4月以来的挑战

羽生が公の場で、この技に挑戦したのは、昨年4月の世界国別対抗戦のエキシビションに向けた練習以来だった。この時はスピードをつけた助走から力を振り絞って跳び、強い衝撃音とともに氷にたたきつけられていた。比較すれば、今回は明らかに成功に近づいていた。

这是羽生继去年4月世界国别对抗赛练习后,首次在公开场合挑战该技术。那时他加速助跑,用尽全力跳了起来,伴随着强烈的冲击声,他的身体重重落在了冰面上。相比之下,这次明显接近成功了。

練習後に取材に応じた羽生は、右足首の不安はなくなったことを明かし、この日の練習を解説した。

练习结束后,羽生接受了记者的采访,他表示右脚踝的不安已经消失,并对当天的练习进行了解说。

「自分の中で軸作りが一番大事だと思っていたので回転はそんなにかけていない。軸をちゃんと早く作れれば、回転も速く回れる。その意味で前よりは(スピードを)落とした」

“我认为自己心中制作轴的平衡是最重要的,所以没有花那么多时间旋转。如果能尽快制作轴的话,旋转也会更快。从这个意义上来说,我比以前放慢了(速度)”

会場で見た羽生の少年時代のコーチ、都築(つづき)章一郎さんは、軸を作ることを優先する羽生のアプローチは正しいと言う。

在会场见到的羽生少年时代的教练都筑章一郎先生说,羽生优先制作轴的做法是正确的。

「軸がぶれないでコマと同じようにまっすぐ立てれば、横ぶれしない。回る軸が点に近くなれば、速く回れる」

“如果轴不晃动,像陀螺一样站直,就不会横向晃动。如果旋转的轴离点近,就能快速旋转。”

さらに羽生はこの取材で、こう話した。

此外,羽生在这次采访中这样说道。

「(クワッドアクセルの)延長線上に北京はあるかもしれないと腹をくくってここまできた」

“(四周半的)延长线可能在北京的时候做,所以我下定决心走到了现在。”

五輪を目指すという意味かと問われると、

如果你问我这是否意味着我要去参加奥运会,

「はい」

“是的”

と答えた。連覇した2018年の平昌五輪以降、北京五輪への意思を明確にしたのは初めてだった。

如此回答道。这是羽生继2018年平昌冬奥会蝉联冠军后,首次明确表示要参加北京奥运会。

北京五輪の男子の出場枠は3。全日本で優勝すれば、自動的に代表に決まる状況だった。ギリギリのタイミングまで五輪への思いを封印したのは、クワッドアクセルの成功にすべてを注いでいたからだった。

北京奥运会男子项目的参赛名额是3个。当时的状况是,如果在全日本获得冠军,就会自动入选国家队代表。之所以在最后一刻还保留着对奥运会的想法,是因为他将全部精力都倾注在了四周半的成功上。

ピアノのバージョンで

使用钢琴版演奏曲

翌24日のショートプログラム(SP)は新たなプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」のお披露目となった。

在第二天24日的短节目中报道了新节目的表演曲是《序奏与回旋随想曲》。

バイオリン演奏が主流の曲だが、ピアニストの清塚信也さんに編曲と演奏を依頼し、アレンジしてもらった。「ピアノのバージョンで滑ったらより自分らしくなる」と考えたからだ。

虽然是以小提琴演奏为主流的曲子,但请钢琴家清冢信为其编曲并演奏,进行了改编。因为他认为,“钢琴版本的滑冰,会更有自己的风格。”

羽生が以前、ピアノ曲について、語ったことがある。

羽生以前关于钢琴曲这样说过。

「一つ一つの音が繊細。ピアノソロだからこそ出てくる旋律や音楽のきれいさ、シンプルさがある」

“每一个音符都很细腻。正因为是钢琴独奏,演奏出来的旋律和音乐才动听、纯粹”

「(僕の)イメージだと音符があって、その上を振り付けをしながら滑っていく」

“(我的)想象是有音符的存在,在此之上一边跳舞一边滑行”

14~15年シーズンから2季連続で使用したショパンのピアノ曲「バラード第1番」について15年夏に話した時だった。この曲を平昌五輪でも使用し、連覇を成し遂げた。

关于2014 ~ 2015年连续两季使用的肖邦钢琴曲《第一叙事曲》这件事,是2015年夏天说的。平昌冬奥会上也使用了这首曲子,从而实现了连冠。

「もともとの物語とかそういうのがなく、それを表現する」のがピアノ曲の難しさでもあると言う。ただ、その分、自由に曲に意味を込めることもできる。羽生は振付師やコーチ陣と意見交換を重ねながら、今季の新プログラムの物語を作った。

“本来是没有什么故事内容的,将它表现出来”是钢琴曲的难点。但是,相应地,也可以自由地在曲子中加入意义。羽生与编舞家和教练组反复交换意见,创作了本季新节目的故事。

前半は切なさがあり、繊細でゆったりとした振り付けが特徴だ。

前半部分有悲伤的感觉,纤细舒缓的舞蹈动作是其特征。

「暗闇から、思い出が色々ちらついて、自分が歩んできた道のりみたいなものが蛍の光のようにぱっと広がって」

“各种回忆从黑暗中闪过,自己走过的道路像萤火虫的光芒一样突然扩散开来。”

最高の形でフリーに

以最棒的形式与自由相连

最初のスピンを終えた後は力強い鍵盤をたたく音が響く。「そういうのを全部エネルギーにして、何かに向かってがむしゃらに突き進んで、最後は意識が飛んでいるような感覚の中で何かをつかみ取る物語」

第一个旋转结束后,响起强有力的琴键敲击声。“把这些全部化为能量,不顾一切地朝着什么前进,最后在意识飞一般的感觉中抓住什么的故事。”

初めての挑戦で、その世界観を表現した。三つのジャンプを成功した以上に驚かせたのは演技構成点だ。「曲の解釈」は10点満点。「練習では1回もノーミスでできていなかった」というプログラムを見事に演じきった。111.31点をマークし、首位に立った。

第一次挑战,表现了那样的世界观。比成功完成3个跳跃还更令人吃惊的是表演结构。“曲子的诠释”满分为10分。完美地演绎了“练习时一次也没有失误”的节目。最终,他以111.31分的成绩暂居首位。

苦労を経て、つかみ取る。羽生がSPで表現したのは、クワッドアクセル成功への自身の道のりでもある。最高の形でフリーにつなげた。(朝日新聞スポーツ部・岩佐友)

经过艰辛,终于抓在手里。羽生在SP中所表现的,也是自己走向四周半成功的道路。以最棒的形式与自由连接完成。(朝日新闻体育部·岩佐友)

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