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日本艺术:东京美大生用石头做成的寿司引发热议

六六 译 2021-05-20 06:30

脂ののったサーモン、ぷりっとしたエビ、つややかなホタテ。

肥美的三文鱼、富有弹性的虾、光洁的贝类。

これ本当に全部、石...?

这些真的全都是石头……?

ある美大生が卒業制作で作った「寿司」が、「本物にしか見えない」「ただただすごい」などとエスエヌエスで話題を呼んでいる。

一位美术大学的学生的毕业作品“寿司”在社交网络上引起了热议,不少网友表示“这看起来像真的一样”“只能说好厉害”等等。

作者は、東京都内の美大を春に卒業する4年生のはまさん(@ha_ma_73)。

作者是将于今春毕业的东京都内的美术大学的四年级学生hama桑(@ha_ma_73)。

『いただきます』と題する作品は、49の寿司をすべて石で作っている。

这个题为《我开动了》的作品由49个用石头制作的寿司构成的。

どうやって作った?

如何制作的?

石でできているとは思えないほどリアルで、ネタの血合いやツヤといった細部まで丁寧に再現されている。

逼真得让人无法想象这是用石头做的,连寿司材料的血丝、光泽等细节都十分细致地还原了出来。

はまさんによると、石を研磨機で粉にして固めることでネタの柄を表現したり、石の粉を調合して色を作ったりしたという。

据hama桑所说,先用磨床把石头磨成粉,然后在凝固过程中绘出材料的纹路,或是用石头粉调出相应的颜色。

シャリは大理石を使用。大学構内や川に落ちていた多彩な色や種類の石を集め、「ネタ」の材料にしていった。

醋饭(寿司的米饭)是用大理石做的。他收集了散落在大学校园、河边的各种颜色和种类的石头,做成“寿司”的材料。

売れ残りをバケツに入れて廃棄

卖剩的寿司丢进桶里扔掉

作品をよくよく見ると、思わずギョッとする。

如果仔细观察这个作品的话,会冷不丁地被吓一跳。

耳や鼻、指など人体の一部がネタになっている寿司があるのだ。

有一种寿司是以耳朵、鼻子、手指等人体的一部分为材料的。

はまさんに意図を尋ねると、実は「食品ロス」に対する思いが込められているという。

当被问到这样做的理由时,hama桑称在作品中加入了自己对“食品浪费”的看法。

はまさんはバイト先のスーパーで、鮮魚のパック詰めをしたり、ぶりなどの魚をさばいたりしている。

hama桑在兼职的超市里,做着包装鲜鱼的工作,有时也负责处理鰤鱼等鱼类。

「閉店間際になると、売れ残りを大きなバケツに入れて、翌朝には処理をするトラックに持って行ってもらいます。『捨てといて』と頼まれるたびに、『同じ生き物なのにどうしてこんなにも命が軽く扱われるのだろう』という疑問がずっとめぐっていました」

“在超市打烊的时候,会被要求把卖剩的鱼装进大水桶里,第二天早上再提到处理剩鱼的卡车上。每当被吩咐‘记得扔了’时,都有一个疑问一直盘旋在我的心头:‘同样是生物,为什么它们的生命会被如此轻贱地对待呢?’”

そこで、人の体を寿司のネタに見立てて表現することを思いついたという。

于是,便有了将人体比作寿司材料来表现的想法。

「アートの意図を作品だけで100%伝えるのは難しいのですが、シャリの上に乗っていれば、人はそれを『食べ物である』と認識すると思いました。人体をシャリに乗せて他のネタと混ぜることで、『自分たちと同じ命を食べている』など、どんな形であれ何かしらの気づきがあればいいなと思いました」

“仅靠作品很难将艺术的意图100%传达出去,只要有东西放在米饭上,人们就会认为那是‘食物’。把人体器官放在米饭上和其他材料混在一起,我想不论以怎样的形式,只要人们能稍微注意到‘正在食用和自己同样平等的生命’就好了。”

コロナ禍でも見てほしい

即使是疫情期间也希望人们能看到

はまさんの作品は、国立新美術館(東京都・六本木)の「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」で展示されている。

hama桑的作品目前正在国立新美术馆的“东京五美术大学联合毕业・结业作品展”中展出。

エスエヌエスで作品の写真を投稿した理由について、はまさんは「2020年の五美大展はコロナで期間短縮になりました。今年は通常通りの開催でしたが、やはり人が少なくなったように感じています。エスエヌエスならたくさん人の目に入ると思い、投稿しました」と明かす。

至于为什么在SNS发布作品照片,hama桑表示:“2020年的五美大展因为疫情缩短了时间。虽然今年如期举办了,但还是感觉人少了很多。我觉得如果发表在SNS上的话应该会有更多人看见,所以就投稿了”。

「大学では素材として比較的人気がない石ですが、私は昔から石が好きで、自分が死んだ後も作品として残り続けるのでとても惹かれました。自分が生まれるよりもっと昔にできた石から作品を作ることの楽しさ、たくさんの種類の石が持つ魅力を、多くの人に伝えられて嬉しいです」

“大学里石头并不是很热门的素材,但我从以前开始就很喜欢,因为它们在我死去后也会继续作为作品存在下去,这一点很吸引我。很高兴能让那么多人了解到把比自己岁数还大的石头做成作品的快乐,以及拥有许多种石头的魅力。”

本内容为沪江日语原创翻译,严禁转载。

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