沪江

日本如何变成了“加班天堂”?

紫润少爷译 2017-02-21 06:30

「サービス残業」や「ブラック企業」がはびこる現代社会。ガールズちゃんねるでは2月13日、「日本が残業天国・残業が当たり前となったのは何故ですか?」というスレッドが登場し議論が起きていた。

现代社会 “无偿加班”、“黑心企业”泛滥横生。Girls Channel2月13日出现了题为“日本成为加班天堂·加班被认为理所当然是为何?”的帖子,由此引发讨论。

スレ主の母は今の世の中で残業が常態化しているのを見て「現役で働いていた頃はこんなことなかった」と言うそうだ。「たまにあるからこそ残業。だからこそ私(投稿者)を育てることができた」と母親の談。この発言を聞きスレ主は、現在は仕事量が増え、社員の奴隷化や人材の使い捨て横行しているとし、不満と疑問を投げかける。

帖主的母亲感慨于当今社会加班成常态“当时我上班的时候还不是这样的。” “偶尔为之才叫加班。所以才能把我(投稿者)养大”。听了这样的说法,贴主对于现在工作量增加、社员奴隶化、人才一次性使用等泛滥横行的现象报以不满和疑问。

「一部のホワイト企業と公務員様を除いて、定時なんかで帰ったら会社に居場所がない風潮…。何故こんな社会になってしまったんでしょうか?」

“除去一部分好的企业和公务员大人,许多公司都有准时回家就会在公司失去立足之地的风气……为什么会变成这样的社会呢?”

「残業代ありきの給与体制」+「日本人の気質」=残業天国?

“加班费另算的薪资体制”+“日本人的性格”=加班天堂?

こんな社会になってしまった外因的な要因として「残業代ありきの給与体制」が挙げられている。出来ればやりたくないが基本給が少ないため「ある程度やらないと生活が苦しい」と残業をする人も多い。

造就这样社会的外部要因是“加班费另算的薪资体制”。尽管不想加班,但基本工资少,所以“某种程度上来说,不加班生活会变得艰难”,因此加班的人多。

また、精神的な要因として「日本人の真面目さ」「自己犠牲が美徳」「周りと違うと変な目で見られる」ということもあり、早く帰れば文句悪口を言われるだけでなく。

另外,作为精神方面的要因是“日本人的认真”“自我牺牲是美德”“和周围人不一样的话会被觉得是异类”等等观念,早早回去的话不仅只是被抱怨还会被说坏话。

「本当は定時で帰れるのにいつまでも帰らないおっさんがいて、周りも気を付かって帰れません」

“本来能够按时回家的,但有个大叔一直不回,搞得周围人很在意,也不能回去”

という事態も起きているという。

也有这样的情况。

一方で「一人当たりの仕事量が多い」「残業しないと成り立たない」と人員不足を指摘する人もいる。人件費削減のために必要最低人数で回している企業も少なくない。

另一方面,“人均的工作量大”“不加班的话无法完成”等,也有人指出人员不足的问题。因为人工费的削减,不少企业就只留有必需的最低人数。

また、スレ主が「様」付けで呼ぶと公務員も決して全員が定時上がり、ということはないようだ。

还有,被贴主称作“大人”的公务员也并不是全都能按时回家的。

「公務員様の様は余分。始業前、終業後も前&残業やってる公務員も存在してる」

「みんな定時で帰れるなんて幻想。サービス出勤・残業もあります」

“公务员大人的大人是多余的。也有在工作时间前后加班的公务员”

“公务员都能按时回家简直就是幻想 。无偿上班、加班也是有的”

「モーレツ社員」がモーレツ過ぎた結果、現代社会人が必死に残業

“70年代的企业战士”过于努力的结果是现代社会人一个劲地加班

日本の残業文化は高度成長期の名残、という指摘もあった。当時は「残業すればするほど残業代が出たから、お金が欲しい時にはわざとゆっくり仕事して残業をする人もいた」という。またその時代は毎年給料も上がっており、希望は見えていた。

也有人指出,日本的加班文化是高度发展期后的余波。当时是“加班越多加班费越高,有人在需要钱的时候就故意慢吞吞做事然后加班”。而且那个时代每年的工资也会上涨,让人能看见希望。

しかし、今は昇給も終身雇用の保証もないのに、当時のいわゆる「モーレツ社員」が作り上げた美徳のみ残ってしまっているというのだ。

但是,现在无论加薪还是终身雇佣的保证都没有,留下的只有当时所谓的“企业战士”虚构的美德了。

また、最近は消費者意識の高まりからサービスが過剰になりている。「当日配達」や「24時間営業」などは最たる例だろう。

还有,最近消费者意识变高造成服务过度。“当日送达”“24小时营业”就是最典型的例子。

「日本人のおもてなしサービス精神は自分達を苦しめてることになるね」

“日本人的招待精神让自己陷入痛苦的境地”

残業対策についても、会社ごとに差が出てきている。大手企業で働いている人は「入社すぐは月150時間残業していたけど、最近は月80時間厳禁になった。日曜の出勤も禁止。これから変わっていくと思う」という。一方で、下請け企業従事者は「自殺者の出た某業界だけど、一社だけ変わってもねえ…」と憂う。

关于加班对策,每个公司有所不同。在大型企业工作的人说,“刚入社时一个月150个小时的加班时间,最近对于加班时间严苛到一个月80个小时。周日的上班也是禁止的。这之后估计还会有所变化。”另一方面,所属派遣企业的人则很担忧,“这是出现过自杀者的行业,仅仅是一家公司改变也没用……”

性質、時代、会社の風土……残業天国な理由は人それぞれだろう。日本人が理不尽な残業から解放される日は来るのだろうか。

性质、时代、公司的氛围……加班天堂的理由各人有各人的说法。日本人从这不讲理的加班中解脱的日子会到来吗?

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