沪江

山神送来的新娘

2011-03-05 13:25
日本神话,寓言故事.关键词:親孝行 鬼ババ 長者
山の神がくれたお嫁さん むかしむかし、あるところに、病気の母親と親孝行の息子がいました。 ある日、息子が山で働いていると、やぶの中からしらがの鬼ババが出てきました。 そして、息子のお弁当をのぞいて言いました。 「病気の母親にも、そんなにそまつな飯を食わせているのか?」 「母親には、ちゃんと白いご飯を食べさせているよ」 息子が答えると、鬼ババは、 「そうか、そうか。ではあと十日したらお前の家に行くから、白いご飯をたいておけ」 と、言って、やぶの中に消えてしまいました。 十日たって息子が白いご飯をたいて待っていると、外からドスンときれいな箱が落ちてきました。 箱を開けてみると、中にはきれいな娘が入っていて、 「山の鬼ババに、ここの嫁になれと言われました」 と、言うのです。 息子はよろこんで、娘をお嫁さんにしました。 お嫁さんは、隣村の長者の娘でした。 話しを聞いた長者も親孝行で心のやさしい息子が好きになって、たくさんのお金をわたしてやりました。 それで三人は、幸せに暮らしました。 あの鬼ババは、本当は山の神さまだったのです。